2016年11月12日土曜日

伊勢市 / 岡田屋

■ 食べたもの
カレー伊勢うどん 750円

■ 感想
伊勢神宮内宮前の…… おかげ横丁?おはらい横丁?? そんな感じの参道のお店。
伊勢うどんの有名店、だと思う。わたしが名前を知っていたので。
ちょうどついたのが真昼間の昼食時で10人くらい並んでいましたが、ここでカレーうどん食べる! と決めて来たので、大人しく並んで順番を待ち、入店。

お店の中はとってもきれい。有名人の来店時の写真とかサインとかたくさん掛けてありました。
やっぱり有名なお店なんだ~、という雰囲気。
オーダーは入店順に伺います、ということでオーダーまでしばし待たされましたが、無事カレー伊勢うどんを注文。



ちょっと待たされて出てきたカレー伊勢うどんは、浅い平たいお皿に乗っていました。
元画像間違って消しちゃったんで変な切れ方しててすみません(-_-;)

敷かれた太い伊勢うどんの半分に、長葱の緑のとことお肉がちょっと入ったどろどろのカレーが掛かっています。残り半分には伊勢うどんのタレと小葱が。

カレーはあっさりとした、やや味の薄めの小麦粉カレーです。どろどろだから、火傷しそうに熱々。
お肉もお葱もちょっとで見た目が淋しいうえ、お味薄めなので、若干物足りない感じ。
スパイスの香りはほんのりするけど、味自体が薄めねぇ…… と思いながら、タレに浸かった方のおうどんを食べたら…… 味濃っっしょっぱっっ!!!!!

これはアレか!
混ぜて食べるアレか!
お好みに味変しろと言う方針か!

と気付いて、味の薄いカレーに味の濃いタレを混ぜ込んで、ずるっとうどんをすすってみると。
タレのしょっぱ辛さがカレーにパンチを与えて、合う。
あっさりしたカレーに醤油の香りが加わってスパイスが立ち、食欲をそそる香りになる。

…… なるほど。
タレと合わせて一つの味として完成するようになってるんですな。
もともとカレーと言えば「醤油をさすもの」 という文化の中で育っているので、醤油の香りのカレーは性に合うの。
タレがかなりしょっぱ辛いので混ぜる分量には注意が必要ですが、こうやって混ぜることで自分好みの味を作れるのは楽しいと思いました。
混ぜ具合をいろいろ変えて好きな味を模索するのは、スリランカとか南インドとかのあのカレーを思い出す。ぱらぱらの長粒米ではなく、こちらはもっちりとした伊勢うどんですが(笑)

そう。伊勢うどん、昔一回だけ食べたことがあるものの、あんまり覚えてはいなかったのです。
ほとんど初めて食べるようなものだったわけですが。
すごくもっちりとしてるのね。
くたくたに見えて意外とお箸じゃ切れない弾力があり、つるっとしていなくてもちもち。
うどん自体もかなり太いですよね。
むにゅむにゅと噛む楽しみがある麺って珍しいような。
なかなか面白い食物だと思いました。

カレーうどんとしてはシンプルで豊橋のときのスパイシーなカレーの香り高さ、食べ応えはありませんでしたが、タレを混ぜて自分で味を完成させる楽しさ、カレーと醤油の絶妙なコンビネーションは、味わう価値があると思います。ここでしか食べられない味、という希少性というか。
そう言う意味では、来て良かった。
うどんの麺自体も面白かったしね。

■ ついでに
このうどん屋さんから内宮方面に上がったところに大き目のお土産センターみたいなところがありまして、その脇にソフトクリーム売ってるんですが…… 伊勢海老ソフトクリーム…… 食べてしまったwwww
本当にエビの殻みたいな味がした! そんな味のするソフトクリーム!
美味かったんだかなんだか解りませんが、不味くはなかったです。でも明らかにエビの殻から取った出汁みたいな味だった!
これこそ一食の価値があると思ったよw(400円)

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