2017年12月26日火曜日

レトルト / MCC ホットドライカレー 業務用

結果的に年内最後のカレーとなりました。
お昼休みの教室ランチに、常温でいただいたレトルトカレー。
袋のままでもこぼれなさそうな粘度表記、そして子供とは分け合えなさそうな辛口表記のこちらのカレーをいただきました。
天下のMCC様の、業務用パック「ホットドライカレー」です。



常温でいただきましたので、多分粘度は割増気味だとは思うんですが、期待に違わぬすっごいどろりカレー。
というか、これは液体要素がない。
どろどろで、逆さにしても落ちなそう。なるほど、こぼす心配はなさそう。
安心していただきましたら。

辛口、というか、しょっぱい。
辛いは辛いでも塩気の辛さと言う印象。
うん、塩辛い。

具材は「ドライカレー」と言うと挽き肉がたっぷり入ってる印象ですが、挽き肉にカレー粉風味をまぶしたいわゆる「ドライカレー」というよりは、やっぱりどろりとした粘液質の中に挽き肉が入ってる、という感じで、ドライカレーという言葉から連想するような具が主体のカレーを想像すると肩透かし。
とは言え、レトルトとしてはやはり具沢山ではあり、そういう意味では悪くはない。
ドライカレー、と書いてなかったら、絶対「すごい具材感!」って大喜びで書いてたと思う。

原材料見るとかなりお野菜や豆類なんか、加えてレーズンまでも入ってるようですが、食べてるとあまり感じないかな。
ただ、具材的な噛む系の食感はあるので、その辺に存在を感じるべきかも。
お味的にはカレーと一体化しちゃってて気づきにくいと思います。

そうなんですよねー。
せっかく具材がいろいろ入ってる風なのに、カレー自体の味(特に塩気)が強すぎて、具材がそこに飲み込まれちゃってる感じがするんですよね。
一体感があるのは良い事なんだけど、没個性化してるというか。

常温で食べたから余計に複雑なお味がわかりにくい、という点はあるかもですが(塩気を強めに感じるのも、温度が低いせいかもですよね)、若干単調なお味な印象で、そこが勿体なかった感じ。
温かかったらまた味わいが違ったかも。

不味くはなかったけど、どろり濃厚塩辛く若干単調みの強いカレーでした。
常温だと辛くない。そう、言うほど辛くはなかったです。


2017年12月24日日曜日

レトルト / 北の文明開化 五島軒 函館カレー

ちょっと古い話になってしまいましたが、いただきものの「五島軒函館カレー」で朝カレーしまして。
感想をメモっていなかったので、思い出しつつ書き書きしときます。



欧風レストランカレーの王道、と言った風体のレトルトカレーでした。
ソースが美しい濃褐色で非常になめらか。具材は食べやすい1cm角に満たない程度の人参、じゃが芋とお肉がそこそこの存在感で入っており、切り方が画一的という意味ではレトルト感ありつつも、具材量やソースの光沢、香りは十分お高い雰囲気で、レトルトと馬鹿にするのは勿体ない。
パッケージにも「手作り風」と書いてありますが、実際に、レトルト感よりは「きちんと作った感」のほうが勝っていたと思います。

ソースのお味は濃厚ですが、塩気に頼ったような強さではなく、ブイヨン系のお出汁の利いた濃厚さ。お肉自体は豚肉らしいですが、ビーフブイヨンにビーフパウダー、チキンブイヨンと入っており、肉系の出汁を利かせてきてます。
そして実際、肉系の旨味の強い濃い味系。

お肉は若干ぱさっとしていましたが、じゃが芋は柔らかく、でも柔らか過ぎず、良い食感。食べ口にも存在感があり、悪くないです。
表記は「中辛」なのですが、味が強いせいか、やや辛く感じました。辛口寄りの中辛です。
子供には少し辛いかな、と思ったのですが、美味しいと思えるレベルの辛さだったようで(でもご飯の減りは早かったw)、辛めって感じで美味しい、という感想でした。

成分表では脂質が高めなのですが、オイリー部分はバター系なのかな。
ソースが滑らかなのは脂質ゆえ、と言われると納得してしまうような、そういう「脂質感」で、もたれる感じはしませんでした。肉の脂だとちょっと重くもたれる感じがあるんですが、なかったですねぇ。

全体的に、レトルト臭の少ない上品なカレーだったと思います。
すごく特徴があるわけではないんだけど、無難な高級感(レトルトにしては)で上手くまとめた欧風レストランカレー、という表現がぴったりくるカレーでした。
複雑なお味ではないんだけど丁寧さはあるような、日常の中のちょっと良いもの、という感じがしました。

五島軒:http://www.gotoken.hakodate.jp


2017年12月15日金曜日

ベースソース / インドパキスタン料理 デリー デリーカレーやや辛口

美味しいカレーが食べたいな。
お肉を入れたコンソメスープが少し残ってたから、カレーにリメイクしても良いかな。でもカレーにするにはスープが足りない。具ばっかり残ってる。
と思ったところで、こちらのカレーベースを買ってあったことを思い出しました。
見切りで買って、今月賞味期限だった。



というわけで、残った少量のスープを取り分けて具だけにした豚肉入りコンソメスープ(回りくどいw)の鍋に、カレーベースを入れてみた。
かの有名な名店「デリー」の、辛さ☆1つの「デリーカレーやや辛口」です。

パウチを開けると、澄んだスープ。
さらさらスープが全部出切った後に、どろどろっとした濃厚部分がぼたぼたと落ちてきました。
旨み部分は底に沈んでいたらしく、これ、振ってから開けるべきだった。
と思いながら、お鍋の中身を良くかき混ぜて分離した上澄みとソースを馴染ませて、着火です。

色味は赤みのある褐色風。
どろどろ部分を混ぜても、かなりさらさらなスープタイプのカレーです。
具材は皆無。ベースとして、具材を入れて使ってください、というスタンス。
温まるとほんのりと、スパイスの香りが立ち上ってきました。
少し焦げ感のある香り?

と思いながら、温まったさらさらカレーソース(+具)をご飯にかけます。
黄色い、硬めに炊いたカレー粉ご飯です。
さらさらの褐色のスープをひたひた程度に。
そして、一口いただきました ら。

おお??
焙煎系の少し苦味のあるスパイスの香りが良い感じ。
☆1つだけど、結構シャープな辛さです。子供にはちょっと辛いかも。
でも、ごくごく飲みたくなるような後を引く旨みがたっぷり詰まってる。
さらさらで味わい的には油分の少ないあっさり系なのに、すごく美味しい。香りが立ってて旨みがあって、ほんのり苦くてすっきりと辛い。
複雑な味わい。
本当に、いろんな方面の味がする。
これは旨いわ。レストランのカレーに限りなく近い味を再現している、と封入のチラシで豪語するだけのことはある。
一般のレトルトカレーが言う「名店の味を再現」とは全然違う。レトルトっぽさ、みたいなものが全然ない。スパイスが立ち、複雑な味と香りが嗅覚味覚を刺激する。
これはお高いだけのことはあった。と思ったけど、値引き後400円も二人分だから、一人分当たり200円…… むしろ安い。

ただ、子供には辛そうだったので、朝食の分にはとろとろ半熟スクランブルドエッグをソースの中にインしてあげた。
夕飯に少し残った分を再度出した際には、牛乳でちょっと伸ばしてあげた。
卵入りでも食べられるくらいの辛さではあったそうですが、牛乳入りの方すごく美味しい、と言っていました。
子供には少し癖があるし、辛さも強いのかもわかりませんね。








2017年12月12日火曜日

千種区 / 台湾カレー 千種店 三回目

二回目の感想はこちら

■ 食べたもの
台湾カレー小盛 740円
唐揚げ 120円

■ 感想
値上げしましたね、唐揚げ。
発券機がタッチパネルになっており、ちょっとわかりづらかったです。
仕事をもうすぐやめるので、辞める前にもう一回、と思って食べに行きました。
昼時を少し外していたからか空いていたのは良いんですが、時間的に、ちょっと店員さんは気が抜けてたのかな……?
台湾カレー千種店さんは店員さんが笑顔で元気で明るくて、そういうところが好きだったんですが、今日はちょっと笑顔が大人しくて残念でした(^_^;)
とはいえ、お味の方は相変わらず美味しかったです。
お値段変動したせいかミンチの盛りが少し量が減った感じで見た目は淋しかったのですが、その分油分が少なく食べやすくなっていました。
味変は相変わらずキムチ、カレー粉が好きでたっぷり使わせていただきましたが、この二つ以上に美味しいのが、もうもうもう昆布酢。
これやたら合うの。
昆布酢が合うカレーってなんか変な感じですが、これ掛けると何とも言えない独特なまろやかな甘さを感じて好き。好き。
かりっかりさくさくの唐揚げもジューシーで大変美味しく、昆布酢たっぷりでいただき、これまた相変わらず良いものだなあ、と思いました。
ミンチが減るとジャンク感は少なくなるけど、これはこれで美味しい。トッピング味変も楽しいので、これから行きにくくなるの、ちょっと残念だな。

2017年12月10日日曜日

レトルトアレンジ / ハチ メガ盛りカレー中辛 300g

http://www.hachi-shokuhin.co.jp/plenty/index.html#s2

なんとなく「安いレトルトカレー」の代名詞っぽい印象のあるハチのカレー。
中でも安さ抜群の、下手したら安売り底値税抜き68円とかで売ってるくせに2人前相当300gも入ってる、メガ盛りカレーのシリーズです。

そのまま食べても味は知れてるので(すみません)、最近の炊飯欲を満たすべく、炊き込みご飯にしてみました。

300gも入ってるので、2合でも十分味濃い目の美味しいドライカレーになりました。
炊き込むとしっかりとしたお味が均等にいきわたり、具材も美味いこと存在感が出て、安いくせに悪くなかった。
ただ、味は少し濃い目になります。
すっかり沸騰させるので辛さは飛ぶのか辛くはないんですが、味は濃い。
お弁当なんかに入れるには良いかも。

結構よかった。
公式サイト見たら、300g入りメガ盛りシリーズ色々出てるみたいなので、いろんなお味を炊き込んでみたいです。
カレーとしてかけて食べるのとはまた違ったお味が楽しめて面白いです。

2017年12月7日木曜日

レトルト / ビーフマサラカレー

おかずになるものが何もなかったので、という消極的な理由ですが、カレー食べたかったので、今日の職場ランチはビーフマサラカレー。
イオンPBトップバリュブランドです。
子供の大好きなビーフ系カレーですが、辛さ表記が大辛エリアなのと「本格インドの味」ということで子供向けとは言い難いゆえ、分け合うよりも一人で食べることを選びました。

ということで、本格インドの味、が売りらしい、トップバリュブランドシリーズ「ワールドダイニング」のビーフマサラカレーをいただきました。



パウチを開けると、ソースはややさらさらめです。
色味は褐色で、レトルト臭よりもスパイスの香りが立っており、ああなるほど、本格インドの味を目指した方向性については判ります、という雰囲気があります。
お肉は大きな塊がごろっと。
一つだけではありますが、これだけ大きいと存在感と言うかインパクトで、なんか豪勢な感じがしますな。
具材はお肉のほかにおじゃががごろごろ入ってまして、こちらも結構大きめ。
見た目も香りも悪くなく、たしかにちょっとした高級感。
「トップバリュのくせに生意気な!」と感じた、250円越えの高価格帯(トップバリュのイメージ的に)だけのことはあります。

と思いながらいただきましたら。
……ら!

これはなかなか。
苦味のあるスパイスときりっとした辛みが、スッと徹るように口の中に広がりました。
油っこくはないわりに、お肉の風味が柔らかい甘とともに香ります。
単調ではない、かといってとっちらかり感もない、ちゃんと一体化した複雑な味です。
なかなか美味い。
本格インドの味、という語もまるっきり嘘とは思えない。

本格インドの味かどうかは判りませんが、スパイスを感じるちゃんと「インド風」な味わいではあります。
ちょっと苦い風味が、油脂と玉ねぎ、野菜類の甘みによく絡んで好きな雰囲気。

大きくガッツリ感のあるお肉は煮込まれ過ぎなぱさっと感があり旨みはありませんでしたが、見た目の立派さと硬い噛み応えで存在感はばっちり。
やわらか過ぎないじゃが芋もまた、食べ応えと存在感はばっちりでした。

総じて美味しいという感想。
250円ちょっとにしては、豪勢気分を味わえる。
大辛と言うほど辛くはありませんが、辛口と言うならまあまあちょうどいい辛さでスパイスの苦味、通底する甘みとバランスよく、お値段よりは高級感あるかと。
イオンちょっぴり見直しました。

https://www.topvalu.net/items/detail/4549741012409/


2017年12月3日日曜日

レトルト / 嶋田牧場比内地鶏カレー

今日のお昼ご飯はおでんにしよう、と思ったのですが、ご飯に炊き込むものを考えるのが面倒でした。
というわけで、ご飯はカレー粉入りで炊いて、カレーご飯で食べたら良いんではないか。
おでん種の数が少なめなので、もういっそカレーとおでんにしたらいいのではないか。
という雑な思考を経て、お昼ご飯はおでんとカレー、となりました。
塩分と総量に配慮してカレーは一袋を息子が2/3、わたしが1/3食べることにしました。
分け合う。一袋を。
そんなわけで、なんとなく子供と分け合うのに良さそうかな、という理由で、比内地鶏カレーを選びました。


以上の経緯説明により、おでんと合わせて食べたということはお判りいただけたと思います。
おでんは、我が家は市販の出汁の素などは使いませんので、基本的にお味はそれほど濃くはないと思っていますが、そもそもおでん種に味があるからね。
カレーのみを味わうときとは違う、おでんに対する相対的な味評価となっていることはご理解ください。

ということで、湯煎で温めたパウチを、カレー粉入りの黄色いご飯の上にぱさーっと空けていただいたのです、が。

黄色ご飯の上にかけると、このカレー、ほんと紛うことない「黄色いカレー」だなと思いました。
一体化しそうな黄色味。
昔懐かしいカレー粉カレーのヴィジュアルとでもいうんでしょうか。
ちょっともったりした、昔っぽいカレーです。
具材も、じゃが芋とお肉が大きく、ごろごろっという風体で入っており、なんというか、家で作った昔の家庭カレーみたいな見た目。

香りはカレー粉ご飯の香りのせいでいまいちよく判りませんでしたが、あまり強くはない感じ。
お肉っぽい香りもあまりしていないかな。
見た目の肉量は多いですが、香りが移るほどの脂はないんでしょうね。

と思いながらいただきました、ら。

あっさり系。
カレーの香りも強くないですが、お味もすごくあっさり系。
見た目通り舌触りはもったり感がありますが、お味の方は口に残らないさらっとしたお味。
油脂は少なそう。調味料とかもかなり少な目っぽい感じ。
パンチはないけど優しい味です。

大きなじゃが芋はちょっと粉っぽい柔らかな食感。
お肉は大きくてごろごろしてるのは良いんですが、歯応えがある、というより「硬い」という印象の噛み心地で味がなくてちょっと残念系なのは、わたしの「比内地鶏加工品」のイメージ通り。

そう、なんか比内地鶏の加工品って(本物の生肉から調理したものはそうでもなかったと思うんですが)やたら硬くて旨みが少ない印象なんですよね。
調理済み焼き鳥とか炊き込みご飯の素とか鍋用調味肉とか結構色々食べてるんですが、どれもこれもそんな感じで、実はあまり美味しくない印象……(^_^;)

お肉はそんな感じで残念で、カレー自体も薄味系のあっさりで「すごく美味しい」という強い印象は得難かったのですが、なんていうかね……。
身体に良い感じ。
というか、「身体に悪くない感じ」??
化学調味料とかそういう味が全然しない気がする、と思って原材料みたら、これですよ。


あっさり軽めの味わいなのも大納得の、このシンプルな原材料リスト。
口に残る後味の嫌味のない儚さも、解る気がした。

ものとしては、これ、きっと良いものなんでしょうね。
身体に優しいあっさり系が好きな方には、お勧めしてもいいかも。
…… お肉の味と食感の残念さには目をつぶってくれるなら(苦笑)

おでんが化調系旨み強めなせいで余計あっさり感が強調された可能性もなきにしもあらずではありますが、一食としてのバランスで言えば、両方味が強いよりはバランス取れてたかもしれない。
そう思って納得しました。

2017年11月30日木曜日

レトルト / プラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)

本日の職場ランチ。
特に持っていきたいおかずがなかったのとカレー食べたかったので、賞味期限近めの中からチョイス。
無印良品のプラウンマサラです。
海老カレーと言うことで期待を込めていただきました。



職場ランチなので常温でいただいたのですが、常温ですら、パウチを開けたらトマト系の甘酸っぱいいい香りです。
油膜は細かい粒が浮いてる感じで、タイカレーとか、あーいうエスニックな見た目です。
そう思えば、香りもトマトだけじゃなく、ほんのり甘い南国風な香りもする気がしてきた。

と思いながら一口食べてみましたら。

パッケージの辛味表記も2/5 だし、辛くはないんだろうなあと思っていたのですが、食べてみた感想は、うん、全然全く辛くない。
むしろ甘い感じ。
とは言え、トマトベースのレトルトカレーにありがちな、トマトの甘酸っぱさとはちょっと違います。
丸みのあるまろやかな甘味です。
「クリーミー」と名に冠するだけある、丸い甘味です。クリーム系の甘さかどうかはわかりませんが、ココナッツミルクなのかな。
見た目の油滴量から想像するより油は少な目で、さらっとしててなかなか美味しい。

トマトベースのカレーってご飯に合わないイメージがありますが、このカレーはご飯で食べても美味しいです。
エスニック系だから親和性が高いのか、トマトっぽい甘酸っぱさがくどくないせいかは判りませんが、ご飯と食べても十分美味しい。
さすが無印、といったところでしょうか。

具材は小さな海老が4、5個と、たけのこが3片ほど。
他の具材がないので一見淋しくはあるんですが、このたけのこがね、良いです。とても。
厚切りでさくさくとした歯応えがあり、少量ながら存在感があるのです。
たけのこ良いな~えぐみもないし美味しい、いや美味しいというか、良い、です。
海老は煮詰まっちゃった(?)ようにぼそぼそですが、たけのこのさくさくは楽しい。

なかなか良いカレーでした。
久し振りに美味しいと思えるトマトベースのレトルトで、結構満足いたしました。


2017年11月29日水曜日

東区 / アリアナレストラン 5回目

■ 食べたもの
水曜限定ビリヤニランチ 800円
サラダ、ビリヤニ、ドリンク(ホットチャイ)
もうすっかり通い詰めなアリアナレストランの前回の感想はこちら

■ 感想
会社に退職願を出したので、辞める前にぜひ食べておきたかった曜日限定ランチメニュー、ビリヤニランチを食べてきました。
人生二度目のビリヤニ。一度目は中村区のガンダーラ
というわけで、食べログで事前調査をしてから行きました。
調査通り、出てきたのはチキンビリヤニ。
生姜の千切り、薄めの串切り生トマト2片、薄切り茹で卵2片が飾られた、全量長粒米っぽいビリヤニです。
スパイスによる着色は黄色メイン。人参の千切りと思しきオレンジ色が各所に混ざってるのもイメージ通り。
パラっ、というかサラっ、というか、日本米のようなもっちり感のまったくない炒飯、という風体。
お肉は入ってるはずなのですが見た目にはわからず、お米の中をぐじぐじかき回すと、3片ほど出てきました。
お肉は小さい。主に米、と言う感じのランチ。
と思いながらいただきました、ら。
おおおおおスパイシー!
食べログの口コミではスパイス感あっさりで辛さも少なそうでしたが、わたしが食べた感じだと、結構スパイシーでスパイスの香りが利いてる感じ。
お味もピリッとした辛さがあり、口の中がキリリと引き締まる感じ。
今日は寒いし辛いもの食べたかったので、ちょうどいいくらいの辛口加減。
美味しいです。
お米は湿っぽい感じなのにさらっとした舌触りで、ぱらっ、という感じではないですが、柔らかながらさらりと口の中を通り過ぎてゆく、噛まなくても食べられちゃうよ!という危ない雰囲気。
喉越し爽やか、みたいな。それでなくとも咀嚼の少ない早食いなのに、これは危ないww
食べログの前情報で油っこいのを覚悟していたんですが、油っこくはないと思いました。お米がサラサラなせいかもしれませんが、口に残る濃さみたいなものはなかった。
スパイスの香りと辛さは確かにありますが、さらさらとすごく食べやすい。
千切り生姜の香りも良く、こちらも良いアクセント。
一部ガリッとした歯触りの部分があり、もしかしたらホールスパイス?と思ったのも、良いアクセントと言うか、当たりを引いたような満足感。
一点が際立ったような特徴のあるスパイス使いではありませんが、香りがよく適度に刺激もあり、質の良さは相変わらず、と思いました。
作り置きなのか温度がぬるめだったのが若干残念でしたが、サーブが早いのは、昼休みと言う限られた時間でお食事を楽しむには利点です。
総じて満足なビリヤニでした。
量は多めに見えますが、食べると結構ちょうど良い感じ。大食漢なので、若干腹八分目くらいな絶妙さでした。
チャイは相変わらずミルクも紅茶も濃くて、スパイス風味はあまりなくて、飲みやすくて普通っぽいけど美味しいチャイでした。

2017年11月26日日曜日

尾張旭市 / シタール(2回目)

一回目の感想はこちら

■ 食べたもの
ランチバイキング+チーズナン
地元で配布していたフリーペーパーのクーポンで、998円のランチバイキング基本料のみでチーズナンいただけました。
人生初チーズナン。

■ 感想
バイキング内容は、カレー3種(キーマ、ベジ、ほうれん草チキン)、サラダ5種(キャベツ、大根、ニンジン、レタス、マカロニ)、お惣菜3種(チキンパコダ、チキンティカ?、チョウミン)、その他(サフランライス、パパド)、日替わりスープがチキンスープでした。
スープは具なし。ネギの浮き身がちょこっと入った、塩味のチキンスープ。
ちょっとしょっぱめだったけど、不味くはなかった。
カレーは相変わらず辛くなかったです。スパイス感も薄く、あっさり系。温度もぬるめでちょっと不満。
キーマとベジはベースが同じ感じでした。トマト系カレー。
キーマは挽き肉少な目。底からさらっても数えるほどしか挽き肉粒がなく、やや残念系。
ベジの方は、具材は小さめで冷凍野菜っぽかったけど、ブロッコリー、カリフラワー、インゲン、にんじん、とそこそこ具材感があったのでマシだったかな。
ほうれん草チキンは、ソース部はマイルドで甘味のあるほうれん草ベースのカレーで悪くはなかったですが、チキン感はまったくなかったです。
こちらも、底からさらっても全然お肉に行きあたらなかった……入ってた?という疑問すら沸く。
でも、お肉はお惣菜があるので、そちらでいただくということで納得しました。
というわけで、カレーで全然お肉にお目にかかれなかったので、チキンパコダとチキンティカはばっちり両方いただいてきました。
パコダはちょっと塩気のある、天ぷら風の食感の揚げ物。
衣が厚めだけどしっかり塩味っぽいものが付いていて、サラダの生野菜と食べると、適度な油分と濃い目のお味がお野菜の味を引き立てて美味。
ティカの方は真っ赤なスパイスマリネ済みチキンですが、辛くはない。
ぱさっとした食感で大して美味しくはないんですが(……) お肉硬めでぐにぐに噛む楽しさはあります。
お肉食べてる感じはする。
チョウミンって言うんでしたかね、ネパール風焼きそばは、ピーマンと人参がちょっとだけ入っていましたが、ほんとにちょっとで、麺ばかり。
やや油が多く重たい味わいでした。スパイスは使っていたと思うのですが、スパイシーと言う風でもなく、安い場末のスパゲティ屋さんの炒め調理なスパゲティ、っていう印象。
サフランライスは、かなり軟弱な炊きあがりの日本米。
ぺっちゃり食感が残念でした。
と、ここまでたいそう酷評ですが、今回の本命はクーポンで提供いただける ガーリックチーズナン だったので無問題。
出てきたナンは…… 丸い形の、チーズがとっぷり詰まったチーズナン!
これ絶対「ガーリック」じゃない普通のチーズナン!(爆笑)
匂いも味も少しもガーリックじゃなかったのが気になりましたが、人生初めての(多分普通の)チーズナンは、非常に非常に美味しかったです。
チーズたっぷり!とろけてる!焼き上がりも、少々焦げ目がついて美しく香ばしく、食べたらほんのり炭の香りでうまかった!
チーズナン初めてだから他に比べようがなかったんですけども、チーズがたっぷりで丸々と太ったチーズナンは、お味も食べ応えも文句のない逸品でございました。
マジ美味かった。
デザートに三口分ほどの甘いヨーグルト(マンゴソース添え)をいただき、たらふく食べて大満足でした。
そうそう、ついでにぜひ書いておきたいんですが、このお店の今回のホール係のインド人っぽい男性店員さん…… 超 美 形 でしたことよ……。
すらっと背が高くてスリムで姿勢が良くて、美しく整った彫の深いお顔立ち、さらには にじみ出る柔和オーラ がどこか一般人離れしており、「最近人気の映画俳優です」とか紹介されても不思議ないくらいの素晴らしい外見でした。
眼福。
以前の女性店員さんもサリー姿の可愛げで顔立ちの美しい方だったと記憶しているんですが、このお店、二回来て二回とも店員さんが美しいって、素晴らしいことだと思いました。まる。

2017年11月19日日曜日

レトルト / インドカレー・バターチキン サザンカレー骨付きチキン手羽元二本入り

本日は日曜日。
子供がバタチキ食いたいと言ったから、ランチはレトルトカレー祭りでした。
確かイオンの安売りで買った ドーバーフィールド社のバターチキンカレー と、いただきものの湘南ご当地サザンカレー。こちらもチキンカレーです。
奇しくも、どちらも箱がゴールド系の黄色でゴージャス。
金運あがりそうな光景です^^


ご飯を炊いて、パウチは湯煎で温めました。
温かくなったパウチ袋をそっと開け…… ようとしたのに上手く開かなかったので、ハサミでちょん。
上部を切り落としたパウチの中身は、ドーバーのバタチキ、こちらはクリーミーな黄色です。
パッケージの写真よりも黄色味が強く、赤い油膜がさらりと浮いて、大きな鶏肉がごろんと6つくらい存在感を主張しています。

肉豪華~、と思う間にも立ち上る、甘くクリーミーな香り。
マイルドな風味にほんのり甘さが香り、嗅覚が美味しそうと言っている感じ。
期待できそう。

わくわくしながらサザンカレーも開けましたら、こちらは濃いめの茶褐色。
王道のちょっと良い雰囲気の欧風カレー、といった体裁です。
骨付き肉は想像よりもやや小さく骨の細い部位でしたが、確かに二本、きちんと入っています。
スパイスの香りと言うよりは、欧風レストランカレーというかちょっとお洒落なお上品カフェ風というか、日本の「ワンランク上」のカレーっぽい風情でした。

ほほう、と思いながら、ご飯と合わせてカレーライスでいただきました。

ドーバーは相変わらず、高級感のある見た目とお味。
こってりと濃厚なクリーミーさですが、意外に塩気と言うか、塩気だけでもなさそうな辛味も利いています。
甘く濃い味わいはパッケージによるとカシューナッツ由来かな。
舌にしっかり伝わるお味。
あぶらっこい、というのとはちょっと違うけど、こってり感とほんのりな甘酸っぱさ、マイルドだけどスパイシーなバランスのよさで、美味しい。
ちょっと塩気があるかな、という感じ。

お肉はレトルトカレーにしては十分厚いと言える厚切りで、且つ幅も広く、十分に満足感のある大きさです。
しかも6こも入ってた。
子供と半分でも3つずつ。
胸肉系のぱさっとした味の抜けたシーチキン風な食感ではありますが、ごろっとした見た目と言い、数と言い、頑張ってる。
その良心が好き。

濃い味ではありますが、その分満足感もしっかりある、お値段に鑑みても満足いくカレーだったと思います。

翻って、サザンカレー。
こちらは見た目と香りの「カフェカレーっぽさ」を全然全く裏切らない、見た目と香り通りのマイルドな上品カフェカレー。
具材の骨付き肉はワイルド、且つ二本も入ってて豪快ですが、お味の方はさらりとしており、かなり王道で主張の控えめな食べやすいカレーです。
レトルト感は薄目で、そういう意味ではレベルが高い。
濃厚めなドーバーのバタチキと並べると押し負け感がありますが、単独で食べたら美味しかったと思います。
比べると、さらっとした上品さの分ちょっとインパクトが薄いですね。
もったいなかった。

とは言え、お肉は小さめながらほんと骨まで柔らかく、甘すぎず辛すぎない万人向けな味わいは穏やかで、パッケージの黄昏時の凪いだ海が良く似合い情緒を感じるほど。
雰囲気は合ってる。
原材料見るとホタテエキスとか入ってて海っぽさを出す努力の形跡などあり、もう少し繊細な舌と心で味わうべきだったかもしれません。

どちらも美味しかったです。


2017年11月17日金曜日

レトルト / コザンブカレー

金曜日の朝カレー。
ということで、ずいぶん以前に無印のカレーセールで買った「コザンブカレー」をいただきました。
茹でた鶏肉が残っていたので、野菜っぽいカレーでも良いか、ということでコザンブカレー。
牛蒡と蓮根とタマリンドとココナッツだって。
甘酸っぱい系?と思いつつ、湯煎で温めいただきました。


画像が暗くて申し訳ない。
パケ写真が全然見えませんが、ごろっとしたお野菜の見える黄味のカレーの写真…… だったと記憶しています。

が、湯煎したパウチを開けたら出てきたカレーソースは、かなり赤みの強い油膜のとっぷりした、辛そうな色味のカレーでした。
具材は確かにごろっと大きい。
香りは酸味の立った感じでしたが、スパイス香ってほどでもなく、あまり香り高い印象ではありませんでした。
結構辛そう、と思いながら、ソース部を口に入れてみましたら。

あ、やっぱり辛い。
そして酸っぱい。酸っぱくて塩辛い。
ココナッツっぽいマイルドさはあまりなく、塩気っぽい辛さとツンとした酸味で、味は濃いめのご飯が進むお味です。
というか、ご飯がないと食べにくい種類の味。
不味くはないけど、というか美味しいけど、酸味の強さが少し癖のあるように感じるかも。

ソース部も変わったお味ですが、さらに変わってるのはこれ、食感。
ごろごろと大きな野菜のしゃくしゃくとした歯応えは良い感じなのですが、ソース部の食感がこれまた…… ざらっとしてるというかもさっとしてるというか、粉っぽいというか粒子が大きい舌触り。
なめらかさとか全然ない。お味もですが、ソースも、そういう「洗練」とは一線を画した雰囲気があります。
素朴と言うか、生(き)のままというか。
ざらっとした粉っぽいような舌触りで、あ、ありのままでいらっしゃる、と言いたくなる感じ。

不味くはないし、100gという一般的レトルトカレーとしては少なめな量のわりにご飯がどんどん進むんですが、でもなんか、なにかがちょっと違うカレーで、癖と言うか田舎っぽさと言うか…… ローカル感? があるカレーでした。
コザンブカレーと言うのは初めて聞いたのですが、そうねぇ、これって本場のお味かしらねぇ、とおばちゃんみたいに言いたくなるような、「現地っぽさ」みたいなものがありました。
日本的じゃない、というか。

本物のコサンブカレーってどんななんでしょうね。
気になる。


2017年11月10日金曜日

レトルト / ボンカレーゴールド 太陽のキーマカレー辛口

レンジのない職場ではありますが、おかずに適したものが何もなく、ついにレトルトカレー持参で昼飯! になりました。
選んだのはボンカレーの夏限定商品だった、太陽のキーマカレー。
日向夏果汁を使った爽やかなトマト風味のカレーだそうです。
もうだいぶ寒いけどね、と思いながら、持参のご飯にかけていただきました。



色はトマトカレーの割には赤みが浅いです。
やや濁った黄色味のあるオレンジ色と言う感じ。
香りは…… よくわからないけど、ちょっとさっぱりとした柑橘風味があるような気がしました。

一口食べてみましたら、辛みレベル6/8 の辛口のはずが、あんまり辛くはないですね。
トマトと柑橘で、甘酸っぱい気がします。辛さはチリとかそういうのではなくて、なんか、塩気の辛さな気がする。
でも、甘味が強い感じがありますね。
ご飯にはちょっと合わないかも。パンかパスタが良かったかな。って、トマト系カレーのときはいつも言ってる(^_^;)

具材はじゃが芋が大きくてなかなか良かったですが、キーマっぽい挽き肉感はさほどありませんでした。
肉系のカレーと言う食べ口ではなかったので、そこがちょっと残念です。
キーマだとお肉っぽさを期待しちゃうので。期待はずれかも。

とは言え、売りは「キーマ」よりも「日向夏」だと思うので、柑橘っぽい甘酸っぱさの部分は、ある意味期待に応えているのかもしれません。
爽やかと言えば爽やかですが、うーん、わたしには甘味が勝ちすぎたかな。
今一歩。





2017年11月9日木曜日

レトルト / 糸力ビーフカレー

カレーにこだわりのあることで(多分)有名な糸井重里氏の監修、なのかな?
糸井氏が大好きらしい「糸力」というお店のカレーを再現したレトルトカレーのようです。
ネットでサクッと調べた感じだと、実店舗は静岡にある居酒屋さんのようです。
「ビーフ」「ポーク」「インド」があるそうですが、わたしがいただいたのは「ビーフ」です。



湯煎で温めたパウチを開けたら出てきたのは、さらっさらのスープカレー。
お肉は脂身?の多い感じのひらひらとした極薄切り。
スープの中につぶつぶとしたものが見えるのはスパイスでしょうか。
すごくね、独特のスパイスの香りがするの。

なんか普通のカレーじゃないぞ、と思いながら、一口食べてみたら。
辛い です 。
そして、香りだけじゃないスパイスの風味が口の中一杯に広がります、が。

なんだろう。
癖のあるスパイス感。
いわゆる「インドとかネパールとか系統のカレー」っぽいスパイス感とはまた違う。
なんだろう、創作スパイスカレー、としか言いようのない、直球のカレーとはちがう「スパイス」の味がする。
うん、スパイスカレー。

そして辛いんだけどなんというか…… 味の深みがない?
スープカレーと言うとわざとらしいくらいの出汁味な印象なんですが、なんだろうねぇ、そういう「濃さ」みたいなものがないんだよねぇ。
出汁に類する味がない、すごくさらっとした印象です。
スパイスの香りがする水みたいな??

個人的にはあまり好みじゃなかったです。
スパイスの香りも癖があってちょっと粉っぽいというか、くすんだみたいな燻製香っぽいというか。
うーん。
珍しいタイプのカレーではありますが、子供ともども「あんまり好みじゃなかったね」「辛いしね」という結論で落ち着きました。

若干残念だった印象です。


中村区 / ニューデリー

■ 食べたもの
日替わりランチセット 840円
サラダ、チリ風エビカレー(中辛)、ナン、ドリンク(アイスチャイ)

■ 感想
ずーっと行ってみたかったけど機会がなかった、食べログのカレー100選にも選ばれた名店、岩塚駅徒歩10分?くらいの「ニューデリー」さんに行って来ました。
ネットで、日替わりカレーは水曜日が海老だという情報は得ていたので、わざわざ狙って水曜日に仕事休んだ(笑)
というわけで、念願の来訪。
古い中華屋をそのまま使ってるみたいな古ぼけた感じの佇まい。
頑固おやじっぽい、インド系カレー屋さんではちょっと珍しいタイプのおじさまがお出迎えしてくださいました。
シェフかしら。
最初から頼むものは決めていたので日替わりカレーを中辛で。
と伝えたら「ちょっと辛い(けど大丈夫?)」といわれましたので、「ちょっと辛い(なら)大丈夫!」と返事しましたら、満足げにうなずかれました。
うーん、この頷き方も職人の頑固おやじっぽい!
ドリンクはホットはやっていないようで、選べたのはアイスチャイ、アイスコーヒー、あとウーロン茶だったかな?なので、アイスチャイをお願いしました。
結構寒い日だったんですけど(^_^;)
なんとなく勝手が違う気がしながら大人しく座って待っていますと、ほどなくしてサラダが到着。
コーン、大根千切り、レタスというラインナップ。
お皿が大きめなのが珍しい。
ドレッシングもかかっていましたが、お皿の端に大匙一杯ほどのマヨネーズがどーんと盛られており、「…… 名古屋?」と思いました。
名古屋人って、マヨネーズ大好きな印象(冷やし中華にマヨネーズでカルチャーショックを受けた移住民です)。
サラダは冷えていない生ぬるい生野菜でしたが、冷たいもの実はあまり好きじゃないので、まあいいか。
大皿にざらっと乱雑に盛られたサラダをいただいていましたら、次にテーブルに到着したのは、チリ風エビカレー。
これも大皿。浅いお皿だけど大きめのお皿。
しかも 具材が 超大きい。
すごいボリューム感!
ドライ風というか、汁気が少ない仕様でして、具材がとにかく大切り。
玉ねぎとピーマンか甘長かみたいな緑のお野菜がどどんと大きく存在を主張しており、半割の生のミニトマトが三つ分くらい添えられていて、野菜たっぷり。
火の通り具合は浅めで、食感はしゃくしゃくといい音がします。
しゃっきりしたお野菜がたっぷり。エビも大きめなものが5つくらい、こちらもカレー色に染まるほどには煮込まれておらず、軽く火を通したものをフライパンの中で和えました、みたいな雰囲気。
全体的に、煮込みと言うより炒めたとか和えたとか、そういう感じ。
なんですが。
な ん で す が !
一口目、ソース部分はクローブっぽい苦みと胡椒系のキリッとした刺激的な辛さで「確かに辛い」と思ったのですが、シャキシャキのお野菜が、何をどうしたらこうなるのかと言うくらいものすごい甘くて、上手にソース部分と絡めて食べると、ああああああああ美味い!!!!!
スパイスの香りが膨らむように香ってきて、玉ねぎがシャキシャキしてるのに絶妙な火の通り具合で豊かな甘味があり、海老はちょっとカレーの味に馴染みきっていなかったけどその分素材の味があり、カレー的なごちゃまぜな一体感とはちょっと違うんだけど混然としたまぜこぜ感がなんか すごく インパクト!
美味しい、というか美味しいんだけど美味しいだけじゃなくて、他にはないよね、って感じの強烈な存在感。
スパイシーで辛くてでもそれぞれの具材がすごく甘くて、美味しい。
ナンはナンでこれも不思議な唯一無二感のあるナンでして、バターたっぷり過ぎてちょっと引いたのはアレですが、ふかふかの分厚さ、トーストしたようなこんがりと茶色く色づきつつもところどころ焦げた雰囲気がほんとバタートーストみたいでした。
お味自体はパンほど甘さとかふわっと感はなく粉風味なんですが、ナンと言うより、ほんとしっかりトーストした厚切りバタートーストの風体。
珍しい。
いやもう、ほんと、名店に選ばれるのわかる。
癖になりそうな唯一無二の存在感がありますわ。
カレーもナンも、ここでしか食べられない、っていう雰囲気がある。
行くべき。
でも、ナンのバターは手加減してもらうべき。
ほんとにびしゃびしゃで来たので、カロリー恐怖症の頃だったら発狂寸前だったろうな、と思いました(笑)
ぜひまた行きたい。とは思うのですが、遠いんだよねー><
家から遠いのはもちろんのこと、駅からも結構遠いので…… 若干行くこと自体に腰の重さを感じてしまうorz

でも、一度行く価値はあるなと思いました。
お近くにお寄りの際にはぜひ。

https://tabelog.com/aichi/A2301/A230113/23007998/
http://newdelhi.jugem.jp/

お店の前に貼ってありました。
雑誌の引き延ばし(笑)


2017年10月12日木曜日

中区 / サフラン(2回目)閉店

一回目のフードファイト記録はこちら

■ 食べたもの
ランチAセット 750円
サラダ、スープ、ナン、カレー(サグチキン中辛)

■ 感想
一回目のものすごい疲労感を伴うフードファイトの記憶から、警戒して、今回はナンのバターを抜いていただくようにお願いしました。
先日のモンティマハルの例もあるからね…… 前回バター少な目ライトな仕上がりだったからと言って、油断をしてはいけないのです。
ん?「油断しなくてはいけないのです」?バターといえば油なだけに(寒い)

というわけで、前回から目をつけていたサグチキンをいただきにあがりました。
サラダは小鉢にこんもり。
分量は決して多くはない普通の分量ですが、お皿まで冷え冷えで、お野菜パリッとしていていい感じです。
今日はちょっと暑かったし、サラダ、美味しいです。
黄色いというか橙色っぽい良くある色味のドレッシングなんですが、ほのかにゴマの香りがしました。
このドレッシングも控えめな分量でサラダに対してちょうどよく、なかなか美味しくいただけました。
スープは相変わらずちょっと酸味のある酸辣湯風みたいな具沢山スープ。
これも美味しいし、具材がいろいろ入ってるのが嬉しいですね。
椎茸?っぽいのも入ってた。

そして、ちょこっと遅れて出てきたナンとカレー。
ナンは相変わらず尻尾が折りたたまれて全貌が見渡せない。
とりあえず一目でわかるのは、でかい、厚い、焼き色がきれいでぱりっとしてそう、という三点です。
そして いずれも 正解。

触ると、超熱々、超ふかふか、そして、熱さに耐えて千切ろうと力をこめると パリッと小気味の良いいい音 が聞こえてきます。
食べるとこれまた、さっくりパリパリ、そしてしっとりもっちり。
美味いです。

お味の方は、バターを抜いてもらったせいか、粉の甘みがすごく引き立った素朴なお味と感じました。
塩気はほとんど感じず、ふかふか部分は肉まんの皮というか厚目の餃子の皮みたいなもっちりとしたほんのり甘いあの感じ、それで薄目部分はさっぱりしたクラッカーのような香ばしい粉の香り。
2種の旨味が混在した、大変美味なナンです。

しかしアレだ。
表面のバターを抜いてもらっても、たぶん生地自体にも結構油分が入ってるんではなかろうか。
しっとりもっちりとパリッと感が同居しつつ、断面の見た目は美しい層状。
むっちりとした噛み心地はうどんのような印象も受けますが、肉まんの皮という表現が自分でもぴったりくると思った。
お味は決して重くないのに、ほんと満腹中枢にずどんずどんと来るんだよねぇ……。

数口先にナンをいただいたらもうお腹に重みを感じ始めてしまいましたが、並べて置かれたチキンサグ、こちらも大変美味しいものでした。

一見するとお肉は一口サイズというには少し大きめなものがささやかに二切ほど、あとは少し小さくなってしまった屑肉っぽい切れ端が三つほどで決して豪勢ではありませんが、色の美しさが具材の不満を上手く逸らしてくれる感じ。
ほうれん草の美しい翡翠色に、おネギ、チリパウダーっぽい赤い粉、黄色い生姜の千切りのコントラストが美しい。

生姜が好きなので、飾られた千切り生姜にほくほくしながら、その外見をもうしばし楽しむために生姜は避けつつスプーンを入れたのですが。
ですが。
一口食べたら、生姜の爽やかな風味と鶏の骨部分から抽出されたっぽい出汁味、辛味。
美味しいし、熱々。
できたての熱々ってほんと嬉しい。

ほうれん草のお味とかスパイスの風味っぽいものはあまり感じないのですが、骨っぽい鶏出汁と生姜の爽やかな香りがよく調和して美味しいです。
中辛で、一口目は辛いかなと思いましたが、そんなことはない。チリパウダーっぽい部分を狙って食べなければ、ほんのり程度のささやかな程度の辛さです。
その辛さがまたちょうど良い具合でもあり、熱々なせいもあって、辛口にしないで良かった、とも思いました。
カレー美味しい。
繊維の残りも見えないきれいな緑の完璧なペーストに、なぜかほうれん草の葉の形の残った一片が混ざり込んでたのも、なんか、自家製でペーストにしたからごめんね、みたいなてへぺろ系愛嬌があり、そんなところも微笑ましい。

そして、カレーもすごく美味しかったのですが、具材の肉がね、これがもうね、特筆ものでした。
だって 食感が もちもち なの。

どういう下処理したらこういう食感になるんだろう、と思う、まるで魔法でもかけたかのようなもちもちとした噛み応えのお肉。
多分腿肉とかそういう普通のだと思うんですけど、もっちりと絡みつくような弾力があり、すごく美味しかった。
正直、こんな肉は初めて食べたかもしれない。


そんなこんなで大変美味しいランチでした。
が、途中でお腹いっぱいになってしまい、バターを抜いてもらってすら フードファイト は免れ得ず…… ナンは1/6 程度のちょっぴり分量ながらお持ち帰り許可をいただいて、本日の子供の夕飯の一部に使いまわしました。
あれ、完食はマジでフードファイト。
でも美味しかったし、お店の女将さんっぽい店員さんが超良い感じの親しみやすい雰囲気で好きなので、また行ってしまいそうな気がしてる。
次はポークかな…… マトンキーマも美味しかったからもう一回食べたいけど……。と、食べに行ったその日の夜に考えてしまう、そういういいお店。
安くて美味くて量も多い。
庶民の味方なカレー屋さんです。

2017年10月8日日曜日

レトルト / MCC世界カレー探訪ジャワ風 アパ社長カレー

三連休の中日。
お休みの日は手抜きして美味しいものを食べたいアレなので、高級感を出してビーフカレーを食べ比べることにしました。
子供と半分ずつなので、あまり辛そうでないものを。
ということで、「MCC世界カレー探訪」シリーズのジャワ風ビーフカレーとアパホテル名物の「アパ社長カレー」です。




アパホテルのカレーは、以前ランチビュッフェで食べた ことがあるんだよね。
大して美味しくなかった気がする、ということでレトルトもあまり期待せずに湯煎にかけましたが…… はてさて、結果はいかに。

というわけで、MCCとアパホテルです。
MCCはオレンジ色に近い色味、アパはどろっと濃い目の真っ黒タイプ。
どちらもお肉が結構どっさり入っています。
肉自体の大きさは小さい、というかなんかどろっとした脂身の多い塊ですが、でも、どっさり入ってるのはいいこと。

香りはMCCが甘酸っぱくフルーティ、アパは…… なんだこれ。墨汁みたいな濁った匂いがする……。
色も真っ黒で墨汁のような匂いって、と思わず原材料を確認しましたが、炭みたいなものは入っていないようです。
パッケージを見る限り「焙煎」みたいな文字もなく、まあ香ばしい匂いと言うよりは「墨汁」って感じなんでアレですが…… 焙煎香というわけでもないようです。
なんだろ??

不穏な気持ちを逸らすべく、先ずはMCCジャワ風カレーから一口。
甘いですなあ。
甘酸っぱいトマトベースのお味です。
お肉がたっぷりと入ってるせいか、脂質がもったりと重たくリッチな舌触り。
甘酸っぱいのはトマトのせいだけではなさそうです。
マンゴーとパインも入ってるんですね。
甘味が強いです。フルーティな甘味が大変強い。

かと言って辛みもなおざりでなく、しっかりとぴりっとした刺激も感じます。
まったりとした甘味、ぽってりとした油脂感、そして適度なほどよい刺激を感じる辛さ。
なかなかバランスが良い、リッチなレトルトカレー、という雰囲気のお味です。
お肉が多く、且つパサつき過ぎないほろっと感があるのもまた良い。
ソース自体はお肉の旨味が薄く本場の風格という感じではありませんが、ちょっとお値段するレトルトカレー、という定番っぽい安心感のあるお味でした。
MCCって本格派のイメージですが、大手メーカーっぽいコスパ重視万人受けの方向性な感じがします。

翻ってアパですが、匂いが気になって若干躊躇しまして、カレーのみで味わうことはせず、珍しく最初からご飯を投入。
たっぷりご飯にちょっとカレーで、ドキドキしながら一匙口へ。
運んだ結果は「苦酸っぱい」。

墨汁っぽい香りのせいかわかりませんが、妙な苦みを感じます。
そして、苦味以上に、妙な酸味を感じました。
不味くはないんだけど…… 変な癖がある、って感じ。

やっぱり、焙煎系の苦さとはちょっと違う気がします。
でも苦味としか言いようがない。それ以上になんか苦味に一体化したような酸味があります。
いえ逆です。酸味に一体化した苦味が混ざってます。
多分酸味がメインですね、これ。
そこにほんのりと苦味、チャツネの甘酸っぱさと玉ねぎの糖分がごちゃっとくっついてる感じ。
なんとなくカオスを感じる味わいです。
深いと言えば深い。まさに、奈落に通じる混沌の深淵。
美味しいのか不味いのか、評価に困る。

お肉はMCCより若干殻感がありますが、文句つけるほどは悪くないです。
ソースには肉味も染み出しており、MCCのレトルトカレーっぽい軽さに比べると、たしかにじっくりと作った感はあるかも。
旨み的なものは勝ってる気はします。

でも、なんか違うんだよなあ。
詰め込み過ぎたごちゃついた味、と言えばいいんでしょうか。
なんかとっちらかった印象。
不味くはないんだけど、という不思議なこの感じ。
もどかしい。

お店で食べた時の感想は「カラメル系の甘苦さ」と評しましたが、カラメルみたいな香ばしい系統の苦さとはちょっと違うと思いました。
あと、酸味が強いのも特徴的と思います。
以前食べたオリジナルカレーとはずいぶん感想が変わってしまいましたが…… 同じものなのか、マジで謎です……。

http://www.mccfoods.co.jp/index.html
https://www.apahotel.com/news/dinner/curry.html


2017年10月5日木曜日

千種区 / モンティマハル(3回目)

前回の感想はこちら
一年半ぶりくらいでしょうか。
フリーペーパーにクーポン載ってたから、思い出して行って来ました。

■ 食べたもの
Aランチ 800円
サラダ、ナン、カレー(キーマカレー辛口)、ドリンク(ホットチャイ)

■感想

注文してすぐに出てきたサラダは、相変わらず良心的な分量でした。
小鉢ながら山盛り。たっぷり盛って下さってます。
キャベツ主体でコーンや胡瓜など彩りも良く、ゴマ系っぽいドレッシングがさらりとかかって良い感じでした。

カレーは今回はキーマをチョイス。
前回とは少し選べるラインナップが変わっていました。
ポークなくなってしまった。
でも、美味しかったサグチキンはメニューに残っていました。
と言いながら、今日はキーマカレーの辛口をチョイス。
相変わらず両手で包むにも少し大きい深鉢にたっぷりとよそってくれる、大盛り仕様で嬉しい限り。
クリームで表面に模様が描かれ、見ためのリッチさも相変わらずです。
こういうとこ好き。
トマトベースのスープ状のカレーで、挽き肉の割合は少な目。
辛口ですが辛過ぎず、トマトの甘みとまるい酸味が口当たり良く、なかなか美味しいです。
お肉が少なめなので重すぎないのも良い。
これだけ分量があると、スープ状で油脂が少ないお腹に軽い感じが、かえってありがたいくらいですね。
熱々で、辛みも旨みも強すぎず、さらさらと嫌味なくいただけます。
美味しい。

そしてナンですよ。
こちらのナンと言えば、バター少な目でさらっとした粉感の、やや薄めともっちり厚目がちょうどよく同居した素朴で美味しいナンなんですよ。
久々の再会。楽しみ。
と 思って いた の に!

出てきたナンは!
バターの海でてらてらと朝日を受けたように輝いていて!
ぎゃあああああああああ!
カロリーの塊ぃぃぃぃぃぃぃ!

思わず血の気が引きました。
恥も外聞もなく、卓上の紙ナプキンをほとんど反射で三枚くらい抜き取りました。
慌てて全力で拭き取りました。
ぐいぐい力を込めて、ナンの表面を拭きまくりました。
三枚全部が、吸い取ったバターでしっとり濡れましたが、まだまだナンには小さな池が残り、表面はむしろてらてらとますます光り輝いております。

…… 絶望したorz

指をバターでてらてらにしながら食べましたが、バターをぎゅぅぎゅぅ拭ったせいで、ふかふかとか意味なくなってた。
なんか表面がべたべたしてて、油分で舌がコーティングされ、ナンの味とかマジわかりませんでした。
せっかく美味しいナンだったのに、いつからこんなバターだらけに(号泣)

食べた感じだと、多分、生地自体のバター量も増えてる気がします。
ちぎった断面の見た感じが、生地が層状になっており、いわゆるデニッシュとかパイとか、油脂の多いパンの感じによく似てました。
ナンの味がわからなかったのは、生地自体も油脂練り込み過ぎて繊細な粉の味がなくなってたせいかもしれません。
ダメだ。
絶望する。

食後に出てきたチャイはクローブの苦味の香る、ミルク濃い目の美味しいチャイでした。
が、ナンの残念さがすべてに勝る。
カレーもチャイも相変わらず美味しかったので相変わらず好きな店ではあるのですが、あの油脂頼みみたいなナンはどうにかならないだろうか。

店員さんに「どうでした?」と聞かれたので、カレーは美味しかったです、と答えまして…… ついでに「ナンの表面のバターがすごく多くてびっくりしました」とマジな真顔で言っておきました。
気持ちが伝わってれば良いんですが…… どうなんだろ。

とは言え、立地はそう良くないだろうと思うのに、いまだ昼時にもたくさんのお客様の入る繁盛店のようで、そこはちょっと嬉しかったです。
サラダもカレーもナンも大盛り、それでいて良心的なお値段で美味しいこちらのお店は、長く続いていただきたいものです。

2017年10月1日日曜日

レトルト / 神田カレーグランプリ第二回優勝【マンダラ】サグチキンカレー中辛

休日のおかずの足りないランチの足しに、先日のサグマトンの余波でサグカレーが食べたかったので、開けました。
ヱスビーの期間限定で発売されていた神田カレーグランプリシリーズのサグチキン。
神保町のmandara(マンダラ)というお店の再現レトルト。らしい。



湯煎で温めたパウチ袋を開けましたら、出てきたカレーソースはわりと緩め。
緑は少々くすんでいましたが、まあまあきれいなほうれん草色かな。
お肉は、パッケージでは大振りお肉の写真が使われていますが、だいぶぐずぐずに崩れていました。
一応視認できる程度には入ってるので、まあ良心的な分量ではありますが。

香りはそれほど強くなく、スパイスな感じもしないです。
レトルトくさくもなく、あまりにおいのない感じ??
と思いながら、一匙口に入れましたら。

お、甘い。
クリームっぽいような、まったりとした甘味が濃く感じられました。
ナッツの甘みかクリームの甘みか判断しづらいですが、そういう、お肉とは別方面の油脂の甘みです。
が、愚息は「結構辛いよね」と言ってました。
確かに、嗅覚では感じなかったスパイスが、味覚の方には結構あるんですよね。
辛いと言えば辛いかも。でも先味の甘みが強いので、甘辛系っぽく感じます。
その振れ幅が、なんというか、作り物っぽいレトルト感をかもしてるというか。

そうなんだよね。美味しいんだけど、ちょっとレトルトっぽいんだよ。
レトルト臭みたいなものは全然ないのに、融合しきらない甘辛さに嘘っぽさがあるというか。
でも、だからって不味いわけじゃなんですが。
レトルトカレーとして食べると、ある種の安定的なレトルト感で、すごく安心感のある感じなんですが。

あ、抱く印象としては、銀座カリーだよ。あれ、あれ。
味の方向性は全然違うけど、イメージとしてはあんな感じ。
美味しいんだけど、レトルトらしいジャンクな風味が消しきれない、でもそこにかえって親近感を覚えるような、あの雰囲気。
スパイスっぽさと絶妙な辛さがヱスビーらしく、美味しいヱスビーのレトルト、っていう味だ。
ヱスビーのカレー、じゃなくて、美味しい「ヱスビーのレトルトカレー」ね。コスト軽減じゃなくて、スパイスのお味を大事にしてる本格方面の、ヱスビーのレトルトカレーね。
自分で言って納得した。

そういう出来だと思いました。
濃厚めでジャンクな甘辛いカレーが好き、という方に薦めたい。
多分、レトルトカレー好き人口分布的にはかなり多勢にあたる部分の方々が対象になると思う。

公式:https://www.sbfoods.co.jp/products/catalog/products_detail.php?GDSCODE=14979


2017年9月30日土曜日

日進市 / ツルシ

■ 食べたもの
Aランチセット 850円
サラダ、スープ、チョイスカレー(ほうれん草マトン中辛)、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
ポストに投函されていたフリーペーパー系冊子で紹介されていたので行ってみました。
日進市の岩崎城の近くにあります。
お店は駐車場も含め広いですが、入店時にも誰も出てこなかったり、そもそも入り口に立ってた店員さんですらいらっしゃいませ言ってくれなかったり、いろいろオペレーションの不安な店でした(^_^;)
一応テーブルの上に呼び出しボタンがあるので、基本的には「客が店員を呼ぶ」仕様っぽい。
サラダは人参のスライスが乗ってたのが珍しかったかな。
分量はまあまあある感じ。トマト、キャベツ、レタスと人参スライス。
ドレッシングはゴマだったかな?多めにたっぷりかかっていました。
スープはチキンコンソメ系。おネギが少し入ってて、お味は濃いめながらケミカル臭はあまり感じず、わりと美味しかったと思います。
チョイスカレーはたくさんの種類から選べました。チキン、ポーク、キーマ、野菜に豆にかぼちゃ、かぼちゃチキンとシーフード系がミックスとえびの二種類と、ほうれん草マトン。だったかな。
わたしはマトン系が好きなので、そしてサグも好きなので、喜び勇んでほうれん草マトンをチョイス。
辛さは唐辛子一本表記のものを選びました。多分中辛。
出てきたカレーは分量的には普通。多くもなく少なくもない、ランチの平均的な感じ。
緑色が美しい翡翠色で、中央に細く切られた生姜が一本飾ってありました。
辛さはチリオイルで調整する仕様なのか、一周円を描くように赤いオイルがかかっていました。
オイルのところを狙ってすくい、口に入れましたら…… 辛い(当たり前)
かなり辛いオイルでした。
混ぜて食べたらそうでもないんだろうけど、と思いながら、辛いところとそうでないところと二種類のお味を楽しむべく、混ぜずにいただくことにしました。
オイルの触れていない部分は、ほうれん草の優しい甘味。
とろっとした濃い目のソースで、マトンの癖のある香りがきちんとします。
舌触りは滑らか。オイリー感は少なく、乳製品系のくさみなどもない、スタンダードなほうれん草カレー。
嫌味がなくて美味しい。
マトンは指先程度の小さめですが、角切りで4切ほど入っていました。
程よく筋っぽいというか脂身っぽい部分も含まれた、硬めの噛み応えのあるお肉。
パサつきも少なく、羊らしいお味が香るお肉でした。
特筆すべきはナンで、サイズはかなり大きい部類じゃないかと思います。
薄めではあるものの薄すぎず、厚みのある部分はもっちりと分厚く、存在感があります。
そして何より バターのにおいが すごい。
近年まれにみるバター臭。昔のバターってこういう濃い匂いがした気がする。というような、主張の激しいバター臭さです。
珍しいなあ、と思いましたが、香りの強さもさもありなん、なたっぷりとしたバター使いで、これもなんだかすごいな、と思いました。
紙ナプキンで水たまりになってるところをささっと吸い取りましたが、うーん、ナンがバターで輝いてる。
でも、それだけ油分がたっぷりなのか、冷めても硬くならず、しなびず、もっちりとしつつも重すぎない柔らかい噛み心地で、かつお味は塩気も甘味も強くない素朴な雰囲気で、美味しいと言えば結構美味しい。
ナンの表面のバター臭に反し、生地はそこまで油臭くなく軽やかに食べられるのも不思議な感じ。
好みとは少し違うけど、わりと美味しい万人受けな素朴感。
ちょっと大きすぎな感じはしましたが、お腹いっぱいになって大変良いですな。
チャイは呼び鈴でコールして持ってきていただいたのですが、ばっちりお砂糖別添えでした。
熱々とはいかないまでも飲み頃に熱めで、クローブのちょっと苦い香りが利いていました。
お味は見た目よりミルク感が薄くチャイと言うよりスパイス入りミルクティーでしたが、さっぱりと飲みやすくて悪くなかったです。
店員さんのオペレーション以外は満足なお店でした。
お料理は美味しかったもん。
距離感もちょっとしたサイクリングにちょうど良く、店の前に放置してあるチラシで常時100円引きしてくれるっぽく、良いお店を見つけたなーって感じ。
ときどき行きたいですね。
チリチキンがランチのセットにあるのも気になったな~一度食べてみたいです。

http://tulsicurry.jp/

2017年9月23日土曜日

名東区 / ボンベイ

わたしがカレー好きで食べ歩きストなことを知っているお友達が、近くにTVで紹介されていたカレー屋さんがあるよ、と教えてくれまして。
行って来ました「ボンベイ」。
引山バスターミナルの近く、セクワコーナー&バーともほど近い、住宅街っぽい小路にある一軒家風の小さなお店です。
もともと名古屋駅のビル(旧大名古屋ビルヂング?)かなんかに入っていた老舗で、一年ほど前に現在の引山にやってきたとのことです。
老舗の名店で移転を繰り返し最近TVで現在の店舗として紹介されたばかりらしく、わたしがお店にいた間に出入りした四組全員が「以前のお店を知っていて、閉店した後探したんだけど見つからなくて、TVで紹介されてるの見てここに移転したと知って、わざわざ来た」と言っていました。
四組全員って…… しかも、移転先を探し歩いて見つからずTV放送でようやく探し当てた、って…… 熱烈なファンがついてるんだなあ、とびっくりしました。
でも、食べてみて、なるほど、と納得しましたよ。確かに、なんというか、あるときふと思い出して「もう一回食べたい!」となりそうなお味でした。
すごく美味しいか、というと味覚的にはちょっと違うんだけど、満足レベルには十分に美味しく、それ以上に、なんだか癖になりそうな味。
店主さんと少しお話させていただいたのですが、気さくで優し気な物腰の、愛されそうなお人柄と見受けられました。
お味もだけど、きっと、店主さんにもファンがいるのね。



■ 食べたもの
ランチカレーセット 800円(税込)
サラダ、サモサ、カレー、ライス、漬物
移転一周年ということで、食後にインドのスナック菓子を一袋いただきました。
ひよこ豆を揚げてスパイスで風味付けしたものみたい?
カレー好きな方ならきっと気に入りますよ、と言われました(*^-^*)

■ 感想
サラダは小鉢にほんの少しでちょっと淋しい。
サニーレタスとにんじん、だいこん、すべてが少しずつ。
卓上に2種類のドレッシングがあってサラダのサーブ時に紹介してくださったのですが、わたしのテーブルにあったものとお隣のテーブルにあったもの、どうやら種類が違うようです。
わたしが紹介されたのは、にんじんドレッシングとフレンチドレッシング。
お隣のテーブルでは「青じそ」って言ってた。もう一種類のはなんだったか聞き損ねましたが、一つは間違いなく青じそ。
人参ドレッシングは自家製でしょうか。確かに人参のすりおろしが入っているのですが、甘酸っぱい柑橘系のお味でした。
人参もドレッシングも好きじゃないんですが、味見にかけてみたら美味しくて、結局きちんとかけていただきました。
サモサは初めて食べた、かな。
思ってたよりミニサイズですが、中身がたっぷり詰まってて、しかも二つも出てくる大盤振る舞い。
お店の方曰く「ここは土地代が安いからカレー以外のものもお付けできるんですよ」って(笑)
春巻きの皮みたいなものに、ズッキーニと人参、玉ねぎかな?みじん切りのお野菜がたっぷり詰まっていました。
お野菜たっぷりの三角形の揚げ餃子。って言い方が正しいかも。
中身の餡は黄色くて、スパイスで風味付けがされていたようです。野菜の甘みが強く、お味の分類で言えば甘いもの。
わたしには店主さんが運んでくださったので特に何も言われませんでしたが、店員さんが運んできてくださってたお隣のテーブルの方は「味付けはしてありますが、お好みで卓上のケチャップをつけても美味しいですよ」とのご案内を受けていたようです。
何もつけずに食べましたが、皮はカリっとサクっと揚がっていて歯触りよく、繊細な野菜の甘みも美味しかった。
同時に出てきたライスは、平皿に平らにならされて傍らにつぼ漬けっぽいお漬物が添えられていました。
ご飯の量は一見少なめだけど、食べたら重た過ぎない程度の満腹を感じるちょうどよい量でした。
カレーはスープカップみたいのに八分目ほど。
どろっと濃厚な、赤いトマトカレー。
見た目はシンプルでごく普通の食べやすげな風体なんですが、これがまた、食べたらびっくりする。
トマト! 濃厚! そしてスパイシー!
いやほんと、おとなしい見た目に反して辛い、辛いというかスパイシー。迫りくる、カレー粉的辛さ。
スパイス、というか、カレー粉っぽい辛さ。
原産国インドの銀色のアルミ袋に入ってる100g入りのカレー粉がね、とある業務系のお店で売ってるんですがね、あれを思い出す。あのブレンドに近い雰囲気がある。
トマトが濃厚でトマトソースと言っても過言ではない本当に濃厚トマト味なんだけど、あのカレー粉を思い出すしっかりとしたカレー粉感が、もう絶対譲れない勢いでこれがカレーであることを主張している。
間違いない。これはトマトカレー。
実際、こちらのお店のカレーの売りは「水分を加えずトマトだけで煮込んでいる」という部分にあるようなので、トマトカレーで間違っていないんです。
本当に、心の底からこれはトマトカレーです。
トマトカレー自体はそれほど好きじゃないんで(嫌いでもない)すごく美味しいかと言われると微妙に返答に困るのですが、でも、このカレーはなんかね、ちゃんとカレーだしね、なんか味覚の奥深くにあるものを刺激する「癖になる」感があるんですよ。
それを人は「美味しい」と言うのかもしれませんが…… ほんと、移転先を探し歩いちゃう人がいるのにも納得する。
絶対いつかふと思い出して「また食べたいなあ」と呟いてしまうだろう、なんか独特の存在感があるのが解る。
辛いカレーと甘いサモサ。味覚的にも良いマッチングで、非常に美味しくいただきました。
店主さんのお人柄、女性店員さんのお話好きっぽい話しやすげな雰囲気、小ぢんまりとかわいらしいお店の作りに加え、スパイシーで辛いんだけど甘酸っぱい、癖になりそうなカレーにお野菜の風味の活きたサモサ。
すべてがとても満足で、とても素敵なお店だったと思います。
美味しいカレーとアットホームな優しい雰囲気を味わいたい方にお勧めです。

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230114/23062197/

2017年9月19日火曜日

レトルト / 三田屋総本家黒毛和牛のビーフカレー

三連休の休日ランチに子供とカレー祭。
連休中は肉の安売りがなかったから で す!

というわけで、肉が食べたかったのでビーフカレー。
絶対肉が美味しいだろう、と期待できそうな、かの有名な「三田屋総本家黒毛和牛のビーフカレー」を選びました。



期待しながら湯煎にかけて、パウチ袋を開けましたら……!

むふ~ん♥ と漂う甘い香気は、まさにハンバーグ専門店のハンバーグの匂い。
ちょっとデミグラスソースの風格が漂う、甘い甘い肉脂の香りです。
そこに混ざり込むスパイスの香りはほんのり程度でカレーらしい香りとは言い難いものがありますが、もうなんていうか…… デミ風味の肉の香りがハンバーグ的に食欲をそそる素晴らしい香り、としか言いようのない……。

ごめんなさい、好きです。

ああああカレーらしくないものに告ってしまった! と頭を抱えたくなりますが、衝動的に告りたくなるくらいいい匂いでした。
見た目もね、濃褐色の欧風カレーでしてね、丸のままのマッシュルームとか入っちゃってましてね、お肉も薄切りよりは若干厚みを感じる意外にしっかりしたお肉でしてね、とろとろの筋のような牛脂のようなものがしっかりとお肉に食らいついててその二層のヴィジュアルも美しくてですね。
そのうえ、これがまた、一口食べたら 濃厚な肉の旨味と欧風カレーのコク味 でして ね……!

うっわ、美味しい。
インドとかそういうエスニックな本場っぽいカレーの風格は全くないんだけど、ちょっといい雰囲気のレストランとかで出てきそうな欧風カレーの味ですよ。

どことなくハンバーグ風味が漂っているのはご愛敬なのか脂身の多いお肉のゆえかはわかりませんが、和牛ハンバーグカレー、って感じの、洋食よりは「欧風」に寄った、肉出汁ソースなカレーのお味がする。
脂の甘みと香り、丸ごとマッシュルームの食感、欧風ソースの濃厚な出汁味に、意外にスパイシーで辛口系な絶妙な辛みがかもすカレー感。
そういう感じの欧風カレー。

美味しいね。
「味が濃い」んじゃなくて「肉の味が濃い」って感じで、濃い味だけど甘味があって嫌味がなくて美味しく食べられる。
油分たっぷりなはずなのに重すぎない。
お肉は煮込まれて脂身はとろとろに甘く、やや厚め程度のお肉部分は繊維状にほろっとほぐれつつも舌に感じる存在感。出し殻っぽさはあるけど、お肉として認知できるレベルは保ってる。

いやー美味しかったです。
見切りで300円くらいで買ったんですが、300円でこれはかなり良い買い物でした。
っていうか300円なら安く感じる。
210gのたっぷりサイズなので食べ応えもあり、結構お勧めなんじゃないでしょうか。
定価はいくらかわかりませんが、美味しい高級カレー、というくくりで十分やっていけるお味だと思います。
美味かった。


2017年9月17日日曜日

レトルト / NDIAN-CURRY ひよこ豆のカレー

お豆食べたい気分だな~、カレーも食べたい気分だな~、という休日ランチに、ちょうど折よくそこにあった、カルディオリジナル「ひよこ豆のカレー」をいただきました。



カルディはわりと美味しいイメージなので安心して、しっかり湯煎で温めていただくことにいたしました。

熱々に温まった銀色パウチを、ピッと破って開けましたら。
良い香り~♥

甘辛い、でもレトルトっぽさとはまた違う香りです。
スパイス香といえばそうかも。

パウチからお皿に出してみたら、ひよこ豆がごろごろ。
丸のままと、もしかして挽き割り状のものも入ってるのかな。
粒々感もあります。お豆じゃなくて玉ねぎかな。でも玉ねぎにしてはしっかり形があるような気もする。
なんだろう、と思いつついただきましたら。

お?
あれ?
トマト味だ。
辛さはあります。
カレーっぽい辛さと言えばそういう風情なスパイス系の辛さだとは思う。

でも、なんかミートソースっぽい(笑)

お豆は固めで、ほくほくと言うよりは食べ応えがある感じ。
よく食べる水煮缶詰より少し噛み応えがあり、具材らしい存在感があります。
粒々のものはやっぱり玉ねぎなのかな。
パッケージ見たらフライドオニオンとあるので、玉ねぎらしいくたっと感がないのはそのせいかも。揚げてあると形が残るもんね。

不味くはないというか結構美味しいし、トマトソースやミートソースにはないちゃんとしたピリ辛感はあるんだけど、なんとなくカレーっぽさを感じません。
カレー屋さんで食べるとトマトベースでもちゃんとカレーだと思うんですけど、レトルトのトマトベースはなんとなくカレーっぽく感じない。
高品質な印象のカルディのカレーでも、その感想は変わらなかった。

スパイシーなミートソース。
でもお豆の存在感がしっかりあって、お味も美味しい。
油分も強くなくあっさり食べられるのはとても良いのですが、カレーとしてはやっぱり少し物足りなかったかな。

ちょっぴり残念ではありましたが、まあまあそれなりに納得はしました。
そういうランチでした。


2017年9月14日木曜日

レトルト / ノザキのコンビーフカレー

本日は朝ご飯のおかずになりそうなめぼしいものがなかったので、という消極的な理由で朝カレー。
子供と半分で良いや~という空腹具合だったので、味が濃くて少量でご飯沢山食べられそうな、こちらのカレーをいただきました。


ノザキのコンビーフカレー。
コンビーフって味が濃くて少量で十分、って感じだもんね。

というわけで、湯煎で温めパウチを開けたら。
どろっと出てくる、よくほぐれた糸状のコンビーフがたっぷり入った濃厚カレーソース。

パッケージ写真は若干色が悪いですが、本物はもっと光沢のある濃い目の茶色で、赤い糸状コンビーフがたっぷり見えてきれいです。
見た目はとても美味しそう。
香りも、深みのある脂と塩気の雰囲気で悪くない。

いいじゃーんと思いつついただきましたら。
いただきましたら。

 し ょ っ ぱ あ あ あ あ あ あ あ い !!!!!

辛い辛い辛い!
身体が塩分過多で カーッッ! と熱くなる感じ!
コンビーフっぽい旨みはすごくあるんだけど、塩がすごいなあ!

すごいとがった塩味。
中辛で、辛さ表記はバー状の味覚表示のちょうど真ん中なんですが、すごく辛く感じます。
いわゆる塩辛い辛さ。

コンビーフって随分前に食べたきりで味は印象程度にしか覚えていないのですが、この旨みのあるしょっぱ辛い感じはたしかに記憶にあるコンビーフの味。
カレーっぽさは確かにあるんだけど、この肉風味の旨味と塩辛い感じは、よくある日本製日本人向けご当地系レトルトカレーというよりは、意外に、(スパイス感が緩めの食べやすくなった)インド・パキスタン系カレーの雰囲気に通じる気がした。

いやぁ、すごくご飯が進む食べ物でした。
寒い冬の朝に食べたかったかな。
塩気が強いので、寒い日でも十分に体温が上がりそう。
旨みもあるので決して不味いわけではないんだけど…… しょっぱすぎて、一人で一人前は結構きついかも(^_^;)


2017年9月4日月曜日

中区 / サフラン(閉店)

■ 食べたもの
Aランチセット 750円(税抜)
サラダ、スープ、ナン、カレー(マトンキーマ中辛)

■ 感想
職場からギリギリ徒歩圏?ということで、勇気を出して行ってきた。
一時間の休憩だとほんとギリギリっぽくて、若干急いで慌て気味で食べました。
勿体なかった(^_^;)

お客さんは結構入ってたかな。
お料理来るまでに少し待たされた感があったのは、時間少な目でわたしが焦ってたせいもあるかもしれませんが。

Aランチということで、8種類くらいかな、ある中からカレーを選べたので、今回はとりあえずマトンキーマを選択。
辛さは中辛チョイスです。

スープ、サラダが先に出てきました。
サラダはオレンジ色のドレッシングのたっぷりかかった、よくあるキャベツ主体のサラダ。少しレタスも乗ってた。
スープが少し変わっていて、お酢のような酸味があり、掻き玉、おネギ、人参やらと数種類の具材が入ってて、少な目とは言え見た目は豪華。
酸辣湯?中華にありそうな、あんな感じの酸っぱいお味で美味しかった。酸味大好き。

遅れて出てきた、カレーとナン。
ナンは折りたたまれていて全貌はわからず。でも大きそうな感じ。
バターは少なめで、一見薄めのライトな仕上がりなのです、が。

縁部分はものすごい厚みがあり、結論から言うと、超ボリューミー。
これは危険。フードファイトの域。
縁一周分、ものすごく分厚い。しかも、もっちりを通り越したしっとり感で噛み心地がしっかりしており、激しくお腹にたまる。お味も甘めで、初口からびんびんと満腹中枢を刺激してきます。
すげぇ。
こんなに食べ甲斐のあるナンは初めてかもしれん。

カレーも、マトンキーマと言うことで結構油脂がとっぷり目。
キーマと言うと若干ドライカレーに近いような汁気の少ない肉感のぎっちりしたカレーを想像しますが、こちらのカレーはお肉多めではあるものの、ソースもたっぷりとしていてドライ感はありません。
挽き肉みっちりというよりも、カレーの具材が挽き肉、っていう感じのキーマカレー。
生姜の千切りとおネギが散らされ、お化粧感はばっちり。
トマトベースっぽい赤みと甘みのあるソースですが、生の千切り生姜の香りが非常によく、羊臭さは少な目。
初心者にも食べやすいマトンカレーです。
中辛ですが、辛さはある程度感じます。ほんのりながら、存在感のある辛さ。
甘酸っぱいベースに生姜の爽やかさとチリっぽいカチっとした辛さ。
羊と言うとなんとなくペッパー系の辛さを想像するのですが、ペッパーは感じませんでした。
ぶっちゃけかなり美味しいです。好きな雰囲気の味。
お肉たっぷり油膜とっぷりで重めだけど、お味は大変美味しいです。

しかし、ナンの重量感がお腹に響きます…… そのうえカレーも重厚だから、大食いを自認する、そして満腹中枢の働きが遅いのを自認する、このわたしが……
まさかの 食べてる最中から やっべー満腹! と感じる 異 常 事 態 。

ほんとかなりお腹に重いです。
ナンが分厚過ぎ。しっとりと水分が多くて、お腹にたまりすぎ。
一見パリッとして見える薄い真ん中部分でさえ、裂くと音はパリっとしてるのに、食べるとしっとりもちもちな食感で。
逃 げ 場 が な い !

いやー、こんなすごいランチセットはマジで初めてでした。
美味しいのに、最後の方がかなりフードファイト感。
食後もかなりのフードファイト感。
完食で食べ終えた瞬間の、満足感と言うより 達成感 という方が正しそうな燃えつき感。

なんかすごい昼食でした。
でも美味しかったから、ぜひサグチキンもチャレンジしたい。
ナンお持ち帰り用にタッパー用意して行こうと思います。
一枚食べるのは大変だもの。
タッパー用意して再戦。
必ずや。

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230104/23058764/

2017年9月3日日曜日

レトルト / ビーフマイスターカレー オニオン&ペッパー

昨日の昼食で山盛りカレーを食べてかえって食欲が増したのかしら(^_^;)

というわけで、朝から茶碗いっぱい納豆卵ご飯を食べた上に、さらに重ねて朝カレー。
しかも、ガッツリ感のありそうなハウス「ビーフマイスターカレー オニオン&ペッパー」をチョイスするという大食いぶりです。
一足先に食欲の秋、来たな……。



パウチを開けると、カレーソースは濃いめのなめらかな褐色。
美味しそうにシルキー。
お肉は、「ビーフマイスター」の名に恥じない、角切りのごろっとしたお肉が5個くらい入っています。
豪勢。

香りは若干甘みが強い風味。
レトルトっぽい甘い香りなのが気になりますが、ハウスのカレーらしいと言えばハウスのカレーらしい香り。
パッケージには「黒い粒状のものは黒胡椒です」とわざわざ注意書きがありますが、そんなに黒いの見えるかな??
ぱっと見では見つけられませんでした。

レンジで熱々までチンすると、甘いレトルト香に若干欧風カレーの香りが加わった感じがします。
胡椒の香りかしら。
ほう、と思いつついただきましたら、これがなかなか…… 甘い(笑)

大阪甘辛カレー。アレを彷彿とさせる感じ。
甘みが強く、ほんのり辛みもあって、飲み込んだ後の口の中に胡椒のキリッと感が残る感じ。
辛み4/5にしては辛くないと思うのですが、胡椒の余韻が確かに「辛い」という表現になるかも。
胡椒の辛さだね。

ソースは上品で光沢のある褐色の見た目にふさわしく、滑らかな舌触りで良い感じ。
お肉もぱさつきなどは気にならず、ジューシーと言うほどではないけどまあまあ頑張ってる風体。
朝食べるにはちょっともったりとした重さがあるけど、それだけに豪華感というか、ディナーとしても耐えられる趣がある。
そういう意味では、お値段の割に高級感がある。

…… んだけど、どこか大阪甘辛カレーっぽい(笑)

そこが親しみやすさでもあるのかしら。
やっぱりハウスはファミリー向けだもんね。
と納得しつつスプーンを置きました。
さすがに満腹です。

https://housefoods.jp/products/catalog/cat_1,ret,curry,meister.html


2017年9月2日土曜日

名東区 / セクワコーナー&バー 2回目

一回目の感想はこちら
ちょっとメニュー変わってたっぽい。
ランチセットでチョイスできるカレーが増えていました。
マトン、前はなかったはずだ。

■ 食べたもの
ネパールセット 890円
サラダ、スープ、アチャール、ダルカレー、野菜カレー、パパド、ライス、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
2回目のご訪問。
日替わりカレー(590円) が大根とゴーヤのチキンカレーだと言うので、こちらのナンは前回あまり好みではなかったことだし、前回食べたカレーのお味があまり強くないあっさりした癒し系の雰囲気だったのでダルでライスだと良いんじゃないかな、と思っていたこともあって、今回はライス一択なネパールセットをチョイス。
注文を伝えようと店員(店長)さんを呼んだところ。
「久しぶりですね、ずいぶん前に来てくれましたよね」と聞かれました!
え、覚えててくれたの!? とびっくりしてたら「××に住んでるって言ってましたよね」と!
おおおおおなんか嬉しい!八か月くらい経ってるのに!一回しか来てないのに! と感激しました。
一気に好感度上昇です(笑)

注文したカレーは、まずサラダとスープがそれぞれ別皿でサーブ。
スープは白く濁った塩系の熱々なスープで、小葱が少し入っていました。
あまり味が強くなく、油膜は浮いていましたが、結構あっさりいただけました。
サラダは小皿ですが、ドレッシングが少なめでお上品な、キャベツとレタスの千切りサラダ。
分量は良心的なランチサラダ、といった感じ。
サラダとスープを食べ終わる頃を見計らったかのように、続いて、ステンレスの仕切り付きプレートが登場。
ネパール式のお漬物らしい大根のアチャール(マスタードオイル?に漬けたみたいな大根にゴマをまぶしたようなもの)、ダルカレー、お野菜ごろっとしたカレー、パパドとライス(長粒米と日本米を混合したもの)が乗っていました。

注文のときに辛さを聞かれたので辛さは「2」をチョイス、盛り付け時と思しきタイミングでご飯の量を聞かれたので、標準よりちょっぴり少な目、とお願いしました。
が、ステンレスプレートの一番広いスペースにパパドとともに盛られたご飯は…… ぎっちり(笑)
ちょっと少な目程度だと、結構な量がありました。
しかも水分多めのご飯だったので、重量感も相当です。
いやー多いなー、と思いつつ、いただきます(合掌)

大根は、前回食べたのと同じかしら。
ほんのり酸っぱい雰囲気のあるオイル漬けっぽい大根です。
もう少し酸っぱくても良いかな、という感じの、オイリーな見た目に反した柔らかなお味。

ダルカレーはぽってりと良く煮えた小粒のお豆が幾種類も入ったものです。
辛さは「2」にしたけど辛くはないです。
にんにくスライスがごろごろと目立っていましたが、臭いも辛さも気になりません。
むしろお豆の甘みが利いています。
ポタージュのようなとろっと感のある甘みのあるカレー。
ネパール式を謳うカレーセットで幾度かダルカレーを食べ、そして塩気の強さに幾度も首を捻ったものですが、こちらのカレーは塩気も強くない、というかほぼ意識せずに食べられる、甘くて美味しいダルカレーでした。

お野菜カレーの方は、こちらは少々辛さがあります。
辛さ「2」の風格。
隠元、人参、大根、長芋かな、あとコーンが少し入ってたと思います。
赤いのはトマトベースなのかしら、あまりトマトっぽさはなかったんですが、色はそんな印象でした。
大きな大根と長芋。ほっくりしていて美味しい。
スパイスの風味は強くはないですが、辛さはしっかりあって、でも野菜の甘みがあって、粒々と入った黄色いコーンも甘くて、良い感じです。
南インド系のお店でも似たような具材の野菜カレーを食べたことがあるはずなのですが、全然違うね。何が違うんだかわからないけど、雰囲気が違う。
使ってるスパイスの差なんだろうねぇ、と思うと、なんだか楽しい。
具材も見た目もよく似てるのに、全然違うお料理だもん。

二つのカレーを別個にライスにかけ、パパドを砕いてふりかけ、あるいはカレー二種類を混合させて、といろんな食べ方で堪能させていただきました。
ご飯はややぺっちゃりでお腹にどっしりきましたが、頑張って完食。
そろそろ食べ終わる、という良いタイミングでホットチャイも出していただき、満腹でスプーンを置きました。

その後、ほかのお客が居なくて暇だから、という理由で誘われて少し店長さんとお話をしてから退店しました。
ネパールに奥様とお子さん3人がいるらしく、お客も少なくて人恋しいんだそうです。泣ける。

また次回、次はマトンカレーをいただきに伺いたいと思います。

2017年9月1日金曜日

レトルト / ノンオイルカレー 脂質ゼロ緑黄色野菜カレー

朝カレー。
全量で54kcalという、まさに朝向けなライトなカレーをいただきました。
ちなみに、赤池に行ったときに駅前のピアゴで購入した見切り品です。



脂質ゼロというだけあり(小麦粉は入ってるけど)さらさらなカレー。
みじん切りの細かな野菜がいっぱい入ってます。黄色味の強いカレーソースにいんげんとピーマンの緑、人参のオレンジがきれいです。
具材はみじん切りで軟らかく煮こまれているせいか、彩りの割に食感はありませんが、それもまた消化に良さそうな感じ。

先味はお野菜たっぷり、という以上の微妙な甘さが強く甘ったるめですが、辛さもしっかりあって、食べ応えとしては悪くない。
スパイスの風味は脂溶性だから油を使わないと風味が出ない、なんてものの本には書いてあった気がするのですが、結構しっかりとスパイス風味、というかカレーらしさがあります。
脂質ゼロでもちゃんとカレー。

朝ご飯を軽く済ませたいときには重宝しそうな、朝向けカレー。
本当にさらっとしているんですが、カレーらしい辛さで満足感はしっかりあります。
お野菜の色がきれいなので、視覚への満足感もあるのが良い。
空腹時には物足りないけど小腹満たしには十分な、おやつ感覚のカレーでした。


2017年8月24日木曜日

インスタント / 日清 欧風カレーメシ バター&ビーフ

朝ご飯炊くのが面倒くさかったので&お芋食べたかったので、お弁当のご飯がありませんでした。
よって本日のお昼は手抜き。
お湯をかけて五分でできる即席カレーライス、カレーメシをいただきました。
ちなみに買い置きです。

なんか以前のカレーメシはルゥが粉末状だった気がするのですが、今回開けたカレーメシは、まさかの固形ルゥ。
どでかい塊のカレールゥがどどんと白米(乾燥)の上に鎮座していてビビりました。
お肉は、カップラーメンの謎肉みたいなフリーズドライっぽい茶色い四角いのがコロコロと。
彩にもならない緑の破片が、申し訳程度の野菜でしょうか。
給湯器のお湯を入れ、リゾットと言うかお粥状のカップの中をひたすらぐるぐるかき混ぜます。
ルゥが巨大だから溶けにくい(^_^;)

と思ったのですが、人力で混ぜて溶かすのを諦めて放置していたら、知らない間に溶けていました。
水分もすっかりなじんで、お粥状から柔らかなカレー混ぜ込みご飯に変身です。

やわやわなご飯を一口すくっていただきましたら。

しょっぱいね(笑)
相変わらず味が濃いなあ。
ルゥカレーの味です。
以前のものよりケミカル感は薄く、きちんとルゥで作った家庭カレーみたいな味になっていました。
ちょっとルゥ入れすぎな感はあるけど。

バターのお味はそんなにしないかな。
クリームっぽくもなかった気がするし、乳製品くささは感じません。
やや塩気のある濃い味の欧風というか家庭系よりちょっと手の込んだ雰囲気の、割とありがちなルゥカレー。
謎肉はカップ麺の謎肉の独特な感じではなく、ふわっとした肉味の綿のような感じ。と書くと不味そうですが、ちゃんと食べ物の味はしましたよ(笑)

カロリーは450kcal くらいだったかな。
濃い目のルゥカレーらしく脂っぽい感じはしましたが、辛くはなく、以前のものほどケミカル臭もなく、進化しているように思いました。
お湯だけでここまでとろとろになるのもなんかすごいなぁ、と思います。
普通のカレールゥって、ここまで手早くお湯だけでは溶けないしとろみも出ない。
カレーメシ用の特殊なルゥなのかな。

ご飯もついてるし、お弁当作りが面倒な時の非常食には悪くないですね。

https://www.nissin.com/jp/news/5730

2017年8月23日水曜日

天白区 / ナンプラザ 原店

■ 食べたもの
ランチ ターリーセット 850円
サラダ、ナン、カレー2種(ほうれん草キーマ、チキンを中辛チョイス)、ドリンク一杯

■ 感想
愚息が市営地下鉄日進工場に工場見学に行くというので、途中下車して原駅でランチ。
2番出口目の前にある、こちらのお店でいただきました。
愚息はチキンカレー。「甘口」と「普通」の間の「ナチュラル」という辛さをチョイス。
わたしは2種盛りで楽しめるターリーセットを中辛でいただきました。
サラダは船形のおしゃれなお皿にきれいに盛り付けられたカフェ風サラダ。
枝豆がたっぷり乗っていて、これはアレだね、今流行りの「フォトジェニック」ってやつですな。インスタ映え?
きれいな盛り付けで満足度の高いランチサラダ。
続いて愚息のもとに届いたナンは、籐籠っぽい容れ物から自由奔放にはみ出すほどの巨大なもの。
わたしが今まで見た中でも、これは多分屈指のデカさ。
というほどの大きなナンでびっくりしました。
逆にカレーは小皿。一種類だけのチキンカレーでも、手のひらに乗っちゃいそうな小振りなカダイ使用でした。
カダイはおしゃれで好きなんだけど、深さがあんまりないから、直径が小さめだとちょっと見た目に淋しいんだよね。
わたしのほうはターリーセットということで、大きなステンレス丸皿の中に小さなステンレス小鉢に入ったカレーが二つと、入りきらずに端を折りたたまれた、やっぱり巨大なナンでした。
折りたたまれてたから裏側が良く見えたんですが…… すごい美しい、パリッパリな炭焼き跡…… 期待大。ごくり。
わくわくしながらいただきましたら、ナン、超あっつあつ!!
先日 パラダイス のナンの熱々加減に感動したばかりですが、こちらのナンも負けてはいません。
手で持てないくらいのマジ熱々。
しかも、熱々でもぱりっとした焼き上がり。
縁はしっかりとぱりぱり、厚い部分はふんわりしつつももっちもち。表面のバターは塗ってあるか塗ってなきかのささやか具合で嫌味がない。
素敵なナン。店名に「ナンプラザ」と付けるだけのことはある。
愚息も「パリパリでもちっとしてる!」と絶賛していました。
ほんのり甘くも主張の少ないお味で、ひたすら食感の良さが光っていました。
というか、病みつきになる食感。
ぱりぱりばりばりとした焼け具合に煤っぽい炭風味が香ばしく、味はともかく、嗜好を刺激する食物でした。
美味しくて、子供と二人でミニサイズ一枚、またお替りした(……)
翻ってカレーですが、中辛でも辛くはなかったです。
辛口でも良かったくらい。
チキンカレーはたっぷりのクリームで表面を飾られた、黄色いオニオンベースのカレーでした。
小皿でのサーブにもかかわらず、お肉三つも入ってた。小さめだけどジューシーで、きちんとしたお肉感。
ほうれん草キーマも、お出汁でも使ってるのかしらと思うほど旨みを感じる、でも化調系っぽくはない、かなりちゃんとしたお肉たっぷりキーマカレー。
ほうれん草の色味もきれいで、くすみのないはっきりした緑色。
野菜の主張もスパイスの主張もほんのりであまりカレーらしいパンチは感じず、特にすごく美味しいわけではないんですが、油分も少なくあっさりしていて食べやすいお味でした。
子供の食べてた、辛さナチュラルのチキンカレーも、わざとらしい甘味などはなく、かと言って野菜の甘さが凝縮されたようなガツン感もなく、ひたすらやさしいあっさりカレー。
あっさりだねぇ。
すごくお勧め、というポイントはナンの食感以外にないんですが(すみません)、初心者にも食べやすい嫌味のないカレー、という意味では、ここまで食べやすいカレーを出してくれるところはそうないかも。
今まで食べた中でも屈指の無難さでした。
ランチセットには一応ドリンクもついていまして、ランチビュッフェ用のドリンクから好きなものを一杯だけ選んでいいよと言う形式でした。
近所のカラオケ屋さんにあるのと同じドリンクマシンがコールド、ホットともにあり、プラスして、アイスチャイ、ラッシー、マンゴジュースとリンゴジュースあたりがポットで用意してありました。
愚息と二人でラッシーをいただきました。
愚息は美味しく飲めたそうですが、わたしにはちょっと濃い&甘かったのでお水で薄めて、美味しく飲みました。

https://tabelog.com/aichi/A2301/A230111/23061044/

2017年8月20日日曜日

レトルト / おうちdeカレー バターチキンカレー、イナバのチキンとレッドカレー缶

今日は愚息とカレー祭。
夏休みも残り十日ほどになってようやく夏らしい暑さとお天気。
今年の夏はほんと変なお天気でした(^_^;)

ということで、暑いしタイカレー食べたい! というわたしのチョイスはイナバのタイカレー缶。
でも愚息と分け合うにはグリーンは辛すぎるかと思い、一応気を遣ってレッドにしました。
愚息は、ストック袋の中から自由に選ばせたら、案の定バターチキンカレーでした。
ヤマモリの。それ安いやつだよ。たしか98円とかで買ったやつじゃなかった?



というわけで、ふたりで半分ずついただきました。

ヤマモリの「おうちdeカレー バターチキンカレー」とイナバレッドカレー、一見では見分けがつきません。
双方同程度に真っ赤です。ソースの粘度もどちらも同程度のさらっと加減。
とは言え、イナバの方がやや油が浮いて見えるのとお肉がごろっとしてるのと、それからやっぱり香りが違うので、まあ取り違えることはありません。

そうなんです。
バターチキン、まろやかなクリーム感が売りのようなイメージですが、ヤマモリのこれはすごく赤い。白濁した感じが全くありませんでした。
そして肉がものすごい くず肉 感。

破片しかねぇ。
しかも筋の浮いたぱさぱさ肉。
破片でここまでぱさっと感がある外見って、ツナかよ、という見た目になってきますな(^_^;)

お味の方は、トマトベースというのが解り易い甘酸っぱさ。
バターというよりスキムミルクっぽい、甘味はあるけどまろやかさが足りない乳臭い雰囲気。クリームというより、乳臭い、って言うのがあってる感じ。
とは言え、不味いわけではない。
ただ、バタチキっぽい感じはないわねぇ。
クリーム感もないからトマトクリームソース、っていう感じでもないし。
ミルキーというのともちょっと違う、スキムミルク、って感じなんだよな。
悪くはないんだけど、ちょっと独特なお味でした。

お肉は前述のとおりで、くず肉がちょろっと沈んでいるくらいです。
固形物はそれだけで、お野菜っぽいものも入っていない。
やや淋しい。
とは言えお安いものだったと記憶しているので、まあこんなもんでしょうか。

辛さはほとんどありません。
ほんのりと乳臭い甘さにトマトジュースっぽい甘酸っぱさ。
ご飯よりパンの方が合いそうです。

イナバの方は、まあ定番のあのお味。
記憶の中よりちょっと辛く感じたのは、バタチキが乳甘い感じだったからでしょうか。
辛いんだけど少々くどく感じるぺたっとした砂糖っぽい甘さも健在。
バタチキよりもしっかりした大きさのお肉が5片くらい入っていたので、比べちゃだめだと思いつつも、なんとなく「具材が豪華」って気になりました。

意外と辛いかな、と思ったんですが、愚息も完食できました。
辛いけどこのくらいなら食べられると言っていたので、だいぶ辛いの慣れてきたみたいです。
とは言え、甘口カレーの方が味覚へのアタックとしては有効そうですが。
まだ辛いカレーはちょっとはやいんじゃないかなー、と思う親心(笑)

グリーンカレーを食べさせるのはもう少し先になりそうです。

2017年8月15日火曜日

石川県 / 近江町市場 金沢カレーパンプレーン

お盆休みを利用して、もうずーっと夢に見るほどしたかった 一人旅 してきました。
行先は金沢。去年の 富山de愚息が急病とんぼ帰り のリベンジかねて北陸です。

金沢は初めて。
でも、金沢カレーの店は地元にもあるし。
というわけでカレー食べる気はなかったんですが、近江町市場で行列できてる食べ歩きのコロッケ屋さんで細長い不思議な形状のカレーパンが売ってるのを見かけ、ついつい並んでしまいました。

甘海老カレーパン350円と金沢カレーパンプレーン220円。
朝ご飯に海老と蓮根のフライをいただいていたので、そして細長形状ではフィリングの量に期待が持てなかったので恐らく甘海老は値段の差ほどには入ってなかろう、という打算もあって、素直にプレーンの金沢カレーパンをいただきました。

お腹があまり強くないので揚げパンは比較的もたれがち。
というわけで普段は避けて通っているのですが、結論から言うと、ここの揚げ物は油切れが良くてサクサク。
油が臭くない。べたついてない。すごく軽やかなサクサク。

あら嫌だ。
普通に揚げ物として超美味しい。

思った通りパン生地ばかり厚くてカレーのフィリングは少なめ、ほとんどが生地に吸い込まれてしまって一体化、フィリングのお味自体は非常にわかりづらい感じだったのですが、油を吸ったパン生地のサクサク、香ばしい揚げ物感、そしてふんわり香るカレーの香りで、カレードーナツとしての完成度は高いのではないでしょうか。

カレーのお味自体は多分普通だと思う。
甘めのよくあるカレーの雰囲気。金沢カレーって黒いもったりしたカレーのイメージですが、フィリングのカレーは生地に吸い込まれて消えてしまうくらいにさらさらだったようで、色味も黒というより黄色系の、欧風というより家庭のカレーとか、ククレカレーみたいなごくスタンダードなレトルトカレーっぽい感じ。
具材の雰囲気もなく、カレーのソースだけというイメージ。

でも、サクサクの歯ざわり、軽やかな食感、ほんのり甘い揚げパン生地に、しみ込んだカレーソースが一体となり、ジャンクな美味しさがしっかりあります。
ほんとジャンク。
子供相手の駄菓子の様相。
多分、そこが「良さ」なんだろうなあ、という感じです。
食べ歩きみたいな雑な食べ方に最適化されたジャンクなカレーパンとして、これはたいそう美味しいものな気がしました。

しっかり座って居住まいを正して食べるものではないけれど、こういう種類の懐かしい美味しさってあるよね。
そういう意味ではすごく美味しかったな。
忘れられない一品になりそうです。



あ、あと、旅行時恒例のご当地ソフトは、金沢城公園近くの酒屋さんで菊姫20年古酒&甘酒のミックスソフトクリームと、ひがし茶屋街で竹炭カカオのクリームチーズアイス+竹炭モナカをいただきました。
前者は土日祝200円引き特価で300円、後者は350円。
酒粕の香りのふわりとただよう、ふくよかな甘味のミックスソフト超美味かった。
竹炭アイスは真っ黒などぎつい見た目に反してカカオの風味は優しく、チョコレートというより、ほんのりとした純ココアパウダーな香りとお味。こちらも甘すぎないささやかなカカオ感とチーズ感で、おとなしいあっさりした食べ口でした。食感がまったりと柔らかで滑らかだったのが印象的。

金沢と言えば菓子処らしいですが、銘菓の小豆ものも落雁も、いたるところで推されていた穀物由来の「じろ飴」も、甘すぎないほんのりあっさりした甘みで好みでした。
わりと甘みを抑える地域性なんでしょうかね。
きんつばとか、すごくあっさりしてて小豆の粒の存在感が強くて、餡子菓子というより小豆を固めたもの、みたいな風情だった。

和菓子、甘味としてはちょっと特殊な立ち位置な印象。
わたしは好きですが、甘すぎないからついつい食べ過ぎちゃうねぇ……(^_^;)

2017年8月11日金曜日

中区 / パラダイス

■ 食べたもの
エビカレーランチセット 820円
サラダ、エビカレー、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
山の日&お盆休み初日ということで愚息とおでかけ。
栄でカレー屋さんを新規開拓しようということで、中区役所からほど近いこちらのお店に足を運びました。
かなり怪しげな飲み屋ばっかの雑居ビル。
ビルは若干雰囲気の恐い建物でしたが、カレー屋さん自体は以前はスナックかなんかだったんだろうあという程度で、まあ別に普通のカレー屋さんでした。
愚息はチキンカレー甘口、ナンと、ドリンクにラッシー。
わたしはエビカレー辛口に、ナンとホットチャイをチョイス。
サラダはキャベツ主体で胡瓜とコーンが彩り程度に添えられた、マヨソースっぽい甘酸っぱいドレッシングのちょろっとかかったサラダ。
小鉢でしたが山盛りで、まあまあ良心的な分量です。
少し待たされて次に出てきたのは、真っ赤なトマトベースの海老カレー。浅過ぎない大きめのスープ皿にたっぷり。分量は多めで良い感じ。
愚息のチキンカレーも同じタイプのスープ皿でしたが、こちらは黄色みの強い黄土色カレー。
お肉は大きいサイズでごろっとしていましたが、二切くらいだったのかな。具材は若干ささやかな印象。エビも冷凍ものっぽい小エビが5尾で、多いとは言い難かった。
ですが、どちらのカレーもクリームで(わたしの分はチリオイルっぽいものも含めて)表面に模様が描かれた華やかなもの。
具材はささやかだけど、見た目はおしゃれで悪くない。香りもふわりとトマトの香る、甘酸っぱい良い香り。
そして一匙すくって食べてみたら、ものすっごい熱々!
熱々!
嬉しいなあ! 温かいものは熱々で食べたい派です。それでなくとも今夏は(というかオフィスが?)冷え過ぎで、毎日冷房かかっていないとこでも一日中鳥肌が立ってるくらい身体が冷え切っていた自律神経崩壊系なので、この熱々は超嬉しい。
熱々ですっごい美味しい。
濃厚なトマトの甘酸っぱさ、ほんのり香るスパイス、ぷりっとした小エビ、すべてが絶妙な感じで大変美味。
チリオイルが辛いのですが、ベースのカレーはトマトが濃厚で甘味が強く、チリオイルの濃い(辛い)部分とメリハリがあって二度美味しい。楽しい。
そして、わずかのタイミング遅れて出てきたナンは、これまた熱々。
手で持てないくらい熱々。
バターは表面がてからない程度のささやかな分量で、人魂型の尻尾の部分は厚みのあるふんわりもちっとした食感、底の丸みの部分はきれいに伸びて薄く、ぱりっと焼けてて非常に良い焼き加減。
お味は甘くなく塩気もなく、かと言って粉の素朴味の主張もなく、わき役に徹した体で好感度高い。カレーを引き立てるためのナン。飽きの来ない、餅のような存在感。
ちょ、このナン、新しい方向性で最高だ……!
愚息の分とお替りのハーフサイズ(若干ハーフより大きめ)含めて三枚のナンを見ましたが、どれもムラのない均一に高レベルな焼き上がりで、技量の高さがしのばれました。
加えてこのカレーのレベルの高さ。
愚息のチキンカレーも玉ねぎの甘みが強く利いた、甘いけど変な甘さの主張のない美味しい野菜系カレーだったし、いやもう、美味しかった。
日本人向けにアレンジされて云々、とか言われちゃいそうなお味かもしれませんが、野菜の甘みの強さ、軽いスパイス感、そしてこのナンの食感、飽きない味とか、そういう感じ。
パンチはないけど嫌いじゃない。というか美味しい。
わたしの中では高評価だなぁ。
ほんと美味しかった。
食べたその日の夕方に言うのもなんだけど、また行きたい(≧▽≦)
そして、愚息曰く「10点満点で言えば10点の味。サプナは9点にしとく」、ということでした。サンライトも10点か。

https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23054795/

2017年8月10日木曜日

東区 / アリアナレストラン 4回目

2か月連続。
先月(3回目)はこちら

■ 食べたもの
キーマカレーセット 750円
サラダ、キーマカレー、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
前回のサグはアレでしたが、キーマは最高に美味かった! です!
羊なのかしら、やや獣臭いけどしつこくない挽き肉がたっぷりで非常に肉々しくも生姜の香りが爽やかで、ごろごろと入ったグリーンピースがぷちぷちとした食感で粒々のひき肉とのコントラストが楽しい素晴らしく食べ応えのあるカレーでした。
絶対カロリー半端ない。
でも、肉が脂っこくないのでさくさく食べられるし、満腹感はあっても変な胃もたれ感はなかったです。
辛さは事前調査では「スパイシー」とのことだったんですが、確かに「スパイシー」だけどいわゆる「辛いカレー」ではなかったです。
もっと辛くても良い感じ。
でも、卓上のチリパウダーを使って味を壊すようなことはしたくない。せっかくのスパイスと生姜の香りを壊したくない。
「スパイシー」と「辛い」はイコールじゃないんだよねぇ。
と思う、大変美味しいカレーでした。程よい獣臭さに千切り生姜の香りが心地よかったわねぇ……。
ナンは今回はそこまで甘く感じませんでしたが、ふわっともちっとしつつ薄い部分はパリッと焼けてて、かなりレベルの高い出来でした。
マジ美味かった。
ラムカレーとキーマカレーで何か月でも回せそうな気がしてくるから恐いわ、この店……(そのくらい好き)

2017年7月23日日曜日

レトルト / 出世城カレー 赤の直虎

以前実家から浜松土産にいただいた。
新年一発目に食べて後悔した「将軍家康 出世城カレー」 の赤Ver. ですね。
嫌な予感しかしませんが、二つも同じものくれやがったので早めに一個消費しなきゃということで、子供のランチ用に開けました。
もう今日はご飯作りたくなかったんだもん!!!



というわけで、嫌な予感しかしない 出世城カレー です。
製造はオリエンタル稲沢工場でそこに安心材料を見出したかったのですが、パッケージでやんわり主張されている「浜松産トマト」の文字が、安易な安心を戒めます。
トマトを主張してるカレーって大概不味いもんね。

もうほんと「なぜこれ選んだ?」 と聞きたくなるようなやさぐれっぷりですが、いやもう、食べる前からこの調子だったので許してください。
食べたら ますます やさぐれたけど ね。

というわけで、結論ドン。
美味しくなかった。

っていうかこれカレーじゃないです。
トマトソース。
感想終了はい終わり。

ほんとカレーの「カ」の字もなかったね。
にんじん、じゃがいも、挽き肉といった具材は見た目にもそこそこ入っていまして別段貧相ではなかったんですが、お味のカレー感は貧相。
カレーの香り皆無。トマトの味しかしねぇ。
しかも推してるだけあって甘くて美味しいトマトなんでしょうね、トマトカレーに欲しいフレッシュな酸味みたいなもののまったくない、甘い甘いフルーツトマトな味でした。
カレーには合わない。
絶対的にカレー圏外なトマトの味。

「不味い」と積極的に書くほど味自体はひどくはないんだけど、カレーとしては落第でしょ。
先日食べた 78円のカレー職人のトマトカレー に完璧なまでに劣るこのカレー感皆無な味と香り。
同じカレーとして、78円に対し、土産で売ってるこれは幾らよ?
5倍はするんじゃないの?(推測 ← 今ホームページ見たら562円税込でしたえええええ!!!)
カレー名乗るな。トマトソースとしてスパゲティと売ったらいい。
そう思いました。


2017年7月18日火曜日

レトルト / カレー職人 なすとトマトのカレー

朝は比較的元気なわたしですが、最近どうも、朝の調子が悪い。
午前中とかとにかく眠くて、やる気が出ない。
食欲のエンジンのかかりも良くなくて、今朝はもうなに食べたらいいのかわからず、仕方がないから(!)カレーにした。湯煎するのも面倒だったので、袋ごとレンジでチンできる「カレー職人」を選んでみました。
ずぼらの極み。



袋ごとレンチンして開けたカレーは、大変いい香り。
トマトの甘酸っぱさとカレーらしいスパイスがふわ~っと立ち上る、結構美味しそうな香りでした。
色味は赤く、トマトの皮らしきものが少しばかり見えます。
ソース自体は緩めで、大きな半月切りの茄子が4、5個、目立つ感じで入っております。
お値段安い割にはしっかりした香りと見た目。
ご飯とともに一口いただきましたら、甘酸っぱいトマト味が口の中に広がります。

甘酸っぱい。
トマト。
でも、なんとなくカレーっぽさもある。
カレーかと聞かれると若干首を捻る感じではありますが、「トマトカレー」の名を冠したカレーの中ではわりとカレーらしさがある感じ。
甘酸っぱいですが、香りのカレーらしさがカレーらしさを感じさせる(回りくどい)。

一応中辛表記ですが、辛さはないですね。
辛くはないです。
甘みと酸味。
茄子はしっかりと食感があり、具材感は良い感じです。
お肉は入っていないっぽいかな? 野菜カレーの雰囲気です。

78円くらいのものにしては、悪くはない味です。
でもなんとなく食べ応えがない感じ。
バタチキみたいなクリーム系のトマトならまた違ったんでしょうが…… 別物ですね、同じ「トマト味」でも、完全に、食べた感じが違います。
さらっと軽くて、朝食べるには良いけど、ランチとかにはちょっと物足りないかな、と思います。

トマトの甘酸っぱさが好きな方、夏を感じたい方(笑) には、悪くないんじゃないかな。


2017年7月17日月曜日

中区 / サプナ 2回目

栄スカイルの中にある、サプナ。
一回目のレビューはこちら

■ 食べたもの
ランチCセット マトンカレー辛口 890円
サラダ、ナン、マトンカレー(辛口)、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
日替わりでチキンティカマサラ出てないかな~、という淡い期待を抱いて行ったのですが、期待外れの茄子チキンでした。
というわけで、大曽根店でも食べたことがある、マトンのカレーを選びました。
同行の愚息はチキンカレーを辛さ普通で、ドリンクはラッシーをチョイス。
愚息の黄色いチキンカレーに比べ、やってきたマトンカレーはだいぶ赤味の強いカレー。
とろりとした粘度があり、香りはスパイシーな辛さを感じさせるいい匂い。
カレー自体の量は多めですが、お肉は小さめ、3つかな。
少し具材が淋しい印象です。
が、一口食べると、しっかりした辛さ、きゅっと詰まった濃い目のお味で羊の香りもしっかりあり、十分な食べ応えを感じました。
かなり辛め。でもほんのりと後味に甘い旨みがあります。
ナンは今回塩味の利いたわたしの好きなナビ〇コク〇ッカーのようなさっくりと素朴な粉味タイプ。人魂型の尻尾だけがふんわりもっちりとしているも、全体的に薄く焼き上げられたものでした。
このタイプのナン、超好み。
ほんのり甘じょっぱくて、カレーの辛さにすごく合う。
お肉は小さめだったのが淋しかったですが、出汁殻感のないジューシーで柔らかな食感で、お肉として美味しいものでした。
美味しいだけにもう少し欲しかったけど…… 贅沢は言えないかな……。
カレーもナンも相変わらず美味しかった。辛さは強めだけど、後味の甘めの旨みとナンの甘じょっぱい素朴なお味とのマッチングが良くて、一緒に食べればだいぶ緩和される印象。
愚息の頼んだ黄色いチキンカレーは、辛さ普通でほとんど辛さは感じなかったです(が、彼は、「ちょっと辛みはあったよ」と言っていた)。
玉ねぎベースかな? ほんのりと甘くて、味が濃すぎず美味しかった印象です。
こちらのお店は、お値段もそこまで高くなく立地も便利でお味が全体的に好みなので、今後もぜひ時々来たいお店です。
次こそチキンティカマサラに当たりたい。
なお、愚息は、こちらのチキンカレー&ナンより、大須のサンライトのバタチキ&ナンのが好きだと言っていました。でも、ここのも美味しかったから栄でご飯食べるときはまたここのカレーでも良いよ、とのことです。偉そうに。

2017年7月3日月曜日

東区 / アリアナレストラン 3回目

2回目のレビューはこちら。

■ 食べたもの
曜日限定 サグチキンカレー
サラダ、サグチキンカレー、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
大好きなアリアナレストラン。
12時のお昼時真っただ中に来たのは初めてですが、サラリーマンに超人気なんですね。
待ちが発生してるインドカレー屋って初めてかも。
わたしはちょうど待たずに座れたタイミングで、曜日限定のサグチキンをいただきました。
ここは辛さは聞かれないんですよね。
なので、デフォルトの辛さ。
サグチキンは、ほうれん草の緑が大変美しく、もったりと濃くて重たいカレーでした。
えぐみもなくきちんとほうれん草の甘みが利いていたのですが…… なんとなく、後味が、インスタントポタージュスープみたいな不思議な味した……。
たまにあるんですよね、この後味がするお店。
ケミカル味なのか鶏出汁の脂分なのかわかりませんが、不思議と口に残る不快な後味。
なんなんだろ?
ナンはふんわりと甘いタイプでしたが、美味しかったです。
サグチキンの不思議な後味だけが若干残念でしたが…… まあでもここはラムカレーが超美味しくて内心の贔屓店なので、次は別のカレーで再チャレンジしたいと思います。




2017年7月2日日曜日

レトルト / イナバ缶詰マッサマンカレー、ヱスビーなすと完熟かぼちゃの挽き肉カレー曜日

昨晩、録画したNHKの趣味どきタイカレー回を見たので、タイカレーが食べたい、ということで、愚息と二人でタイカレーを含むランチカレー祭を開催しました。
さすがにグリーンやレッドは辛いかな、ということで、食べやすそうなイナバ缶詰のマッサマンカレーをチョイス。
もう一つは、無難セレクトかなーということで、ストック袋に入っていたカレー曜日の期間限定季節のごちそう「なすと完熟かぼちゃの挽き肉カレー」を。


カレー曜日、かぼちゃカレー前にも出してる気がする。
食べるの初めてじゃないと思うんですが、記録残ってないな。勘違いかな??
今回食べたのは2016年春夏版です。

先にこちらについて書いちゃうと、ぶっちゃけ、美味でし た!!!

大きな南瓜と輪切りのナスで具材の存在感は抜群。
挽き肉のコクがたっぷりと出たソースで、非常に深みと甘味を感じるお味。
且つ、ピリ辛い絶妙のスパイシーさ。
かなり完成度が高いと思いました。
南瓜もナスも柔らかくもしっかりと形を保っており、挽き肉の食感はわかりづらかったけど、ソースにしっかり溶け込んだお肉の旨みで十分納得の味でした。
カレー曜日、普通の奴は普通のお味だと思うんですが、これは大変美味しかった。
南瓜の甘みが活きてる感じで、外食の南瓜カレー好きなんですが、それでも不満を感じないちゃんとした南瓜カレーの風格でした。
ヱスビーはスパイス感も結構好きなんだよね。
美味かったです。

イナバのマッサマンは写真撮り忘れちゃったんですが、じゃが芋しっかり入ってた。
小さい小切れながらも鶏肉もたっぷりで、きちんところんとした小粒のピーナッツ?豆かな?も入ってて、具材感は上々。
お味の方も、ややピリッとした辛さで子供にはどうかと思いましたが、美味しく食べられるレベルだったようです。
香りは甘そうだったのですが、砂糖っぽいような甘味は特になく、癖がなくて食べやすかったと思いました。
すごく特徴的ではないけど、子供と食べても大丈夫な無難さ。

どちらも美味しかったので、大変良いランチでした。
マッサマンはもう少しタイカレーっぽさがほしかった気もしますが…… タイで作られてる缶詰相手に言うのもなんだけど(^_^;)
ヤマモリのレトルトの方が本場っぽいというかエスニック感があった気がするのは、本物食べたことないせいで「それっぽさ」 にやられてるせいだと思おう(笑)


2017年6月20日火曜日

名東区 / MINA(ミナ) 2回目

一回目のレビューはこちら

■ 食べたもの
ランチCセット 830円
スープ、サラダ、ほうれん草チキンカレー中辛、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ スープ
トマトベースの油分多めのチキン系らしきスープ。
小さなカップでのサーブですが、キャベツ?と人参?がたっぷり入ってて、ちょっとお得な感じ。
お味は薄酸っぱいトマト系で、ちょっとしょっぱかったけど美味しかったです。

■ サラダ
キャベツとレタスと胡瓜と黄パプリカ。
小鉢にこんもり山盛りだけど、湖のようにとっぷりしたドレッシングとふんわりレタスで見た目のかさを稼いでいた感じ(笑)
黄パプリカはちょっとうれしかったけど、皮剥いてあったのかな?? 妙に食感がふにゃっとしてて、不思議な感じでした。

■ ほうれん草チキンカレー中辛
美味しかった!
すごく美味しかった!
美しいほうれん草らしい滑らかな緑色のソースに、クリームでお花の絵。
そしてチキンは小さめながらもしっかり3つ入っていて、見た目も大変美味しそう。
香りはスパイスの香りの強くない穏やかな感じです。熱々で良い感じ。
と思いながら食べてみましたら、香りどおり、スパイスはきつくない感じ。
乳製品系の味は確かにしましたが、濃すぎず軽くまろやかな雰囲気。
それでいて、ほんのちょっぴり辛味がある。
きちんとしたちょうどいい中辛です。
お味のバランスがすごく良い。
パンチはないけど、すごくバランス良いお味。
滑らかな舌触りにまろやかな甘味と軽い食べ口で、ほんと美味しいな、ここのカレー。
お肉もジューシーで柔らかでした。

■ ナン
そしてここはなんと言ってもナンが美味いんだ。
ナビス〇クラッカーみたいな雰囲気で、粉と塩の旨みがあって、すごく好き。
パリッとさくっとしたところと、ふんわりしたところと両方楽しめる焼き加減のバランスも良い。
バターがすごく薄くさらっと塗られている、その控えめな感じもいい。
記憶の中のMina のナンと寸分たがわぬ、さっくりした粉っぽい素朴で美味しいナン。
思い出どおりの期待の味に再会できてほんと幸せ。

■ ホットチャイ
ごく普通の濃い目のミルクティー、って感じ。
特筆すべきところはないけど、クリームの膜ができていたので、ちゃんとした牛乳をちゃんとした量ちゃんと使って作ったちゃんとしたチャイ、なのでしょう。
普通に美味しい、という言い方は嫌いなんですが、普通に美味しい。

また行きたいにゃー。

レトルト / 関あじ関さばカレー

昨日食べた鯖缶の残りで鯖缶炊き込みご飯を作ったので、せっかくだから鯖カレーをかけて、鯖尽くしの朝カレーにしてみました。
ご友人が故郷大分へ帰省した際にお土産として買ってきてくださった、関さばカレー。
道の駅「さがのせき」のロゴ入りです。
大事に取って置いたら、いただいてからずいぶん経ってしまった。


これね、すごいです。
中の具材は何もないの。
でもなにかが入ってるの。

色はごく普通のカレー。香りも鯖臭いってことはなく、ごく普通のカレーの香り。
なにか入ってる感がありながらも、特になにも入ってる風じゃないの。
でも 食べると 濃厚に 鯖なの!!

口に含むと鯖の香りなの。
もわっと膨らむような鯖の味がするの。
臭みなんて微塵もない。ただただ鯖の味というか、我が家の味噌汁の出汁はまさかの
鯖節なんですが、あーいう味がする。
もっと濃くて本物っぽい、しっかり感じる鯖の味。
鯖好きなので、とても美味しい。
とても美味しい。
自分で作った鯖缶カレーより、こっちの方が全然美味しい。
鯖缶カレーも自分で作って旨いなあ合うじゃん、と思ったけど、本物と比べたら比じゃないと思った。

辛さもちょうどいい。一口目は甘いかと思ったけど、全然、どちらかというと辛いタイプでした。
ルゥから作ったカレーの味ではない感じ。
既製品っぽさのない、結構上品なカレー味でした。
インド的なカレーじゃないんだけど、ルゥ的な家庭カレー系でもなく、うーん、どちらかというとスパイスの方にちかいんだけど…… ちょっと料理に凝ってる方が家庭で手をかけて作る休日のスパイスカレー、って感じ?
なんて言って良いかわからないけど、カレーソース自体もしっかりこだわって作っていそうな手のかかった感じがしました。
美味かった。

道の駅さがのせき 公式HP によると、530円もするらしい。
さすが…… それだけの味はした。ごくり。

2017年6月17日土曜日

中区 / サプナ 栄店

■ 食べたもの
日替わりランチ 890円
サラダ、日替わりカレー(シーフード辛口)、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
ずいぶん以前に行ったサプナ大曽根の姉妹店。
大曽根店で食べたマトンカレーとナンが大変美味だったことは印象深く覚えている。
というわけで、スカイル9Fという大変便利な立地でもあり、以前から目をつけていました。
そして、栄で用事があったついでということで、ようやく行くことが叶いました。
店に向かう段階ではなんのカレー食べようかな、とわくわく考えていたはずなのですが、お店に着いてみたら日替わりのカレーがシーフードだったので迷わずこちらを注文。
シーフードカレー大好き^^
サラダは普通の量の少ないキャベツ主体のサラダだったので特に感想はなし。
カレーですよカレー。
こちらは大きめのお皿にたっぷり入っていて、まずビジュアルが満足です。
貧乏性で大食いなので、やっぱりカレーはたっぷり欲しい。
そういう食欲を満たしてくれる分量でした。素敵。
そんなファーストインプレッションでまず嬉しくなったうえ、覗き込んだカレーは、具材もかなり豊富な感じ。
イカやらエビやらアサリやらが、ミックスシーフード系の小さいものながら、たっぷり入っているのが見て取れます。
小粒の油膜の浮いた赤くとろみのある外見も良い。千切り生姜と青みはネギかしら、ちょっと控えめに乗ってるのも愛らしい。
容姿は完璧。好みです。
香りも華やかなスパイス感があり、こちらも良い感じ。
赤いけど、トマトではないのかな?トマトの香りという感じはしないような?
と思いながら、熱々を一口食べてみましたら、うわーぴりっときた!
でも、嫌な辛さじゃないです。というか、ぴりっと刺激を感じるけど、辛い、っていう感じじゃないです。
辛口と言えば辛口なのかな。辛いけど、辛さレベルでは辛口寄りの中辛くらい? でも、ぴりっと良い感じの刺激があって、甘味もあって香りが良くて、美味しいです。
でも、このほんのり甘い後味のもとは何だろう。赤いカレーだけどやっぱりトマトっぽくはないような。
野菜の甘みではあるんでしょうが、解り易い単調な甘味ではないようです。
わたしの舌がバカなだけかも知れませんが(^_^;)
とは言え、派手ではない控えめな甘さにぴりっとした辛さ、シーフードカレーに良くある出汁系の味は控えめで、辛いけどマイルド、という不思議と主張の少ないバランス良いお味。
美味しいです。
そして、見た目の印象通り、魚介の具材が大変豊富。
特にイカは機械的な角切りながら、もちっとした食感ですごくいい感じ。
これでこのお値段は十分満足だわ、と思える美味しいカレーでした。
そしてナン。
大曽根店では薄焼きで塩気のある味わいだったように記録しているのですが、こちらの栄店のナンは、ほんのり甘くてふっくらでした。
好みで言うと好きな方向性ではないんですが、最後までお替りしようかどうしようか迷ったほどの、軽めの味と食感の、美味しいナンでした。
ふんわり、とは少し趣の違う、甘くてふっくらしたナン。
経時劣化で少々しなっとなり食感も悪くなりますが、みっちりと詰まった風にはならず、冷めても柔らかさは持続。見た目はかなり残念なことになりますが、お味はまあまあ大丈夫。
ほんと、ミニサイズでお替りすれば良かったにゃー。
チャイはお砂糖別添えで、安心して飲めました。
クローブ(多分) 入りの薄めのミルクティー、という感じで特筆するところはありませんでしたが、あっさりして嫌味がなくて飲みやすいチャイでした。
全部美味しかった。
立地良いし、ぜひまた行きたい。
特に、日替わりでチキンティカマサラも出すそうなので、ぜひこの日を狙っていきたいです。

…… ただ、一つだけ残念なのは…… 店員さんが、呼んでも全然来てくれないところ……。
あんまり接客サービスはまめまめしさはなかったです。現地の方なのか、日本語ちょっと聞き取りづらかったので、ちょうど接客苦手な方に当たっちゃっただけかもしれませんが。
でも、何回も「すみませーん!」 って声上げるの、ちょっと恥ずかしかったです(呼ばないとチャイ持ってきてくれそうもなかった)
次回の店員さんに期待だ!

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23060239/

2017年6月15日木曜日

缶詰 / イナバの野菜カレーで炊き込みご飯。

昨日、出来心で試してしまった創作料理(?)
それは、イナバの野菜カレー缶詰で作る炊き込みご飯。
最初は普通にご飯炊くつもりだったので、水加減は特に変わったことはしていません。というか、わたしそもそも水も米もきっちり量らない適当人間ですorz

というわけで、米は1合+1/4合より少し少ないくらい(適当)、水加減はいつもこの分量を普通に炊くときくらい、という感じで一晩水に漬けておいた米の上に、近所のスーパーで本体価格88円で叩き売られていた小さいサイズのイナバの野菜カレー缶詰をどば~、と空けて、かき混ぜもせず火にかけます。
鋳鉄深型スキレットに蓋をかぶせて、やや強火で7分くらい? 沸騰したら中火程度の火加減で、ぱちぱち言い出すまで5分ほど。ぱちぱち言い出したらほんの短時間火を強めてから消火。
15分ほど置いておけば、見事なカレーご飯の出来上がり。

イナバの野菜カレー缶は、みじん切りの人参とじゃが芋かな? たっぷり入っていて、つぶつぶ具材の人参のオレンジ色が美しいカレーご飯が炊けました。
緑がなかったから、緑色のお野菜をみじん切りにして足したらより美しかったかも。
小さい缶だったせいか、ややカレー味は薄目な感じがしましたが、色はそこそこカレーらしく、香りはしっかりカレーだった気がします。
辛くはないカレーでした。香りが良いのでほんのりスパイシーな感じはあるけど、辛さベクトルではないスパイシーさ。
野菜カレーではありますが一応鶏肉が申し訳程度(笑) 入ってたようです。

安物と言って良い88円、しかも薄めて増量するがごとき炊き込みご飯化でしたが、結構おいしく食べられました。
でも、米を0.8合くらいで炊いたらもっとカレーっぽくなって良かったかも知れません。
お米を多めにするんなら、カレー粉入れれば良かったのかな?
それも美味しそうですね。

まだ改良の余地ありとは言え、こんなお値打ちでお手軽に美味しい炊き込みご飯が食べられるんだから、この調理はありだわねぇ。
まだイナバの缶詰ストックがあるので、いろいろやってみたら面白そうです。

2017年6月11日日曜日

レトルト / 真田赤兜カレー、真田丸カレー

愚息が「チキンカレー食いたい」 と言ったので、今日は二人でランチカレー祭り。
というわけで、大河が真田だったころ上田城観光土産にいただいた2種類の真田カレーを食べ比べました。
と思ったら、赤兜カレーの方は和歌山食材を使った和歌山のご当地カレーなのね。
紛らわしい(^_^;)




二品一緒に湯煎したので、もしかしたら味のレビューが逆かもしれませんが…… が、一応箱から出した時のパウチの色で区別したはずのお味のレビューです。

同じ真田モチーフのチキンカレーですが、なんというか、コンセプト真逆な感じのカレーでした。
赤兜の方はさらっとしたスープカレータイプで、脂身っぽい小さなくず肉的肉片がごろごろ。赤みのあるスープタイプのソースに、味変用の辛みスパイスがついていて、スープカレーとかインドカレーとか、そういうエスニックな感じを意識した雰囲気。
対して黒箱の方は、もったりしたとろみのあるソースです。お肉は大きめの塊がごろっと二つ。数も潔いですが、くず肉っぽさのないちゃんとした、皮はついてるけど脂身ではない、ちゃんとしたモモ肉の風情。お味もポタージュ風というか、甘味が強くて濃厚。
全然違うねぇ。

わたしはさらっとした赤兜(多分) のほうが好きかな。
愚息はもったり甘めの、食べ応えのある黒い方を推していました。
お肉はどちらもぷりっとしたレトルトらしからぬ歯応えのある良質さでしたが、脂身が少なく肉らしさが味わえる黒箱のお肉のほうが美味しかったかも。オオサワ農園の信州上田地鶏だって。
赤兜の方は脂身が多すぎて、お肉の味というよりは脂の甘みとぷるるん感、という雰囲気でした。
こちらも、紀州うめどりという地鶏(ブランド鶏?) を利用しているそうです。

赤兜は、小麦粉やバターを使っていないということで、やはりこのさらりとした食べ口が売りみたい。
ノーマルだとさほど辛くはなく、甘味とほんのりした酸味が楽しめます。
お肉の油脂は存分に出ていますが、決して重たくはない味わい。
スパイシーではないけれど、甘味と酸味が嫌味なく感じられて美味しいと思いました。

甘いのはりんごや柿のせいでしょうか。
フルーティな甘味が突出している感じはしないのですが、りんご、柿ペースト、はちみつやミカンジュースが入っているようです。
甘いは甘いんだけど、そこまでフルーツ由来っぽさがないのが、絶妙なバランス感覚なんでしょうなあ。

付属の辛みスパイスは赤唐辛子、砂糖、食塩とブラックペッパーのみだそうですが、辛みが強く砂糖と塩のバランスが良く、ちょっとかけて混ぜ込むと辛みと深みがプラスされて良い感じ。
というか、辛みスパイス美味しい。これを足してからが、赤兜カレーの本気だと思います。
昨日のうま辛カレーとは真逆で、甘さと辛さが喧嘩していない、仲良く手を取り合ったお味になります。

翻って黒箱の方ですが、こちらは前述の通り濃厚なポタージュ風の食べ口です。
乳製品は入っていないようなのですが、不思議とクリームっぽい味がする。粉末ポタージュスープの味というか。そういう旨みととろみの合わさったものの雰囲気があります。
小麦粉マジック??

赤兜の方も甘味があったと思うのですが、こちらのほうが甘味はさらに上です。
乳製品は入っていないはずなのにクリーム的な甘さ。クリーム的な、というのが若干わたしの舌の馬鹿さ加減を物語っている気もしますが、そうねぇ、丸みのある甘味だからそう感じるのかしらねぇ。
丸みのあるまろやかな甘さ。
うん、そう言ってみるとそうな気がしてきました。
ソースももったりとなめらかな感じだしね。まろやかな方向性なのかもしれませんね。

愚息はこっちが美味しいと言っていました。
お肉も大きくて食べ応えがあるしね。
スパイシーさは全然ないけど、洋風っぽいこの丸みのある味は子供が好きな味かも。

お土産に二種類いただいたおかげで食べ比べができ、且つ両者方向性が真逆ということで、ふり幅の広い楽しいランチになりました。
感想も書き甲斐があった(笑)


2017年6月10日土曜日

レトルト / 脳裏に焼きつく! うま辛カレー 中辛

NHKの趣味どきっ! が新番組からカレーをテーマにしていまして、録画で見たら急速にルゥ系カレー(一回目は家庭カレーがテーマだった) 食べたくなり、なんとなくスタンダードっぽそうなこちらのカレーをいただきました。



もらいもの。
ネットで(悪い意味の) 評判が高い印象の「脳裏に焼き付く! うま辛カレー 中辛」です。
かなりいろんなところで売ってるよね。

というわけで、確かに印象は悪かったんだけど、いただきものだし、定番商品がそうクソ不味いってことはないよね、と思いながら、フライパン直火温めでいただくことにしました。

先に少し湯煎でパウチを温めておいたので、フライパンに流れ出したソースはほどよく緩んだ滑らかソース。
お肉が6、7片というところでしょうか、かなり小さめのものが申し訳程度に入っています。

ほかの具材はなしで見た目は淋しいですが、ソースの滑らかな光沢と深い褐色の色みは悪くない雰囲気。
好きな感じ。
と思いつつ、温まって立ち始めた香りはなんかよどんだ甘味を感じさせ、微妙に……。

縁近くがふつふつと泡立ち始めたので、ご飯を盛りつけカレーをよそい、両手を合わせていただきまーすっ。
と一口食べたところで 硬 直 。

がががががががががが!?
がああああネットで評判になるのもわかるわ! 大勢の意見は尊重すべきだった!

思わず地団駄。
マジ不味い。
甘い。甘すぎる。くどい甘さが口の中で暴れまわる感じ。
しかもその甘さが、トマトの甘酸っぱさ、もったりとした糖液っぽい(原材料見たらはちみつ入ってる) 甘さ、リンゴかなんかそんな感じのフルーツの甘さ、と、調和できずにみんな分離してる。
なにこれ。こんなの初めて(の不協和音)。

これはダメだ。
だれだこれを定番棚に入れてるのは。
味の分離甚だしい。
それでも我慢して食べていると、なんか微妙な辛さが感じられてくる。
辛さは確かにあるんだけど、甘味にマスキングされた妙な辛さ。口の中は確かに辛いんだけど、これまた甘味のバランスと合っていない絶妙な気持ち悪さ。

いやーこんなに食べたことを後悔したカレーは(書き方はだいぶマイルドだけど、内心忘れられないくらい不味かったw)志摩観光ホテルロイヤルパインズホテルカレーか、って感じ。
よく考えたらどれもトマト系の甘ったるいカレーだ。

そう考えると、わたしが味覚的にこういう味が嫌いなだけかもしれませんが、それにしたって味覚に合わな過ぎました。
たとえどなたかが貢いでくれたとしても、絶対二度と食べたくない。
一日で食べられる量なんてだいたい決まってるのに、その貴重な一食分のカロリーをこんなものに使ってしまったとか、後悔しかない。
もっと美味しいものが食べたかった。

というわけで、わたしはこれ(と上記ホテルカレー) は誰にも決して勧めない。
トマトの甘ったるいカレーが好きなんです、と言うわたしとは真反対な味覚の方、噂のゲテモノがお好きな方には良いですが、うん、ごめん、今ものすごく気持ちが悪い(嘔吐感的な意味で)

ほんと、脳裏に焼き付いたわ…… しばらく夢に見るかもしれない。


2017年6月5日月曜日

千種区 / アンナプルナ 三回目

■ 食べたもの
マトンカレーセット 850円
サラダ、マトンカレー中辛、日替わりカレー(鶏大根)、ナン、ライス

■ 感想
残業確定時は気合い入れるためにお昼は外食。
できればカレー、ということで、職場に近いここですよ。
今回は、二度目の挑戦となるマトンカレーに挑みました。
前回中辛を頼んで全然辛くなかった反省を活かし、辛口で、と頼んだら……

「…… 中辛か大辛なんですけど」

と、店員さんに冷静に訂正されました。恥ずかしい!
まあそこはアレ。
何気ない顔で「中辛を」って言い直しておいた。

というわけで、マトンカレーは中辛を。日替わりの鶏大根はノーマルな辛さで。
前回ナンの表面にバターの泉ができていたので、こちらもちょっと警戒して、バターなしでお願いしました。

結果、解ったこと。

ナンの表面のバターって、乾燥防止の意味もあるんだねぇ(遠い目)
びっくりするくらいナンがしなしなになっていました。
でも、サーブされたときから熱々とは言いがたかったから、もしかしたら作り置きだったのかも?
ちょうどお昼時で混雑気味だったし、タイミング合わないのを貰っちゃっただけかも知れませんが、それにしても哀しくなるくらいしなしなでした。

おかげで食感もいまいち。
ただ、冷め気味で味がわかりやすかったのか…… すごい 塩味 を感じました。
食塩的なのとはちょっと違う、甘味のある塩味。
ナンってこんな味だったんだ、とちょっと不思議な気がしました。
旨みのある塩味だったけど、でも、こんだけ味するってことは、結構な量入れてるんだろうねぇ(^_^;)

翻って、カレー。
今日は確かにガツンと辛いカレーが食べたかったんですが、いやーそれにしても、一口目のマトンカレーの辛かったこと!
思わず笑っちゃうくらい辛かった!

でも、嫌な辛さじゃなかったです。
食べていると次第に慣れていくのか、だんだん辛さもそこまできつく感じるほどではなくなっていき、最終的にはほとんど辛く感じなかったし。

トマトベースのマトンカレーでした。
赤みが強いとろみのある濃い目のカレー。
ちょっとざらっとした舌触りがあり、粗挽きスパイス?と思ってしまった。
羊くささは強くはないけどしっかりあって、マトンカレー食べているという満足感はしっかり味わえます。
ここは標準でカレー二種類なせいか一つ一つは量が少ないんだけど、お肉はしっかり入ってるのよね。
小さな小鉢様の容器なのに、大きめの一口サイズで肉片3つも入ってた。
ごろごろ感(*´Д`*)

辛いマトンカレーに対し、日替わり鶏大根は甘味のあるカレー。
マトンより大分淡い茶色の、さらさらめなソースです。
甘くて、不思議な旨みがある。
大根の甘味かなあ?お野菜をくたくたに煮込んで食べる真冬のお鍋ってこういう旨みがあるよね、というのによく似た雰囲気の味わいでした。

具材は大根の存在感は覚えがなくて、柔らかな鶏肉がごろんと三つくらい入ってたんですが、まさか大根、溶けるまで煮られた?
溶けるまで煮た、と言われたら信じてしまう、甘くて美味しいカレーでした。

ナンが冷めててしなしなだったのが残念でしたが、カレーは二種類とも文句なく美味で、大変良い昼食でした。
また残業確定時にはここで元気をチャージしたい。
そう思わせる、素敵なランチでございました。
満足!




2017年6月4日日曜日

レトルト / 鹿児島県トカラ列島 島バナナカレー

昨日のタイフェスの会場である矢場町駅前の広場で以前やってた九州観光展みたいなので買ってきた「島バナナカレー」 を、本日の朝カレーにいただきました。
昨日のタイフェスのプーパッポンカレーが不完全燃焼だったから、かも知れない(^_^;)

というわけで、島バナナカレーです。
パッケージが超可愛い。



色が悪くてごめんなさい、ですが、実物は色鮮やかでトロピカルな感じ。
明るい雰囲気の、可愛いパッケージです。

今日はちょっと手抜きをしてレンジで温めることにして、冷たいままのパウチを開封。
中身はかなりドロッとした感じです。
常温でも香りは甘く、バナナと言えばバナナっぽい香りがしました。

しかしそれよりなによりも気になるのは、色。
バナナの果肉のクリームイエロー。
カレーの黄色とは一線を画した、マジでバナナ色のカレーソースです。

そこに、骨付きの鶏肉がごろんと三本。
お野菜は影も形も見えませんが、小さいとはいえ骨付き肉三本は結構奮発してるんじゃないか。
お値段いくらだったかしら…… 500円くらいじゃなかったかな……。頑張ってんな、島バナナカレー。

と思いながらレンジでチンしますと、どろどろの粘液だったカレーソースは緩めのソースに変わりました。
香りは相変わらず甘めのバナナ風。焼きバナナ??

香りも見た目もバナナだし、きっと甘いんだろうな、と思いつついただきましたら。
いただきましたら。
予想通りのフルーティな甘味。
カレーっぽくない。これもカレーっぽくないよ。
全然昨日のリベンジにならないよ。

と思ったのですが、後口に残るかすかな辛みに、スパイスの風味が感じられました。
あ、ちゃんとカレーしてる。ほのかにだけど、カレーっぽさが残ってる。
などと自分を納得させつつ食べ進めていた つもり なんですけど。
なんですけど。

…… だんだん辛さがたまってきた。

いや、辛い、という辛さじゃないんですけどね。
辛い、というと語弊があるんですけどね。
基本はフルーティな甘味なんですけどね。
でもちゃんとほんのり辛さが口に残るんですよ。
わずかなスパイスの香りが、バナナっぽい甘味の中に息づいてるんですよ。

なんていうかね、これはこれでいい塩梅なんじゃないでしょうか。
カレーだと思うと確かに違う。
フルーティな甘味とシチューっぽいまろやかさでカレーっぽさはレベルで言えば底辺ですよ、認めますよ! でも、カレーです、って言われたら、あ、カレーかもしれませんねこのスパイスっぽい風味と舌に残るほんのりした刺激物の雰囲気がね、ってつい応えたくなっちゃうんですよ!(なぜか逆切れ)

くそ悔しい。
でも美味しかった。
お肉は3つも入ってる上に柔らかくて骨離れが良くて食べやすくてジューシーでさ。
甘いバナナの香りにほんのり寄り添うスパイスの奥ゆかしさとかさ。
マイルド過ぎてシチュー風なのにわずかに辛さというか刺激物感があってさ。
「なんとなくカレー」とか「雰囲気カレー」 っていう感じなんでカレー食べたいときには「?」 かもしれませんが、化調系のくさみみたいなものも全然感じず、ご当地カレーとしてはとても良い、ある意味これで正解なんだろうなと思いました。


2017年6月3日土曜日

イベント / 2017タイフェス名古屋

行って来ました今年も。
タイフェス。
去年の感想はこちら

先日西友PB「みなさまのお墨付き」 シリーズで食べたレトルトのプーパッポンカレーがなんか意外な味だったことから、今回のタイフェスではプーパッポン食べたいなあ、と思っていた。
というわけで、目についたプーパッポンカレーに衝動的に飛びついてきました。

大阪から来たお店らしい。
プラパックに入った、量少な目のプーパッポンカレー500円。
蟹爪と足を合わせてもいだものがそのままの形で入っていて見た目は豪勢でした。
カレーソースは卵色。掻き玉でできたとろとろソース。
スプーンを合わせていただきましたのでスプーンで食べましたが、蟹足がほんと、もいだ形そのままなので食べづらかったよ……(遠い目)

というわけでいただいたんですがね。
がね。
なんだろう、全然カレーじゃなかった。
西友PBの不思議にエキゾチックな薬草っぽい雰囲気もまったくなく、可もなく不可もない卵の甘いあんかけ飯だった。
蟹の風味もほとんどなかったしなあ…… いや、足の付け根にわずかに残った蟹肉は、確かに蟹の味がしましたけどね。
掻き玉以外の具はセロリと長ネギかな、香りがとてもよかったのは救いですが、お味はちょっと期待外れでした。
プーパッポンの美味しさが解らず残念な結果。
うーん、おとなしくグリーンカレーにしておけば良かった。
辛さもほとんど感じられず、油分の重い感じがなかったのは食べやすかったけど、カレーじゃなくって不完全燃焼でした。

気を取り直して、お次はずーっと気になっていたけど食べたことがなかったソムタム(青パパイヤサラダ) を、これまた目についたお店でいただきました。こちらも500円。
こちらは大きなプラ皿に結構ドサッとよそってくれた上、生キャベツの付け合わせも。
一人で食べるにはちと多い感じ。

一見冬瓜か大根かみたいな感じの細切れのものが青パパイヤかしら。
人参のオレンジのほうが目立つぐらいですが、全体の量が多いので文句は付けづらい。
上にはピーナッツっぽいものがこれまたどさどさとかかり、オレンジ色のドレッシングもびちゃびちゃなくらいたっぷり。
柑橘っぽいさわやかな香りのドレッシング。
購入時にお店の方に、「辛いの?」「辛くないのにする?」 と聞かれたので「ちょびっと辛い、くらいが良いです」とリクエストしたせいか、香りに辛みはありません。

お箸でつまんで、大口で一口いただいてみますと、香り通りのレモンっぽい爽やかな酸味と甘みです。
甘酸っぱい。
全然辛くない、甘酸っぱくて美味しいかも。
と思いながら食べ進めていたら、中に唐辛子、入っていましたね。
これを噛むと、ちょっと辛い。
でも数は少なくて当たる率は低く、良いアクセント、で済んじゃうレベル。
甘酸っぱい爽やかさと適度に来るぴりっとした刺激で、大皿山盛りだったにもかかわらず、結構ぺろりと食べてしまった。

青パパイヤのお味は全然わからなかったけど、タイ料理から想像する、甘さと酸味と辛さの爽やかな三重奏、みたいなものは存分に味わえ、こちらはまあまあ良い買い物でした。
ピーナッツも甘くてかりっとしてて美味しかったな。

お野菜ばかり山ほど食べ、ちょっとタンパク質欲しいな、という感じだったので、〆にいただいたのは、鶏焼き(ガイヤーン?)とタイ風鶏から揚げの相盛りセット。こちらも500円。
焼き鶏は3切れ、から揚げが2切れ、付け合わせに生キャベツが3片くらい。から揚げにはチリソースをかけてくれました。スイートチリソース?

焼き鶏のほうは特に味はついていない、なんか、そのまま炙り焼きにしました、みたいなお肉でした。「タイ風」みたいなのが味わえず、ちょっと残念。
翻ってから揚げの方は、衣がカリカリでお肉は冷めても柔らかジューシー、チリソースの甘辛いお味があと引く旨さ。
ふだんあまり揚げ物食べないんですが、こんなに美味しかったかねぇ、って感じでした。
揚げ物食べないけど、嫌いなわけじゃないんだよな、と改めて思いました。
チリソースも美味しいなあ。食べる機会滅多にないし、売ってるところはよく見るけどわざわざ買うようなもんでもないので、これはこれで良かったです。
たまに食べると美味しいよね。

今回は早めの時間に行ったせいか、そこまでごった返すほどの混雑ではなく、屋台も結構楽にありつけました。
服飾のお店が多くて、アジアンチックなズボンやワンピースなど、すごく可愛くて楽しかったです。
同じ形の服でもお店によって意外にお値段も柄の雰囲気も違うので、いろいろ見比べると楽しく上手にお買い物できると思いました。
タイ舞踊のステージも見てきて、楽しい一日でした。

2017年5月28日日曜日

レトルト / パクチーグリーンカレー辛口

休みだからと酒飲んで→ 日差しも暑いくらいだしタイカレーっぽい辛いの食べたいよね! というわけで、つまみに開封。
ヱスビーの期間限定発売だった(多分もうとっくに終売)「パクチーグリーンカレー辛口」 です。
辛口、まで入れて商品名?
どんだけ辛そうなんだろう、と思いながら、野菜と共にフライパンで直火温めでいただきました。


色はやや濁ったクリーム系のグリーン。
タイカレーのグリーンカレーの色味です。
パクチーは緑の、バジルかパセリかみたいなこの点々とした粒々かしら。
タケノコの千切りがたくさん入り、小切れのナスのやや元気のない紫と鶏肉っぽいころんとした塊が目につく、わりと具材が豪華な仕様。
お値段は忘れてしまいましたが、いわゆる安物の値段ではなかったと思う。それだけに、この具材の豪勢さは、基準値より価格高めなヱスビー製品はだいたい具材が豪華、というセオリー通りでしょうか。
ヱスビーは意外に仕事っぷり良いんだよね。
見た目にも満足度の高い雰囲気です。
と内心ほくほくしながら、野菜の水分追加でだいぶ緩くなった感のあるカレーをたっぷり絡めて、一口いただいてみましたら。
みましたら。

お、これは美味しい。
ココナッツミルクの濃厚な香りが、追加野菜の水分で薄まってすらしっかりと感じ取れます。
併せて、爽やかな青唐辛子系の辛さが舌の上に追いかけてきます。
野菜足さずに食べてたら相当辛く感じたんじゃないかしら、というくらいの、かなりしっかりした辛さです。
パクチーカレーですが、パクチーの香りは強すぎない絶妙な感じ。香りはあるけど、濃すぎない。
食べやすい。

ヱスビーさんと言えばチューブのパクチーも出していますが、あれは香りが強めな上に やけにしょっぱい味 で、あんまり好きではなかったんですが……
このパクチーカレーは結構いけます。
パクチー嫌いだと辛いかもなパクチー臭ですが、チューブの奴ほどの臭みはない。塩気も
そこまで強くないので、特別パクチーが好きじゃなくても、十分旨みを味わえます。

カレーとしても、タイカレー風のココナッツと青唐辛子のすっきりした辛さに、パクチーの香りは十分あってる感じがする。
エスニック風として受け入れられる、必要十分な主張感です。

再度の言になりますが、具材の豪華さも良いんだよ。
揚げナスのふんわり柔らかでコクのある食感と、タケノコのしっかりしたしゃくしゃく感、お肉も割合にジューシーで、まとわりつく感じがないし。
爽やか。暑い日に食べたい王道のタイカレー味、って感がしました。
こっくりとした濃厚な味なので、空腹なときには満足感高いと思います。
ほとんど野菜のソースとしてご飯と合わせずに食べちゃったけど、ご飯と食べても合っただろうと思います。
爽やかなシャッキリした辛さを感じたいときにお勧めですが、だいぶ以前に買った「期間限定」商品なので、もう手に入らないかもしれませんね……。

カルディのパクチーカレーより全然美味しいと感じました。
イメージの中のパクチーの味に、ヱスビーのほうがより近い感じがするし。
辛さも具材もこっちのほうが好みです。タイカレーっぽさがあって、特に今日の気分には合っていた。
食べたい味を食べたいときに食べられる、というのは大変幸福な体験です。
味は食べてみなければわからないものだからこそ、気分に合う味に出会えると満足です。
美味しかった!