2017年5月28日日曜日

レトルト / パクチーグリーンカレー辛口

休みだからと酒飲んで→ 日差しも暑いくらいだしタイカレーっぽい辛いの食べたいよね! というわけで、つまみに開封。
ヱスビーの期間限定発売だった(多分もうとっくに終売)「パクチーグリーンカレー辛口」 です。
辛口、まで入れて商品名?
どんだけ辛そうなんだろう、と思いながら、野菜と共にフライパンで直火温めでいただきました。


色はやや濁ったクリーム系のグリーン。
タイカレーのグリーンカレーの色味です。
パクチーは緑の、バジルかパセリかみたいなこの点々とした粒々かしら。
タケノコの千切りがたくさん入り、小切れのナスのやや元気のない紫と鶏肉っぽいころんとした塊が目につく、わりと具材が豪華な仕様。
お値段は忘れてしまいましたが、いわゆる安物の値段ではなかったと思う。それだけに、この具材の豪勢さは、基準値より価格高めなヱスビー製品はだいたい具材が豪華、というセオリー通りでしょうか。
ヱスビーは意外に仕事っぷり良いんだよね。
見た目にも満足度の高い雰囲気です。
と内心ほくほくしながら、野菜の水分追加でだいぶ緩くなった感のあるカレーをたっぷり絡めて、一口いただいてみましたら。
みましたら。

お、これは美味しい。
ココナッツミルクの濃厚な香りが、追加野菜の水分で薄まってすらしっかりと感じ取れます。
併せて、爽やかな青唐辛子系の辛さが舌の上に追いかけてきます。
野菜足さずに食べてたら相当辛く感じたんじゃないかしら、というくらいの、かなりしっかりした辛さです。
パクチーカレーですが、パクチーの香りは強すぎない絶妙な感じ。香りはあるけど、濃すぎない。
食べやすい。

ヱスビーさんと言えばチューブのパクチーも出していますが、あれは香りが強めな上に やけにしょっぱい味 で、あんまり好きではなかったんですが……
このパクチーカレーは結構いけます。
パクチー嫌いだと辛いかもなパクチー臭ですが、チューブの奴ほどの臭みはない。塩気も
そこまで強くないので、特別パクチーが好きじゃなくても、十分旨みを味わえます。

カレーとしても、タイカレー風のココナッツと青唐辛子のすっきりした辛さに、パクチーの香りは十分あってる感じがする。
エスニック風として受け入れられる、必要十分な主張感です。

再度の言になりますが、具材の豪華さも良いんだよ。
揚げナスのふんわり柔らかでコクのある食感と、タケノコのしっかりしたしゃくしゃく感、お肉も割合にジューシーで、まとわりつく感じがないし。
爽やか。暑い日に食べたい王道のタイカレー味、って感がしました。
こっくりとした濃厚な味なので、空腹なときには満足感高いと思います。
ほとんど野菜のソースとしてご飯と合わせずに食べちゃったけど、ご飯と食べても合っただろうと思います。
爽やかなシャッキリした辛さを感じたいときにお勧めですが、だいぶ以前に買った「期間限定」商品なので、もう手に入らないかもしれませんね……。

カルディのパクチーカレーより全然美味しいと感じました。
イメージの中のパクチーの味に、ヱスビーのほうがより近い感じがするし。
辛さも具材もこっちのほうが好みです。タイカレーっぽさがあって、特に今日の気分には合っていた。
食べたい味を食べたいときに食べられる、というのは大変幸福な体験です。
味は食べてみなければわからないものだからこそ、気分に合う味に出会えると満足です。
美味しかった!


2017年5月21日日曜日

レトルト / ハチ 和風仕立カレー丼の素、みなさまのお墨付きプーパッポンカレー

愚息とお弁当持ってサイクリング、ということで、相変わらず、ご飯とレトルトカレーとみそ汁、という
名ばかりなお弁当でお茶を濁しております。
今日のチョイスは、温めにこだわらなくても良さそうな安価なレトルトカレー、という条件で、100円ローソンで購入したハチの「カレー丼の素」 と、西友PBみなさまのお墨付きシリーズより「プーパッポンカレー」。


カレー丼の素は、明らかにあんかけ風のどろり加減のカレー。
黄色みの強い、古き良き家庭カレーの風格。
小切れとは言え柔らかそうな人参がふんだんに入ってるところも家庭カレーっぽい。
常温で食べたので香りはわかりませんでしたが、食べた感じはすっごい 出汁 って感じ。
鰹出汁系の和風なお味が強く、出汁の甘みがダイレクトに感じられる甘口カレーでした。
すっごい美味しいわけじゃないけど、なんとなく安心する味。
人参以外にも茸っぽいものが入ってたり、食感のある具材で食べた時の楽しさがあるのも手作りっぽい安心感があります。
イメージする「お蕎麦屋さんのカレー」 って感じで、おうどんとかで食べたらきっとすごく美味しいんじゃないかなと思いました。
カレー丼ということで、通常のカレーとは違うあんかけ風のどろり感なので、おうどんによく絡みそう。
100円で気軽に買える、と思うと、意外に悪くないような気がする存在感がありました。

翻って、プーパッポン。
こちらは卵と蟹のカレーということで、とにかく掻き玉状になった卵が主役。
赤い油膜が張ってて見た目は辛そうですが、卵の甘みが強いです。
細切りのタケノコがしゃくしゃくした歯触りで、こちらも食感は楽しい感じ。
蟹らしさは弱くて風味程度といった印象でしたが、クミンなのかな? ちょっと薬っぽいエスニックな香りがあり、タイ料理としての雰囲気はあったと思います。
すごく美味しい、とはなかなか言い難い癖のあるお味でしたが、マイサイズシリーズの蟹と卵のカレー のチープなジャンク味と比べると、本場っぽいのかな、と思わせるものがありました。
一度食べてみる分には悪くないと思います。
でも、あえて二度目は別に良いかな~、という感じ。
卵の甘さと、蓄積型で感じる辛さは、面白かったと思います。

レトルト / みなさまのお墨付き サグダールカレー

書き忘れていた。
先日朝カレーとして食べた、みなさまのお墨付きシリーズのサグダール。
西友だっけか、PBのカレーです。


生クリームとほうれん草の甘みが利いた、滑らかな舌触りのカレーでした。
ほうれん草のえぐみはまったくなく、クリームの甘さが強い風情でしたが、同時に、かなり塩気も利いていた。
甘いんだけど塩辛い。
スパイス的な辛さじゃなくて、塩辛い。
血圧上がりそうな塩気だと感じました。
もう少し塩気を抑えればかなり美味しいレベルだったと思うだけに、そこが残念でした。

とは言え、先述の通りほうれん草はえぐみはなく甘味が立っており、いい感じの風味があって美味しい。売りのひよこ豆もやや硬めというか、食感がきちんとあって、量も多くてお得感がありました。
内容は悪くない、というか、結構良い。
お店で食べる場合も含めてハズレも多い気がして難しい印象のサグ系ですが、そういう意味ではアタリの部類と思いました。
塩辛さが強すぎるのが、やはり返す返すも残念。
そこだけなんとかなれば、かなり良いと思いました。

2017年5月14日日曜日

レトルト / 北海道道産鶏のバターチキンカレー、チリコンカレー

追い出した旦那が10か月ぶりに帰宅するのに大量のレトルトカレーを手土産として持ってきたので、今日は愚息とランチにカレー祭を開催しました。
最近バタチキが大好きな愚息は、手土産品の中からベル食品の道産鶏のバターチキンを、わたしはストック袋の今年期限の中から、にしきやさんのチリコンカレーを選択。
二人で分け合って食べました。


湯煎で温めてパウチ袋を開けましたら、どちらもトマトベースの甘酸っぱい香りです。
バタチキは優しく甘いトマトの香り、チリコンは、酸味の強いトマトの香り。
同じトマトの香りでも、種類はだいぶ異なります。
でも、どちらもすごく美味しそうなトマトっぽい匂い。

色もね、同じ赤みだけど全然違います。
バタチキはクリーム色に近い、黄色っぽいんだけど赤みのある、なんというんでしょう、オレンジ系のクリーム色みたいな、乳白色なんだけど赤っぽい印象のある色合い。
チリコンはやや暗めの渋みのある赤。赤いんげんが入っているので、そんな色のソースの中にさらに赤茶色というか赤紫な色が点々としてる。
どっちも「赤っぽい」 のに、違うよね。

個人的には、チリコンカレーの方が好みでした。
こちらはお豆も挽き肉もたっぷり入ってて具沢山な印象。
エスニックな香りに一口目からビリビリくるスパイシーな辛さ、やや癖のあるスパイス遣い。
ちょっと変わったものを食べてるという十分な満足感があります。
加えて、先述の通り具材がたっぷりなので、豆の柔らかくぽくぽくした食感と挽き肉の粒々した噛み応えで食べ口の変化が楽しい。
子供には少し癖の強さと辛さが気になったみたいですが、食べ進めてだんだん辛さが蓄積してゆくようなタイプではなく、食べてると辛いのに慣れていくタイプの味なので、最終的にはそこまで辛い印象ではなくなりました。
最初の一口が一番辛いかも。

対して、バタチキの方は、カロリーの割にはあっさりした印象。
マイルドというか、ミルキーではあるけどさらっとした緩めのソースに、具材も小振りのお肉が3つほどと、ビジュアルもあっさりしたもの。
香りは甘いトマト風味の香りですが、お味はトマトの主張は薄く、まろやかなクリーム感が主体です。クリーム感というよりミルキー感? バター的な重いクリーム感ではなく、牛乳っぽい感じ。
不味くはないけど、まろやかな甘味を重視してカレーとしての無難を突き詰めちゃった印象です。
お肉もパッケージで売りにするほど「ジューシー」って感じでもなく、わりと出し殻っぽくて、無難なレトルトカレー肉でした。
ミルキーさは確かに特徴的に印象に残るけど、バターチキン、というよりは、ミルクカレーな雰囲気でした。
ミルクチキンカレー、という名で売られていたら、「期待通りの味で美味しかった」 って書いたと思う。


レトルト / カルディ クミンソース

麺用ソースとのことでしたが、名称「クミンソース」、材料に「カレー粉」 ということで、カレー感を期待して買いました。



が、結論を先に言っちゃうと、カレー的な味わいは微塵もなかった。
香りすらクミンでなかった。

お味は辛くてヒーヒー言うほど刺激的。
でも、カレー的な辛さではないです。
豆板醤系だよね。
味も香りも豆板醤系っぽい。
加えて色も赤みが強いので、印象はさらに強まります。
不味くはないけどカレーじゃない。

緩めの水っぽいソースなのですが、おネギかしら、粒々のお野菜がたくさん入っていて好印象。
やっぱり具材が入ってるのって良いですね。
でも、具材の感じもカレーじゃない。

辛いの好きな方には良い刺激度で辛さも十分かと思いますが、カレーっぽいお味を期待すると外します。
もちろん、名前の「クミン」 と原材料の「カレー粉」 からわたしが勝手にカレーっぽい味を想像しただけで、商品は一切 カレーを名乗ってなどいない ので、まあなんつーか、わたしのフライングなのではありますが。

決して不味くはないんだけど、むしろエスニックな雰囲気で豆板醤で好きな系統なはずなんですが、カレーっぽいもの、という思い込みのせいで勝手に台無しにしちゃった感じ。
申し訳ない気持ちでいっぱいです(T_T)

http://www.kaldi.co.jp/kaldinews/newitem/foods/pb_mazerudake.php

2017年5月8日月曜日

東区 / ポッシュポピーノデリカッセン

今日はいろいろあってオフィス内でご飯を食べられるシチュエーションじゃないのはわかっておりましたので、天気も良いのでお外の公園でお昼を食べよう、と志しました。
前を通りかかるたび、店前の黒板に書いてある「キーマカレー」 の文字が気になっていた、お持ち帰り専門のお店。
ポッシュポピーノというお名前らしいです。
近くに似たような名前のレストランがあるのですが、姉妹店なのかしら??
こちらのお店で、プラパックに入ったキーマカレーをいただきました。

■ 食べたもの
お持ち帰り キーマカレー弁当 580円(税別)

プラパックは、お漬物スペースを含む三分割仕様。
ご飯のスペースが広めで、見た目にはカレーはかなり量が少なく見えます。
逆にご飯は多めな印象です。
とは言え、ご飯の上には黄身が固まりきらない半熟と固焼きの境目くらいな目玉焼き、そら豆、インゲン、きぬさや?、ミニトマトと小房のブロッコリーなどが少しずつ乗っており、ヴィジュアルはお野菜にも配慮した良心的な雰囲気。
お漬物スペースには、キャロットラペというのかしら、人参の細切りを油脂で絡めた炒め煮風の添え物が、小指の先くらいの少量乗っておりました。

ちょっとカレー少ないかな、と思いましたが、見た目は油分がきっちり浮いたハイカロリーを想像させるカレーです。
キーマカレーということですが、お肉は粗挽きっぽい存在感のあるごろごろ感。
ご飯多めっぽいし、カレーは少ないけどお腹はいっぱいになりそうかしら、と思いながら、お会計時に温めていただいたおかげで温かな、カレーを一口いただこうとフォークを入れたら……。

びっくり。
お肉にね、フォークが「ゴツン」 と当たったんです。
肉の存在感、キーマってレベルじゃない。
塊肉としか表現しようのない大きさのお肉が、意外なことにごろごろと入っています。
粗挽きお肉と角切り風のお肉が混在しているようです。
580円にしては案外豪勢だったかも、と意外な誤算に驚きながら、すくったカレーを口に入れてみましたら、お味の方は…… カレー??
と思わず首をひねる、甘口カレー。
色目が濃く油分も多めだったので、もっとこってりとした大人味を想像したのですが、スパイス的な痕跡はあるものの、なんかあんまり辛くない、というか甘味が強めでアダルトな雰囲気はないかも。
お肉の存在感は豪華でいいけど、お味の方は期待外れだったかしら、と思いながら、お肉のガシガシした食感を楽しみにフォークを進めていきます。
いきます。
いきまし た が 。

なぜか、どんどん、辛みを感じてきましたよ!
市販のカレー粉の雰囲気とは違う、ちょっと焙煎系っぽい癖のあるスパイスの香りが、口の中に広がってきましたよ!

あ、確かにカレー!
しかも美味しいやつ!
ちょっと一捻りある癖のある、いわゆる「コダワリを感じる」 系のやつ!

甘味は奥のほうへ引っ込んで、やや苦辛い香味の、もしかしたら塩系かもしれませんが、チリとは違う系統の辛さが舌を刺激するご飯が進むお味に変化してきました。
これは、580円高いと思ったけど、いける味だった。
プージャという最高の持ち帰りカレー弁当店(違!) を知っている身には決して安い、とは言えないけど、これなら納得できる食べ応え。

わずかに半熟部分を残した目玉焼きの焼き加減も美味しく、お野菜は量は少なかったけど品数的には良心的で、許せる感じ。
なによりも、キーマの肉々した感触の豪勢さに こ の お 味 では、文句つける箇所はそうない。
見た目は油がくどそうだったけど、食べたら全然気にならなかったし。
胃もたれもなく、食後感も悪くなったです。
口の中が少し辛くなったので、甘いもの食べたいなぁ、とは思いましたが(笑)

というわけで、お持ち帰りのカレー弁当なんて滅多に食べませんが、これはわりと食べて良かったという感想です。
悪くないチョイスでした。


http://po-po-de.com

2017年5月7日日曜日

レトルト / 奥芝商店 えびスープチキンカリー

昨晩マジスパのスープカレーの写真を雑誌で見てしまったせいで、今日はすごくスープカレーが食べたかった。
ゆえに、ストック袋に入っていたこちら、北海道物産展で以前購入した、札幌のスープカレー店が監修したレトルト「奥芝商店 えびスープチキンカレー」 をいただきました。
パッケージがエプロンを模していて可愛いのです。



直前に野菜ゆでるのに使っていた鍋が出ていたので、湯煎よりもいいかなーと思い、直火温め。
パウチを開けた印象は赤めの色がはっきり出ていて濃厚そう、温めるとえび出汁の香りが強く出て、こちらお味も結構濃厚そうな感じでした。
スープカレーって澄んだ赤みのさらっとした水分的スープを思い浮かべますが、こちらはポタージュ系というか、底の見えない濁ったスープ。
どろっとはしていないんだけど、ちょっともったりしたトロリ感があります。

具材は人参、蓮根、小サイズ半切りのじゃが芋と、一口大のチキンが二つ。
スープカレーは具の存在感があっていいよね。
でも緑が足らないかな。スープカレーというとバジル必須なイメージですが、こちらのカレーにはそういった緑のものはなかったです。
赤い油分が水玉上に浮き出ているせいで、スープ自体は黄色系のオレンジなんだけど、赤い印象が強いですね。

まずはスープをいただきましたら、あああああ! となるほどの強いえび出汁味。
出汁が強くてちょっと嘘っぽい味に感じてしまいますが、えび感はかなり出ています。お菓子系えび煎の香りに、伊勢海老的なえびの味。
辛さは強くはないけど、はっきりと辛いとわかる適度な辛さです。
出汁味が強すぎてやや作りものっぽいのはレトルトスープカレーの宿命という気もしますが、そこが許せる、あるいは好き、という方なら、これはいいお味だと思います。

蓮根はしゃきしゃきでありながら糸引く粘っこさをきちんと保持した、食感の良い厚切り。
お肉もぱさつかず、えび出汁が染み込んで甘味があり、なかなか美味しい。
じゃが芋は溶けそうな感じで角が丸くなってるけど、きちんと形を保っててこれまた食べごたえがあります。

総じて美味しかったと思います。
海老煎とか、海老系お菓子が好きで辛いの好きならたぶんはまる味だと思う。
逆に、海老蟹系嫌いな愚息には拷問だったらしく、はっきりと食の好みを言わない彼にしては珍しく、二口で「不味い、嫌い」 とばっさりでした(笑)

ちょっと作り物っぽい味の濃さが良いんだよね、という気がする、ご飯の進むカロリー系スープカレーでした。

販売元:大志食品企画株式会社

2017年5月4日木曜日

レトルト / Brahim's チキンルンダン

二日前くらいからカレーが食べたいと思っていたのですが食べる隙がなく、ようやく本日朝カレー。
がっつり食べたい気分だったので、輸入物外国産お値段高めとくれば肉が多いはずだと見当をつけ、こちらのカレーをいただきました。



原産国はマレーシア。
「ルンダン」って具材にカレーソースを絡めたもの、というイメージがあり、メインはソースより具、という印象でした。
結果的にその印象は間違っていなかった。

紙箱を開けてパウチ袋を取り出しましたら、手触りがもうゴツゴツなのね。
肉の存在が触感で確かめられるのね。
油も多いのか、確実に板状に固まってるのが若干不穏ではありましたが、湯煎で温めたら普通のレトルトパックのカレーらしくくたっとなったので、安心したような不安がさらに増したような変な感じでした。

パウチを開けたら、香りはタイカレーとか、あんな感じに近い香り。
パネーンカレー? トムカーカレー?? 思い出しました。
赤い油分がとぷとぷに膜を張っていて、やはり油は多そうです。
お肉は角切りで3cm角くらい? 結構存在感のある大きさで、触った印象通りごろごろと入っています。
カレーソースは固め。どろっとしているというよりは、具材にまぶされているような雰囲気でした。
なるほど。「ルンダン」 の説明から得たわたしのイメージは間違っていなかった。

いただいてみましたら、生姜の香りがすごくする。
輸入物だし辛いんだろうなあ、と思ってはいたのですが、覚悟していても結構辛い。
いわゆる激辛的な辛さではないんですが、生姜の香りと辛さ、ぴりっとくるのは胡椒系?  チリの辛さじゃないのでヒーヒー言う「HOT」 な感じとは違うんですが、確かにこれはお腹動いちゃう感じの辛さです。
辛いなぁ。

お味自体も、日本で普通に食べるお料理では絶対に味わえないだろう、エスニック感満載な味。
原料見たら、ココナッツミルクにレモングラス、生姜系と、タイカレー的既視感のラインナップ。
印象は間違ってなかったかな。
でも、お肉に染みた辛さは、さらにエスニックな香りが強く、八角かあ、八角かなあ。という感じで癖のある香り。
五香粉って辛いやつ入ってますよね…… 花椒だっけ。五香粉、あれ思い出した。

美味しいと手放しでは言えないんだけど、後を引いてしまいました。
結構味が強くてお腹に来そうだからもうやめよう、と思いながら、結局2/3 くらいは食べちゃった。
辛いからご飯をいつも以上に食べ過ぎちゃったんですけど…… 医者に「腹八分目! 運動もする!」 と言われているのですが…… うーむ、無理だな(大笑)

http://www.brahimsfoodjapan.com/product_018.html