2016年10月30日日曜日

レトルト / カキスープカレー

お腹が空いて、お腹が空いて、カレーが食べたかった。
でも、お腹空き過ぎだったので、お腹にたまるカレーが良かった。

というわけで、ストック袋の中から、水分が多くてお腹いっぱいになりそうなこちらのカレーをいただきました。
北海道厚岸産カキスープカレー。
横浜で松本楼行った帰りに、駅ビルの地下の北海道アンテナショップみたいなところで買ったものです。



湯煎で8分~10分の温め推奨。レンチン禁止。牡蠣の爆発防止かしら。
湯煎時間が長めなのは、具が大きいスープカレーならではかしら。
パッケージの写真も具材大きいしね、と思いながら湯煎で温め、丼にどさっと空けてみます。

具、確かに大きい。
パッケ写真どおりの大きな人参、じゃが芋がごろんごろんと2つずつ落ちてきて、そこへさらに、3粒の牡蠣がどさどさ、っと。
…… 豪勢だにゃー。

北海道のスープカレーと言えばバジルが入っているイメージで、イメージ通り、具材にまとわりつく緑色の点々が見えます。
多分これがバジル。
と思ったのですが、香りが何か…… すごい薬臭いこの香りは……。

タイム入ってるー!

タイムの香りが苦手ですorz
この緑もタイム? それとも普通にバジルなの?
と思いながら原材料見たら、バジルもタイムも両方入ってた。
どっちがどっちかは解りませんが、とりあえずタイムの香りは濃厚。
薬臭いかんじがして好きじゃない><

あああ、と思いながらいただきましたら、やっぱりタイムの薬臭さが鼻につき、スープも薬臭く感じます。
お味自体は出汁味の濃い、見た目の油分よりもさらりとした食べ口で美味しいのですが、タイムがちょっときついかな。
…… 嫌いだから余計に感じるのでしょうけど。

しばらく我慢しながら食べてたらだんだん嗅覚が麻痺してきたのか、少しずつ気にならなくなってきまして。
それからが、このスープカレーの本領発揮。

お出汁がしっかりと効いたスープで、甘味があり美味しい。
表記は辛口ですが決して「辛い」 という感じではなく、辛いの苦手でも食べられるお味。
ほんのりと身体が温まり、油分多めなせいか満腹感にもうまく働きかけてくる。
お野菜は大きいですが柔らかく、味がしっかりと染み込んでいて、人参嫌いなわたしでもカレー味で美味しく食べられる。
じゃが芋はちょっとむっちり感があり、こちらも美味しい。
牡蠣はやわらかくてぷりっぷりでした。

美味しいです。
最初のタイム臭いのだけが減点。

でも、具材は大きく色合いも良く、牡蠣が楽しめるちゃんとした「カキカレー」 でした。
欧風の牡蠣カレーも美味しいけど、スープカレーも大変良いもの。

600円くらいだったような気がするのですが、お値段に見合った良いお品でした。


2016年10月23日日曜日

東京都中野区 / アチャラナータ

■ 食べたもの
スリランカワンプレートランチ 800円
ポークカレー、豆カレー、南瓜カレー、四角豆のサンボル、辛いなにか(名前忘れたorz)、ライス、パパダム、デザート

■ 感想

ポークカレー。
胡椒の利いた辛いカレー、ということで、角切り三枚肉の入った濃い褐色のカレー。
苦みのある辛めのカレーでした。
辛いカレー、というほどには辛くなかった。
辛さの基は確かに胡椒っぽい感じがありましたが、胡椒の単調さはない。
複雑な味わい。ゆっくり食べたい味。

豆カレー。
黄色いレンズ豆っぽい小さい豆のカレー。
辛みはマイルドで通底する甘みを感じるお味でして、柔らかい食べ口。
すごく優しく上品な味でした。

南瓜カレー。
こちらも甘みのある優しいお味。
南瓜がとにかくほくほくで甘くて美味しくて、小さい南瓜一切れしか入っていないのが淋しく感じるほど。
もっとたくさん食べたかった。

四角豆のサンボル。
と言われても、「四角豆」 そのものが良く解らないのですが、緑色のひし形と言うか星形と言うか漫画のキラキラマークみたいなのが四角豆??
ふりかけ的な感じでご飯にかかっていたアレのことだと思う。
鰹節系のふりかけ的なアレ。

辛いなにか。
名前が解らないのですが、辛い調味料的存在感の和え物みたいなやつ。
全体的にカレーはマイルドで優しい上品なお味だったので、こちらの辛味が際立ちました。
カレーにちょこちょこ混ぜて辛みを添えながらいただくのが美味しい。
スリランカ的混ぜ混ぜカレーの肝ですなあ、と思いました。

ライス
長粒米でした!
すごく得した気分です(笑)
さらさらの炊きあがりのライスにカレーを混ぜ込んで食べると、粒々が舌に触れて美味しい。

パパダム
塩気のあるぱりぱりのお煎餅状のアレ。
ご飯にかけて歯触りを加えていただくのが美味しく楽しいのですが、ワンプレートカレーの上に添えられていたので、カレーの水分が染みてちょっとしなしなになってたのが物悲しかったです。
せっかくのぱりぱり食感が~。

デザート
水きりヨーグルトにココヤシ?の花の蜂蜜をかけたもの、だそうです。
二口くらいの少量ですが、さっぱりとしてお口直しになります。
この花の蜂蜜もまたほんのりとした上品な甘味。
カレーも辛すぎない優しい上品さで、デザートの甘みも甘過ぎない上品さで…… 全体的にすごく上品なランチでした。

店主さんは日本人で強面風の方なのですが、お料理の説明がとても丁寧で、お料理自体も丁寧で優しく上品な味わいで、お店も小ぢんまりながらゆったりとした時間の流れる上品な空気で、なんとうか…… 全体的に、とても品の良いお店。
すごく良かった。
スリランカカレーってもっとワイルドなイメージだったのですが、こういうのも良いなと思いました。
お値段も安く分量もお腹に優しく、個人的にお勧めなお店です。

https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13156154/

東京都中央区 / 南インド料理ダクシン

■ 食べたもの
ホリディランチミールス(肉) 1600円
サラダ、チキンカレー、海老カレー、野菜カレー(サンバル)、豆スープ(ラッサム)、パパド、チャパティ、バスマティライス、チキンティカ

■ 感想
さすが東京。さすが有名店。さすが1600円。
としか言いようのない、素敵な内装&お味でした……!

サラダはいたって普通っぽいのですが、ドレッシングがチーズ?? みたいな不思議な甘みのある変わったお味のドレッシングで美味しかった。
量は少な目。
キャベツと人参とレタス、かな?水菜 っぽいのも入ってた感じ。
お野菜はシャキシャキ。

チキンカレー。
これがまた、最高に美味しかったー!
量は少な目ですが、お肉が大変大きい。
お味は前述のとおり、個人的には今まで食べたチキンカレーの中でも一二を争う美味。
なんて説明したら良いのかわからないけど、コクというか、旨みのあるお味。
焙煎のお味とはちょっと違う、多分スパイスの味だと思うんですが、くすんだようなスモーキーな不思議な風味があって美味しい。
辛めでした。
色味はくすんだ茶に近い黄色系。ターメリック色??

海老カレー。
チキンカレーと違って、こちらは赤いカレー。
でもお味はマイルドで辛みは少な目。
ぷりぷりの大きなエビが三つも入っていて豪華。
スパイスの風味は調和系のマイルドな感じで食べ易い。
上手く説明ができなくてもどかしい。
でも美味しかった。

野菜カレー。
人参、茄子、大根?? お野菜の切り方は大き目で、見た目も食べ応えも良い感じ。
お味的にはマイルドな部類ですが、スパイスの香りが立っていた。なんのスパイスなんだろう、爽やかな香り。
カレー自体はそこまで辛くはなかったですが、大きな赤唐辛子が入っていて、これを齧ったらきっと辛いと思いました。
ちまちまとチキンカレーや海老カレーと合わせて食べて、美味しかった。
お替りできたので、器に半分ほどを追加でいただきました。

豆スープ。
辛くて酸っぱいパンチの利いたスープ。
トマトは入ってた。あと緑色のインゲン系な感じのお野菜。
さらさらスープで、辛味と酸味の印象しかありませんが、ご飯が進むお味でした。
野菜カレーと合わせて食べると野菜カレーが辛くなって良い感じ。
こちらもお替りは自由でした。

パパド。
いつものパパド。
塩気のあるぱりぱりとしたどこででも食べられるあの感じで、砕いて、ご飯にふりかけのようにかけていただきました。

チャパティ。
パラタみたいな油分を感じる、薄いクレープ状のパン(?)
もっそりした舌触りとほのかな酸味ですごく素朴で美味しかったです。
食感はややもっちり系。

バスマティライス
で名前合ってるかしら。
インドな長粒米。さらさらとした食べ口で美味しいですね~(*^_^*)
日本人だからもちろん日本米が好きなんですけど、長粒米の特別感は捨てがたく、これが出てくるとなんか得した気持ちになります(笑)

チキンティカ
赤みの利いたスパイシーな小振りのチキン。
ちょっと硬めの焼き上がりで炭系の風味もなくミールスの中で最も「フツー」 な感じでしたが、お味は程よいスパイシーさでした。

うまく説明できない部分ばかりでもどかしいのですが、すごく美味しいカレーだった。
なんか、今まで食べた南インドカレーとはどこかスパイスの風味が違う。
不思議なお味なんだけど美味い。
美味かったんだ。
世間は広いな。まだまだわたしの知らない世界があることを知った。

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13117635/

2016年10月13日木曜日

豊橋市 / 勢川 駅西店

■ 食べたもの
豊橋カレーうどん 950円

■感想

入口が狭くて、一度通り過ぎてしまった(^_^;)
駅西口を出てすぐのところにあります。
かなり古そうな、昔のお蕎麦屋さんって感じの外装&内装。
お店自体も小ぢんまりで、フロア係の店員さんは女性一名…… なんですが、非常に不愛想なお姉さんでした(^_^;)

とは言え、初めて食べた豊橋カレーは大変美味しいものでした。
とろろとご飯が丼の底に沈んだカレーうどん。
ちくわ、ウズラ卵、海老の3種類の天ぷらと福神漬け、水菜が乗り、小口切りの小葱が添えられたビジュアルも素敵。
添えられたお匙は蓮華型ではなく、(同じ物が我が家にもある100均売りの) 木製の大匙で、風情があります。
見た目はやや黄色めなカレー粉カレー風ですが、目で見ただけで「どろり」 加減が解る感じ。
香りはなかなかスパイシーなカレー香が強めで、濃厚を思わせる貫禄があります。
期待できそう、とおもいつつ、一口目からカレーをたっぷり絡めたおうどんをすすりますと……。

熱ッッ!
どろっどろのカレーなので、めちゃめちゃ蓄熱率が高い。
熱いです。熱いから注意して、と言う店員さんのご注意が身に染む熱さでした。
加えて、添えられた3種の天ぷらもあっつあつ。
どろどろのカレーに触れていてすらさっくさくの素敵な揚がり具合なのですが、ほんと熱い。
熱々のカレーソースをたっぷり絡めていただきます。天ぷらとカレーが合うことに、そういった食べ方をする習慣のないわたしには意外な大発見でした。
合うな、カレーと天ぷら。

このカレーがまた、辛くて香り高いスパイシーな和風カレー、ということも、天ぷらと合った理由なのかも知れません。
カレー、すごく美味しい。
スパイシーでやや辛めです。和風のお出汁の味が強めでお出汁の甘みがあるのですが、しっかりカレーっぽい辛さ。

「豊橋カレー」 として提供してよいものにはいろいろ条件があるようで、その一つが「自家製麺であること」。
というわけで、自家製麺だと思うのですが、こちらのうどんが ぷりっぷりで角が立ってる 食感の良いもので、普段お安い乾麺を自分で茹でて食べているような人間の味覚で恐縮ですが、うどんうめぇ、と思いました。
和風出汁の利いたどろどろカレーが良く絡み、大変美味い。

そして噂通り底に沈んだとろろご飯ですが、カレー出汁に蒸されたのか、ふんわりと柔らかい口当たり。
添えられた木匙ですくえば、どろどろカレーとしっかりと交わってカレーを逃しません。
別段カレーを意識しないで食べても、しっかりとご飯と同時にカレーもすくい切ってしまう絶妙な絡み具合。

豊橋カレーうどんって、カレーうどんもカレーライスも両方食べられる欲張りなメニューだと思いました。
しかもカレーがどろどろだから、最後まで本気の熱々が楽しめる。

お店のお姉さんの不愛想さがかなり気になったお店(根に持ってるw) でしたが、お料理は申し分なく美味しかった。
うどんのつるつるしつつも噛めば応えてくれる弾力も好みの風体で良かったし、何よりカレーのスパイス感が絶妙。天ぷらが熱々さくさくなのも嬉しかった。
うどんごときに950円…… と蕎麦派のわたしは最初は思っていたのですが、食べ終わる頃にはこのお値段も妥当かなと意識を変えるほどに美味かった。

店員さんの不愛想が気にならないならお勧めです。
他のお店でもたべてみたいにゃー、豊橋B級グルメのカレーうどん。

http://www.segawaudon.com/

2016年10月10日月曜日

レトルト / 静岡クラウンメロンカレー、利久 牛たんカレー(宮城)

前日にもうやんカレー行ったばかりだと言うのに、カレーが食べたかったのでカレー。
日曜日でお休みだった愚息と二人で、ランチカレー祭でした。




■ 静岡クラウンメロンカレー

メロンカレーは「メロンカレー(茨城ご当地カレー)」 を6月に食べていまして、二回目というか二つ目です。
茨城の方は具材がしっかりした普通のカレーでしたが、静岡のメロンカレーはキーマタイプ。
水気の少ない、挽肉と1mm角かと思うような挽肉大より小さそうなお野菜入り。
お野菜は人参のオレンジが鮮やかでした。
お味の方は中辛と言うことで、ほんのりながらちゃんと辛さが解るお味でした。
フルーツカレーだし茨城のメロンカレーがメロンの甘さが強かったから、もっと甘いかと思ってたんですが…… 思ったより甘みがない。どちらかというと辛い方が強い。
というか、甘さ自体はあるんですけど、メロンの甘さ、っていう感じじゃなかった。
メロンの風味はほとんどなかったです。
普通のカレーだと思えば十分美味しいんだけど、茨城のような濃厚な高級メロンの味はなかった。
それが残念でした。
とは言え、重ねて言いますが、普通のカレーとしては美味しかったです。
レトルト臭さもなく、ちゃんとしたカレー粉カレーのお味だし、粒々の立った硬めの挽肉がいっぱいで、食べごたえも十分でした。
茨城のメロンカレーが美味し過ぎて、比較すると負けちゃうのがむしろ可哀そうかなぁ、と思いました。まる。


■  利久 牛たんカレー

静岡クラウンメロンカレーがカレー粉調味のカレーとすれば、こちらは欧風のルゥカレー。
マッシュルームたっぷり、売りの牛たんも結構大きめで、レトルトにしては豪勢な作り。
色味も濃い褐色で、滑らかな光沢があり、高級感もしっかり。
お味の方も濃厚で美味しい。
先日のもうやんカレーのビーフが焙煎系のほんのりの酸味としっかりした苦みのあるカレーだったのに対し、こちらはあくまでもまろやかでまったり。
甘くはないですが、辛味もない。牛肉味の濃厚ソース。
あ、そう言う意味ではカレーっぽくはないのかな?
でも、レストランとかで欧風カレーとして出てきても納得しちゃう、そういうカレーらしさはちゃんとある。お肉もしっかり下味の付いた、噛み締めるとじゅわじゅわ味が出てくるお肉で、お高そうではないけど美味しいし。
もう少しスパイス風味の辛さがあればもっと良かったけど、これはなかなか美味しいカレーでした。

http://www.rikyu-gyutan.co.jp


2016年10月8日土曜日

中村区 / もうやんカレー

■ 食べたもの
ランチビュッフェ 1000円

■ 感想

お店がとにかく狭かった。
お料理コーナーは、男性だったら一人しか入れない。
レジ前を通らないとお食事コーナーとお料理コーナーを行き来することができないのですが、お会計のお客さんに行く手を阻まれること請け合い。
お食事コーナーも、両側を男性に挟まれると小さくなって食べなきゃいけない。
とにかく狭い。
ゆえに、お料理コーナーで確実に並ばされます。
それがちょっと嫌だった。
あと店員さんがなんか接客雑。
それも嫌だった。
というわけでお店の印象は だいぶ悪い んですが、お料理そのものは、税込1000円のランチビュッフェとは思えない 豪気な感じ でそこは良かった。

ラインナップは炭水化物が
五分づきライス、お粥、うどん、皮つきじゃが芋、葱入り春雨サラダ。
カレーがポーク、ビーフに辛味ソースという名の辛いルゥ。
お漬物(?)が、キムチ、高菜、にんにくの芽、らっきょう、福神漬け、生姜の千切り。
サラダも結構種類豊富で、千切りキャベツ、キャベツ和え物、ヤングコーン、枝豆、千切り大根、もやしナムル、長ネギ、人参マリネ、オクラ和え、サルサソース風野菜の和え物くらいかな??
おかずにタンドリーチキンと言う名の鶏もも肉の漬け焼きも。
果物は、缶詰じゃない本物のパイン。
ドリンクはミックスフルーツのジュース、コーヒー、ルイボスティーとお水。

ここのカレーは大変お肉が豪勢です。
デカイ。
ポークは豚の三枚肉ですが、分厚い角切り。豚の角煮、って感じの大きさ。
ビーフも同じくバラ肉っぽい脂身の部位ですが、これもびっくりするくらいの角切り。
豚は柔らかくて美味しいお肉でした。牛はちょっと出汁殻感があったかな。煮込まれ過ぎて硬くなっちゃってた感じがしました。
脂身多めとは言え、お肉が大きいのってすごく良い。しかも、ルゥの中にはお肉いっぱい入っているので、気兼ねなく盛り付けることができます。
とは言え、本当に半端なく大きなお肉なので、かなーりお腹にたまりますから、取り過ぎには注意が必要です(笑)

そんな感じで脂多めの豚と牛に、鶏さんも負けてはおりません。
タンドリーチキンと言う名の鶏もも肉、こちらもぎっとんぎっとんに脂が乗ってます。
ジューシーを通り越して、ちょっととっぷりした油分ですが、味付けも濃いめで、好きな人にはたまらないものがあるのかも。
大きさは角切りの豚や牛には敵いませんが、一口では食べられない大きさで、大きいと言って差し支えない。

そんな 肉まみれ ですでに脂ギッシュに満足感高いんですが、その上、お惣菜系ラインナップもかなりお腹に来る味付けです。
千切りキャベツ、大根、ヤングコーンや枝豆、長葱などは特に味のついていない素材のみの仕様ですが、ナムルや春雨サラダ、キャベツの和え物、にんにくの芽などの調味系が、これまたてきめんに ごま油 なのです。
味付け濃いめで少々辛味がついており、美味しいです。
サラダと言うより惣菜の域。
キムチは若干水っぽくて、洗って出した?? っていう感じでしたが、辛すぎない臭すぎないで、マイナス要素ではないような気もした。

…… ただ、動物性植物性問わず、油摂り過ぎた感がありました(笑)

で、最後に肝腎のカレーのお味についてですが。
美味しいよ。
でも、魂に刻まれるほどかと言われると、所謂「フツーに美味しい」 って言う感じ。

スパイスは焙煎したものを使っているのか、ちょっと苦みがあります。とくにビーフ。
ポークは癖が少なく、脂のせいか甘みが強く、フルーツっぽさもあった気がした。
ベースは中辛の割に全く辛くなく、辛味ソースは確かに辛いですが、混ぜちゃうと言うほど辛くはない。
どろりとした濃い褐色のソースは濃厚そうなのに、食べると見た目ほどには味は強くないのです。
お肉の印象がすべてなカレー。
カレーソース部分はそこまですごいインパクトがなくて、逆にビックリな感じでした。
ただ、決して不味くはないと言うか普通に考えたら美味しいと思います。
なんだろう、わたしの琴線には触れなかった。

…… やっぱりスパイス重視な味が好きなんだろうか、わたし。

http://www.moyan.jp/

2016年10月6日木曜日

レトルト / インドカレーベジタブル

憬れの、中村屋のレトルトカレー。
昨晩寝る前から辛いカレーが食べたくて食べたくて仕方がなかったので、今日は朝からカレーでした。
というわけで、わりと辛そうな、そしてパッケージ写真のごろごろ南瓜が美味しそうな、中村屋さんのカレーをいただきました。



色味はパッケージ通りの明るいオレンジのカレー。
写真よりオイリーな見た目です。赤みの強い油膜がとっぷりで、朝に食べるには重たいかしら? と若干心配。

パッケージではお野菜150gと謳っていますが、野菜は、人参、インゲン、南瓜とじゃが芋が視認できる感じで、重量感のあるお野菜が多いから重さ表示的にはちょっとずるいような、という気がしないでもない(笑)

とは言え、オレンジ色のさらさらなカレーソースに浮かぶ黄色い南瓜とじゃが芋は大変美味しそう。
ひよこ豆もちょこちょこと入っており、楽しみ倍増。
香りも、やや甘みのある爽やかなスパイス香で、嗅覚でも期待できます。

美味そう、と思いつついただきましたら。

辛いのは確かに辛い。
朝食べるにはちょっと辛めかな、という感じですが、辛いカレーが食べたかったわたしにはヒットな当たり。
加えて、南瓜のせいか、ほんのりとした柔らかな甘みが底にあって、大変美味しい。
辛いけど、甘味があるから食べ易い。
さらさらだから流し込むように食えてしまう。
じゃが芋もほくほくと形がありつつ、口に入れると柔らかく消えて行く絶妙な感じ。
見た目で心配した油膜も、粒子が細かく重たくない。意外と存在感の薄い、べたつかないオイル感になっております。
うまーい。
これは2袋一気食いできる美味さ。

ちゃんとスパイスっぽい味と香りで、下手なカレー屋の野菜カレーより美味しい。
カレー屋のカレーは冷凍ミックスベジタブル使ってたりしてたまに野菜の食感がアレなことがありますが、レトルトなら品質は安定で安心だ。
いつでもこのお味が食べられるレトルトって、素敵。

ちゃんと「インドカレー」 しているスパイスなベジタブルカレーで、大変美味しゅうございました。
もう一回買っても良い、と思える300円台のレトルトカレーは稀ですよ。
美味しかったー手軽に本格派のお味を楽しみたいときには重宝しそうな一品でした^^

http://www.nakamuraya.co.jp/


名東区 / サリナ(2回目)

1回目のがっかりレビューはこちら

■ 食べたもの
ランチCセット 890円
サラダ、チキンカレー、ほうれん草カレー、ロティ、ライス、マライティカ、ホットチャイ
レジに置いてあるチラシでスープをサービスとしていただけます

■ スープ&サラダ
サラダは分量はそれなりな普通のランチサラダ。
特筆すべきところはありませんが、可もなく不可もなくだったと記憶しています。
しかし 不可 として非常に強く記憶に残ったのが、スープ。
いただこうと思って器を触ったら 器がひんやりしていて もうそこで嫌な予感はしていたんですが、口を付けてみたところ、やはりというかなんというか、温いどころではなく 冷たい 。
えー!? と不満満杯で、口を付けたところと逆からスプーンを入れてみましたら 今度は温かい。
…… ひどい温めムラ。いや、まさかレンチンとか1食分ずつ湯煎とかはないだろうから、まさかの冷めムラ??
良く解りませんが、冷たいところと温かいところとあり、混ぜたら全体的にほんのりぬるい、という気持ちの悪い温度になりました。
正直最低でした。

■ チキンカレー&ほうれん草カレー
辛さはまったく聞かれなかった。
出てきたチキンカレーは辛口で美味しかったです。
見た目油が多めでくどそうですたが、食べたらそれほどでもなかった。
さらさらタイプで、一緒に出てきたご飯といただくと良い感じ。
量は少な目、お肉も小切れが2欠片ほどでボリュームという点では不満がありますが、お味の方は満足でした。
翻って、ほうれん草のカレー。
なんか嫌な予感のする黄色っぽいブツブツ感…… と思いつついただきましたら、嫌な予感は的中で、にんにくくさい。
ドロリというよりドライな水分少ない見た目ですが、ほうれん草の鮮やかな緑、という感じでもない、ちょっと黄味がかったくすんだ色合い。
そしてお味はにんにく。
にんにく以外の味が良く解らなかったのがかなーり残念だったうえ、にんにく苦手なので夜にお腹壊しましたorz あああああ

■ ロティ&ライス
チラシでロティを提供していると見て伺ったので、ナン、ライス、ロティの中からロティを選んだ…… のに、なぜか黄色いご飯も付いてきた。
要らない、ご飯要らない。と思いつつも突き返すことなどできず、結局ロティ&ライスでいただきました。
ご飯は先述の通り色のついた黄色いご飯。
ぱさぱさとした硬めの炊きあがりでしたが、普通の日本米だと思います。
ロティは、実は食べるのまだ2回目。
1回目は栄のアクバルでいただきました。
アクバルで食べた感じとはまた違った印象です。
あちらは硬くてほんのり酸っぱくて非常に軽い、軽食的な印象でしたが、こちらのロティは表面にバターがたっぷり。平たいけどもっちりとした食べ口で、そこまで「軽い」 感じではなかった。
噛み応えがあって良かったです。食感はベーグル? あんな感じかしら、言うなれば。
美味しかったです。
これ食べにもう一回行っても良いくらい。

■ マライティカ
拳より少し小さいくらいの鶏もも肉。
しょっぱいというイメージでしたがしょっぱくもなく、柔らかジューシー。
ただ、ちょっとわたしには油が濃すぎたので、ご飯のおかず、という位置づけでした。

■ ホットチャイ
ドリンクは幾つかの中から選べましたが、チャイを食後にいただきました。
あんまりスパイスの香りがしなかったので残念。
ミルク感もあまり強くなく、わりと普通のミルクティーでした。

■ 雑感
スープが最悪だったのが印象に強過ぎる。
前回の「カレー3種と書いてありながら2種しか用意がなかった事件」 といい、なんか適当なお店だなあ、という、決していい印象は持ち得ないお店。
でもチキンカレーとロティは美味かった。というか、ランチセットでロティ食べさせてくれる店をアクバルとここしか知らないので、またロティ食べたさに行ってしまうような気もした……。
なんか悔しい。