2017年9月30日土曜日

日進市 / ツルシ

■ 食べたもの
Aランチセット 850円
サラダ、スープ、チョイスカレー(ほうれん草マトン中辛)、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
ポストに投函されていたフリーペーパー系冊子で紹介されていたので行ってみました。
日進市の岩崎城の近くにあります。
お店は駐車場も含め広いですが、入店時にも誰も出てこなかったり、そもそも入り口に立ってた店員さんですらいらっしゃいませ言ってくれなかったり、いろいろオペレーションの不安な店でした(^_^;)
一応テーブルの上に呼び出しボタンがあるので、基本的には「客が店員を呼ぶ」仕様っぽい。
サラダは人参のスライスが乗ってたのが珍しかったかな。
分量はまあまあある感じ。トマト、キャベツ、レタスと人参スライス。
ドレッシングはゴマだったかな?多めにたっぷりかかっていました。
スープはチキンコンソメ系。おネギが少し入ってて、お味は濃いめながらケミカル臭はあまり感じず、わりと美味しかったと思います。
チョイスカレーはたくさんの種類から選べました。チキン、ポーク、キーマ、野菜に豆にかぼちゃ、かぼちゃチキンとシーフード系がミックスとえびの二種類と、ほうれん草マトン。だったかな。
わたしはマトン系が好きなので、そしてサグも好きなので、喜び勇んでほうれん草マトンをチョイス。
辛さは唐辛子一本表記のものを選びました。多分中辛。
出てきたカレーは分量的には普通。多くもなく少なくもない、ランチの平均的な感じ。
緑色が美しい翡翠色で、中央に細く切られた生姜が一本飾ってありました。
辛さはチリオイルで調整する仕様なのか、一周円を描くように赤いオイルがかかっていました。
オイルのところを狙ってすくい、口に入れましたら…… 辛い(当たり前)
かなり辛いオイルでした。
混ぜて食べたらそうでもないんだろうけど、と思いながら、辛いところとそうでないところと二種類のお味を楽しむべく、混ぜずにいただくことにしました。
オイルの触れていない部分は、ほうれん草の優しい甘味。
とろっとした濃い目のソースで、マトンの癖のある香りがきちんとします。
舌触りは滑らか。オイリー感は少なく、乳製品系のくさみなどもない、スタンダードなほうれん草カレー。
嫌味がなくて美味しい。
マトンは指先程度の小さめですが、角切りで4切ほど入っていました。
程よく筋っぽいというか脂身っぽい部分も含まれた、硬めの噛み応えのあるお肉。
パサつきも少なく、羊らしいお味が香るお肉でした。
特筆すべきはナンで、サイズはかなり大きい部類じゃないかと思います。
薄めではあるものの薄すぎず、厚みのある部分はもっちりと分厚く、存在感があります。
そして何より バターのにおいが すごい。
近年まれにみるバター臭。昔のバターってこういう濃い匂いがした気がする。というような、主張の激しいバター臭さです。
珍しいなあ、と思いましたが、香りの強さもさもありなん、なたっぷりとしたバター使いで、これもなんだかすごいな、と思いました。
紙ナプキンで水たまりになってるところをささっと吸い取りましたが、うーん、ナンがバターで輝いてる。
でも、それだけ油分がたっぷりなのか、冷めても硬くならず、しなびず、もっちりとしつつも重すぎない柔らかい噛み心地で、かつお味は塩気も甘味も強くない素朴な雰囲気で、美味しいと言えば結構美味しい。
ナンの表面のバター臭に反し、生地はそこまで油臭くなく軽やかに食べられるのも不思議な感じ。
好みとは少し違うけど、わりと美味しい万人受けな素朴感。
ちょっと大きすぎな感じはしましたが、お腹いっぱいになって大変良いですな。
チャイは呼び鈴でコールして持ってきていただいたのですが、ばっちりお砂糖別添えでした。
熱々とはいかないまでも飲み頃に熱めで、クローブのちょっと苦い香りが利いていました。
お味は見た目よりミルク感が薄くチャイと言うよりスパイス入りミルクティーでしたが、さっぱりと飲みやすくて悪くなかったです。
店員さんのオペレーション以外は満足なお店でした。
お料理は美味しかったもん。
距離感もちょっとしたサイクリングにちょうど良く、店の前に放置してあるチラシで常時100円引きしてくれるっぽく、良いお店を見つけたなーって感じ。
ときどき行きたいですね。
チリチキンがランチのセットにあるのも気になったな~一度食べてみたいです。

http://tulsicurry.jp/

2017年9月23日土曜日

名東区 / ボンベイ

わたしがカレー好きで食べ歩きストなことを知っているお友達が、近くにTVで紹介されていたカレー屋さんがあるよ、と教えてくれまして。
行って来ました「ボンベイ」。
引山バスターミナルの近く、セクワコーナー&バーともほど近い、住宅街っぽい小路にある一軒家風の小さなお店です。
もともと名古屋駅のビル(旧大名古屋ビルヂング?)かなんかに入っていた老舗で、一年ほど前に現在の引山にやってきたとのことです。
老舗の名店で移転を繰り返し最近TVで現在の店舗として紹介されたばかりらしく、わたしがお店にいた間に出入りした四組全員が「以前のお店を知っていて、閉店した後探したんだけど見つからなくて、TVで紹介されてるの見てここに移転したと知って、わざわざ来た」と言っていました。
四組全員って…… しかも、移転先を探し歩いて見つからずTV放送でようやく探し当てた、って…… 熱烈なファンがついてるんだなあ、とびっくりしました。
でも、食べてみて、なるほど、と納得しましたよ。確かに、なんというか、あるときふと思い出して「もう一回食べたい!」となりそうなお味でした。
すごく美味しいか、というと味覚的にはちょっと違うんだけど、満足レベルには十分に美味しく、それ以上に、なんだか癖になりそうな味。
店主さんと少しお話させていただいたのですが、気さくで優し気な物腰の、愛されそうなお人柄と見受けられました。
お味もだけど、きっと、店主さんにもファンがいるのね。



■ 食べたもの
ランチカレーセット 800円(税込)
サラダ、サモサ、カレー、ライス、漬物
移転一周年ということで、食後にインドのスナック菓子を一袋いただきました。
ひよこ豆を揚げてスパイスで風味付けしたものみたい?
カレー好きな方ならきっと気に入りますよ、と言われました(*^-^*)

■ 感想
サラダは小鉢にほんの少しでちょっと淋しい。
サニーレタスとにんじん、だいこん、すべてが少しずつ。
卓上に2種類のドレッシングがあってサラダのサーブ時に紹介してくださったのですが、わたしのテーブルにあったものとお隣のテーブルにあったもの、どうやら種類が違うようです。
わたしが紹介されたのは、にんじんドレッシングとフレンチドレッシング。
お隣のテーブルでは「青じそ」って言ってた。もう一種類のはなんだったか聞き損ねましたが、一つは間違いなく青じそ。
人参ドレッシングは自家製でしょうか。確かに人参のすりおろしが入っているのですが、甘酸っぱい柑橘系のお味でした。
人参もドレッシングも好きじゃないんですが、味見にかけてみたら美味しくて、結局きちんとかけていただきました。
サモサは初めて食べた、かな。
思ってたよりミニサイズですが、中身がたっぷり詰まってて、しかも二つも出てくる大盤振る舞い。
お店の方曰く「ここは土地代が安いからカレー以外のものもお付けできるんですよ」って(笑)
春巻きの皮みたいなものに、ズッキーニと人参、玉ねぎかな?みじん切りのお野菜がたっぷり詰まっていました。
お野菜たっぷりの三角形の揚げ餃子。って言い方が正しいかも。
中身の餡は黄色くて、スパイスで風味付けがされていたようです。野菜の甘みが強く、お味の分類で言えば甘いもの。
わたしには店主さんが運んでくださったので特に何も言われませんでしたが、店員さんが運んできてくださってたお隣のテーブルの方は「味付けはしてありますが、お好みで卓上のケチャップをつけても美味しいですよ」とのご案内を受けていたようです。
何もつけずに食べましたが、皮はカリっとサクっと揚がっていて歯触りよく、繊細な野菜の甘みも美味しかった。
同時に出てきたライスは、平皿に平らにならされて傍らにつぼ漬けっぽいお漬物が添えられていました。
ご飯の量は一見少なめだけど、食べたら重た過ぎない程度の満腹を感じるちょうどよい量でした。
カレーはスープカップみたいのに八分目ほど。
どろっと濃厚な、赤いトマトカレー。
見た目はシンプルでごく普通の食べやすげな風体なんですが、これがまた、食べたらびっくりする。
トマト! 濃厚! そしてスパイシー!
いやほんと、おとなしい見た目に反して辛い、辛いというかスパイシー。迫りくる、カレー粉的辛さ。
スパイス、というか、カレー粉っぽい辛さ。
原産国インドの銀色のアルミ袋に入ってる100g入りのカレー粉がね、とある業務系のお店で売ってるんですがね、あれを思い出す。あのブレンドに近い雰囲気がある。
トマトが濃厚でトマトソースと言っても過言ではない本当に濃厚トマト味なんだけど、あのカレー粉を思い出すしっかりとしたカレー粉感が、もう絶対譲れない勢いでこれがカレーであることを主張している。
間違いない。これはトマトカレー。
実際、こちらのお店のカレーの売りは「水分を加えずトマトだけで煮込んでいる」という部分にあるようなので、トマトカレーで間違っていないんです。
本当に、心の底からこれはトマトカレーです。
トマトカレー自体はそれほど好きじゃないんで(嫌いでもない)すごく美味しいかと言われると微妙に返答に困るのですが、でも、このカレーはなんかね、ちゃんとカレーだしね、なんか味覚の奥深くにあるものを刺激する「癖になる」感があるんですよ。
それを人は「美味しい」と言うのかもしれませんが…… ほんと、移転先を探し歩いちゃう人がいるのにも納得する。
絶対いつかふと思い出して「また食べたいなあ」と呟いてしまうだろう、なんか独特の存在感があるのが解る。
辛いカレーと甘いサモサ。味覚的にも良いマッチングで、非常に美味しくいただきました。
店主さんのお人柄、女性店員さんのお話好きっぽい話しやすげな雰囲気、小ぢんまりとかわいらしいお店の作りに加え、スパイシーで辛いんだけど甘酸っぱい、癖になりそうなカレーにお野菜の風味の活きたサモサ。
すべてがとても満足で、とても素敵なお店だったと思います。
美味しいカレーとアットホームな優しい雰囲気を味わいたい方にお勧めです。

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230114/23062197/

2017年9月19日火曜日

レトルト / 三田屋総本家黒毛和牛のビーフカレー

三連休の休日ランチに子供とカレー祭。
連休中は肉の安売りがなかったから で す!

というわけで、肉が食べたかったのでビーフカレー。
絶対肉が美味しいだろう、と期待できそうな、かの有名な「三田屋総本家黒毛和牛のビーフカレー」を選びました。



期待しながら湯煎にかけて、パウチ袋を開けましたら……!

むふ~ん♥ と漂う甘い香気は、まさにハンバーグ専門店のハンバーグの匂い。
ちょっとデミグラスソースの風格が漂う、甘い甘い肉脂の香りです。
そこに混ざり込むスパイスの香りはほんのり程度でカレーらしい香りとは言い難いものがありますが、もうなんていうか…… デミ風味の肉の香りがハンバーグ的に食欲をそそる素晴らしい香り、としか言いようのない……。

ごめんなさい、好きです。

ああああカレーらしくないものに告ってしまった! と頭を抱えたくなりますが、衝動的に告りたくなるくらいいい匂いでした。
見た目もね、濃褐色の欧風カレーでしてね、丸のままのマッシュルームとか入っちゃってましてね、お肉も薄切りよりは若干厚みを感じる意外にしっかりしたお肉でしてね、とろとろの筋のような牛脂のようなものがしっかりとお肉に食らいついててその二層のヴィジュアルも美しくてですね。
そのうえ、これがまた、一口食べたら 濃厚な肉の旨味と欧風カレーのコク味 でして ね……!

うっわ、美味しい。
インドとかそういうエスニックな本場っぽいカレーの風格は全くないんだけど、ちょっといい雰囲気のレストランとかで出てきそうな欧風カレーの味ですよ。

どことなくハンバーグ風味が漂っているのはご愛敬なのか脂身の多いお肉のゆえかはわかりませんが、和牛ハンバーグカレー、って感じの、洋食よりは「欧風」に寄った、肉出汁ソースなカレーのお味がする。
脂の甘みと香り、丸ごとマッシュルームの食感、欧風ソースの濃厚な出汁味に、意外にスパイシーで辛口系な絶妙な辛みがかもすカレー感。
そういう感じの欧風カレー。

美味しいね。
「味が濃い」んじゃなくて「肉の味が濃い」って感じで、濃い味だけど甘味があって嫌味がなくて美味しく食べられる。
油分たっぷりなはずなのに重すぎない。
お肉は煮込まれて脂身はとろとろに甘く、やや厚め程度のお肉部分は繊維状にほろっとほぐれつつも舌に感じる存在感。出し殻っぽさはあるけど、お肉として認知できるレベルは保ってる。

いやー美味しかったです。
見切りで300円くらいで買ったんですが、300円でこれはかなり良い買い物でした。
っていうか300円なら安く感じる。
210gのたっぷりサイズなので食べ応えもあり、結構お勧めなんじゃないでしょうか。
定価はいくらかわかりませんが、美味しい高級カレー、というくくりで十分やっていけるお味だと思います。
美味かった。


2017年9月17日日曜日

レトルト / NDIAN-CURRY ひよこ豆のカレー

お豆食べたい気分だな~、カレーも食べたい気分だな~、という休日ランチに、ちょうど折よくそこにあった、カルディオリジナル「ひよこ豆のカレー」をいただきました。



カルディはわりと美味しいイメージなので安心して、しっかり湯煎で温めていただくことにいたしました。

熱々に温まった銀色パウチを、ピッと破って開けましたら。
良い香り~♥

甘辛い、でもレトルトっぽさとはまた違う香りです。
スパイス香といえばそうかも。

パウチからお皿に出してみたら、ひよこ豆がごろごろ。
丸のままと、もしかして挽き割り状のものも入ってるのかな。
粒々感もあります。お豆じゃなくて玉ねぎかな。でも玉ねぎにしてはしっかり形があるような気もする。
なんだろう、と思いつついただきましたら。

お?
あれ?
トマト味だ。
辛さはあります。
カレーっぽい辛さと言えばそういう風情なスパイス系の辛さだとは思う。

でも、なんかミートソースっぽい(笑)

お豆は固めで、ほくほくと言うよりは食べ応えがある感じ。
よく食べる水煮缶詰より少し噛み応えがあり、具材らしい存在感があります。
粒々のものはやっぱり玉ねぎなのかな。
パッケージ見たらフライドオニオンとあるので、玉ねぎらしいくたっと感がないのはそのせいかも。揚げてあると形が残るもんね。

不味くはないというか結構美味しいし、トマトソースやミートソースにはないちゃんとしたピリ辛感はあるんだけど、なんとなくカレーっぽさを感じません。
カレー屋さんで食べるとトマトベースでもちゃんとカレーだと思うんですけど、レトルトのトマトベースはなんとなくカレーっぽく感じない。
高品質な印象のカルディのカレーでも、その感想は変わらなかった。

スパイシーなミートソース。
でもお豆の存在感がしっかりあって、お味も美味しい。
油分も強くなくあっさり食べられるのはとても良いのですが、カレーとしてはやっぱり少し物足りなかったかな。

ちょっぴり残念ではありましたが、まあまあそれなりに納得はしました。
そういうランチでした。


2017年9月14日木曜日

レトルト / ノザキのコンビーフカレー

本日は朝ご飯のおかずになりそうなめぼしいものがなかったので、という消極的な理由で朝カレー。
子供と半分で良いや~という空腹具合だったので、味が濃くて少量でご飯沢山食べられそうな、こちらのカレーをいただきました。


ノザキのコンビーフカレー。
コンビーフって味が濃くて少量で十分、って感じだもんね。

というわけで、湯煎で温めパウチを開けたら。
どろっと出てくる、よくほぐれた糸状のコンビーフがたっぷり入った濃厚カレーソース。

パッケージ写真は若干色が悪いですが、本物はもっと光沢のある濃い目の茶色で、赤い糸状コンビーフがたっぷり見えてきれいです。
見た目はとても美味しそう。
香りも、深みのある脂と塩気の雰囲気で悪くない。

いいじゃーんと思いつついただきましたら。
いただきましたら。

 し ょ っ ぱ あ あ あ あ あ あ あ い !!!!!

辛い辛い辛い!
身体が塩分過多で カーッッ! と熱くなる感じ!
コンビーフっぽい旨みはすごくあるんだけど、塩がすごいなあ!

すごいとがった塩味。
中辛で、辛さ表記はバー状の味覚表示のちょうど真ん中なんですが、すごく辛く感じます。
いわゆる塩辛い辛さ。

コンビーフって随分前に食べたきりで味は印象程度にしか覚えていないのですが、この旨みのあるしょっぱ辛い感じはたしかに記憶にあるコンビーフの味。
カレーっぽさは確かにあるんだけど、この肉風味の旨味と塩辛い感じは、よくある日本製日本人向けご当地系レトルトカレーというよりは、意外に、(スパイス感が緩めの食べやすくなった)インド・パキスタン系カレーの雰囲気に通じる気がした。

いやぁ、すごくご飯が進む食べ物でした。
寒い冬の朝に食べたかったかな。
塩気が強いので、寒い日でも十分に体温が上がりそう。
旨みもあるので決して不味いわけではないんだけど…… しょっぱすぎて、一人で一人前は結構きついかも(^_^;)


2017年9月4日月曜日

中区 / サフラン(閉店)

■ 食べたもの
Aランチセット 750円(税抜)
サラダ、スープ、ナン、カレー(マトンキーマ中辛)

■ 感想
職場からギリギリ徒歩圏?ということで、勇気を出して行ってきた。
一時間の休憩だとほんとギリギリっぽくて、若干急いで慌て気味で食べました。
勿体なかった(^_^;)

お客さんは結構入ってたかな。
お料理来るまでに少し待たされた感があったのは、時間少な目でわたしが焦ってたせいもあるかもしれませんが。

Aランチということで、8種類くらいかな、ある中からカレーを選べたので、今回はとりあえずマトンキーマを選択。
辛さは中辛チョイスです。

スープ、サラダが先に出てきました。
サラダはオレンジ色のドレッシングのたっぷりかかった、よくあるキャベツ主体のサラダ。少しレタスも乗ってた。
スープが少し変わっていて、お酢のような酸味があり、掻き玉、おネギ、人参やらと数種類の具材が入ってて、少な目とは言え見た目は豪華。
酸辣湯?中華にありそうな、あんな感じの酸っぱいお味で美味しかった。酸味大好き。

遅れて出てきた、カレーとナン。
ナンは折りたたまれていて全貌はわからず。でも大きそうな感じ。
バターは少なめで、一見薄めのライトな仕上がりなのです、が。

縁部分はものすごい厚みがあり、結論から言うと、超ボリューミー。
これは危険。フードファイトの域。
縁一周分、ものすごく分厚い。しかも、もっちりを通り越したしっとり感で噛み心地がしっかりしており、激しくお腹にたまる。お味も甘めで、初口からびんびんと満腹中枢を刺激してきます。
すげぇ。
こんなに食べ甲斐のあるナンは初めてかもしれん。

カレーも、マトンキーマと言うことで結構油脂がとっぷり目。
キーマと言うと若干ドライカレーに近いような汁気の少ない肉感のぎっちりしたカレーを想像しますが、こちらのカレーはお肉多めではあるものの、ソースもたっぷりとしていてドライ感はありません。
挽き肉みっちりというよりも、カレーの具材が挽き肉、っていう感じのキーマカレー。
生姜の千切りとおネギが散らされ、お化粧感はばっちり。
トマトベースっぽい赤みと甘みのあるソースですが、生の千切り生姜の香りが非常によく、羊臭さは少な目。
初心者にも食べやすいマトンカレーです。
中辛ですが、辛さはある程度感じます。ほんのりながら、存在感のある辛さ。
甘酸っぱいベースに生姜の爽やかさとチリっぽいカチっとした辛さ。
羊と言うとなんとなくペッパー系の辛さを想像するのですが、ペッパーは感じませんでした。
ぶっちゃけかなり美味しいです。好きな雰囲気の味。
お肉たっぷり油膜とっぷりで重めだけど、お味は大変美味しいです。

しかし、ナンの重量感がお腹に響きます…… そのうえカレーも重厚だから、大食いを自認する、そして満腹中枢の働きが遅いのを自認する、このわたしが……
まさかの 食べてる最中から やっべー満腹! と感じる 異 常 事 態 。

ほんとかなりお腹に重いです。
ナンが分厚過ぎ。しっとりと水分が多くて、お腹にたまりすぎ。
一見パリッとして見える薄い真ん中部分でさえ、裂くと音はパリっとしてるのに、食べるとしっとりもちもちな食感で。
逃 げ 場 が な い !

いやー、こんなすごいランチセットはマジで初めてでした。
美味しいのに、最後の方がかなりフードファイト感。
食後もかなりのフードファイト感。
完食で食べ終えた瞬間の、満足感と言うより 達成感 という方が正しそうな燃えつき感。

なんかすごい昼食でした。
でも美味しかったから、ぜひサグチキンもチャレンジしたい。
ナンお持ち帰り用にタッパー用意して行こうと思います。
一枚食べるのは大変だもの。
タッパー用意して再戦。
必ずや。

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230104/23058764/

2017年9月3日日曜日

レトルト / ビーフマイスターカレー オニオン&ペッパー

昨日の昼食で山盛りカレーを食べてかえって食欲が増したのかしら(^_^;)

というわけで、朝から茶碗いっぱい納豆卵ご飯を食べた上に、さらに重ねて朝カレー。
しかも、ガッツリ感のありそうなハウス「ビーフマイスターカレー オニオン&ペッパー」をチョイスするという大食いぶりです。
一足先に食欲の秋、来たな……。



パウチを開けると、カレーソースは濃いめのなめらかな褐色。
美味しそうにシルキー。
お肉は、「ビーフマイスター」の名に恥じない、角切りのごろっとしたお肉が5個くらい入っています。
豪勢。

香りは若干甘みが強い風味。
レトルトっぽい甘い香りなのが気になりますが、ハウスのカレーらしいと言えばハウスのカレーらしい香り。
パッケージには「黒い粒状のものは黒胡椒です」とわざわざ注意書きがありますが、そんなに黒いの見えるかな??
ぱっと見では見つけられませんでした。

レンジで熱々までチンすると、甘いレトルト香に若干欧風カレーの香りが加わった感じがします。
胡椒の香りかしら。
ほう、と思いつついただきましたら、これがなかなか…… 甘い(笑)

大阪甘辛カレー。アレを彷彿とさせる感じ。
甘みが強く、ほんのり辛みもあって、飲み込んだ後の口の中に胡椒のキリッと感が残る感じ。
辛み4/5にしては辛くないと思うのですが、胡椒の余韻が確かに「辛い」という表現になるかも。
胡椒の辛さだね。

ソースは上品で光沢のある褐色の見た目にふさわしく、滑らかな舌触りで良い感じ。
お肉もぱさつきなどは気にならず、ジューシーと言うほどではないけどまあまあ頑張ってる風体。
朝食べるにはちょっともったりとした重さがあるけど、それだけに豪華感というか、ディナーとしても耐えられる趣がある。
そういう意味では、お値段の割に高級感がある。

…… んだけど、どこか大阪甘辛カレーっぽい(笑)

そこが親しみやすさでもあるのかしら。
やっぱりハウスはファミリー向けだもんね。
と納得しつつスプーンを置きました。
さすがに満腹です。

https://housefoods.jp/products/catalog/cat_1,ret,curry,meister.html


2017年9月2日土曜日

名東区 / セクワコーナー&バー 2回目

一回目の感想はこちら
ちょっとメニュー変わってたっぽい。
ランチセットでチョイスできるカレーが増えていました。
マトン、前はなかったはずだ。

■ 食べたもの
ネパールセット 890円
サラダ、スープ、アチャール、ダルカレー、野菜カレー、パパド、ライス、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
2回目のご訪問。
日替わりカレー(590円) が大根とゴーヤのチキンカレーだと言うので、こちらのナンは前回あまり好みではなかったことだし、前回食べたカレーのお味があまり強くないあっさりした癒し系の雰囲気だったのでダルでライスだと良いんじゃないかな、と思っていたこともあって、今回はライス一択なネパールセットをチョイス。
注文を伝えようと店員(店長)さんを呼んだところ。
「久しぶりですね、ずいぶん前に来てくれましたよね」と聞かれました!
え、覚えててくれたの!? とびっくりしてたら「××に住んでるって言ってましたよね」と!
おおおおおなんか嬉しい!八か月くらい経ってるのに!一回しか来てないのに! と感激しました。
一気に好感度上昇です(笑)

注文したカレーは、まずサラダとスープがそれぞれ別皿でサーブ。
スープは白く濁った塩系の熱々なスープで、小葱が少し入っていました。
あまり味が強くなく、油膜は浮いていましたが、結構あっさりいただけました。
サラダは小皿ですが、ドレッシングが少なめでお上品な、キャベツとレタスの千切りサラダ。
分量は良心的なランチサラダ、といった感じ。
サラダとスープを食べ終わる頃を見計らったかのように、続いて、ステンレスの仕切り付きプレートが登場。
ネパール式のお漬物らしい大根のアチャール(マスタードオイル?に漬けたみたいな大根にゴマをまぶしたようなもの)、ダルカレー、お野菜ごろっとしたカレー、パパドとライス(長粒米と日本米を混合したもの)が乗っていました。

注文のときに辛さを聞かれたので辛さは「2」をチョイス、盛り付け時と思しきタイミングでご飯の量を聞かれたので、標準よりちょっぴり少な目、とお願いしました。
が、ステンレスプレートの一番広いスペースにパパドとともに盛られたご飯は…… ぎっちり(笑)
ちょっと少な目程度だと、結構な量がありました。
しかも水分多めのご飯だったので、重量感も相当です。
いやー多いなー、と思いつつ、いただきます(合掌)

大根は、前回食べたのと同じかしら。
ほんのり酸っぱい雰囲気のあるオイル漬けっぽい大根です。
もう少し酸っぱくても良いかな、という感じの、オイリーな見た目に反した柔らかなお味。

ダルカレーはぽってりと良く煮えた小粒のお豆が幾種類も入ったものです。
辛さは「2」にしたけど辛くはないです。
にんにくスライスがごろごろと目立っていましたが、臭いも辛さも気になりません。
むしろお豆の甘みが利いています。
ポタージュのようなとろっと感のある甘みのあるカレー。
ネパール式を謳うカレーセットで幾度かダルカレーを食べ、そして塩気の強さに幾度も首を捻ったものですが、こちらのカレーは塩気も強くない、というかほぼ意識せずに食べられる、甘くて美味しいダルカレーでした。

お野菜カレーの方は、こちらは少々辛さがあります。
辛さ「2」の風格。
隠元、人参、大根、長芋かな、あとコーンが少し入ってたと思います。
赤いのはトマトベースなのかしら、あまりトマトっぽさはなかったんですが、色はそんな印象でした。
大きな大根と長芋。ほっくりしていて美味しい。
スパイスの風味は強くはないですが、辛さはしっかりあって、でも野菜の甘みがあって、粒々と入った黄色いコーンも甘くて、良い感じです。
南インド系のお店でも似たような具材の野菜カレーを食べたことがあるはずなのですが、全然違うね。何が違うんだかわからないけど、雰囲気が違う。
使ってるスパイスの差なんだろうねぇ、と思うと、なんだか楽しい。
具材も見た目もよく似てるのに、全然違うお料理だもん。

二つのカレーを別個にライスにかけ、パパドを砕いてふりかけ、あるいはカレー二種類を混合させて、といろんな食べ方で堪能させていただきました。
ご飯はややぺっちゃりでお腹にどっしりきましたが、頑張って完食。
そろそろ食べ終わる、という良いタイミングでホットチャイも出していただき、満腹でスプーンを置きました。

その後、ほかのお客が居なくて暇だから、という理由で誘われて少し店長さんとお話をしてから退店しました。
ネパールに奥様とお子さん3人がいるらしく、お客も少なくて人恋しいんだそうです。泣ける。

また次回、次はマトンカレーをいただきに伺いたいと思います。

2017年9月1日金曜日

レトルト / ノンオイルカレー 脂質ゼロ緑黄色野菜カレー

朝カレー。
全量で54kcalという、まさに朝向けなライトなカレーをいただきました。
ちなみに、赤池に行ったときに駅前のピアゴで購入した見切り品です。



脂質ゼロというだけあり(小麦粉は入ってるけど)さらさらなカレー。
みじん切りの細かな野菜がいっぱい入ってます。黄色味の強いカレーソースにいんげんとピーマンの緑、人参のオレンジがきれいです。
具材はみじん切りで軟らかく煮こまれているせいか、彩りの割に食感はありませんが、それもまた消化に良さそうな感じ。

先味はお野菜たっぷり、という以上の微妙な甘さが強く甘ったるめですが、辛さもしっかりあって、食べ応えとしては悪くない。
スパイスの風味は脂溶性だから油を使わないと風味が出ない、なんてものの本には書いてあった気がするのですが、結構しっかりとスパイス風味、というかカレーらしさがあります。
脂質ゼロでもちゃんとカレー。

朝ご飯を軽く済ませたいときには重宝しそうな、朝向けカレー。
本当にさらっとしているんですが、カレーらしい辛さで満足感はしっかりあります。
お野菜の色がきれいなので、視覚への満足感もあるのが良い。
空腹時には物足りないけど小腹満たしには十分な、おやつ感覚のカレーでした。