2017年6月20日火曜日

名東区 / MINA(ミナ) 2回目

一回目のレビューはこちら

■ 食べたもの
ランチCセット 830円
スープ、サラダ、ほうれん草チキンカレー中辛、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ スープ
トマトベースの油分多めのチキン系らしきスープ。
小さなカップでのサーブですが、キャベツ?と人参?がたっぷり入ってて、ちょっとお得な感じ。
お味は薄酸っぱいトマト系で、ちょっとしょっぱかったけど美味しかったです。

■ サラダ
キャベツとレタスと胡瓜と黄パプリカ。
小鉢にこんもり山盛りだけど、湖のようにとっぷりしたドレッシングとふんわりレタスで見た目のかさを稼いでいた感じ(笑)
黄パプリカはちょっとうれしかったけど、皮剥いてあったのかな?? 妙に食感がふにゃっとしてて、不思議な感じでした。

■ ほうれん草チキンカレー中辛
美味しかった!
すごく美味しかった!
美しいほうれん草らしい滑らかな緑色のソースに、クリームでお花の絵。
そしてチキンは小さめながらもしっかり3つ入っていて、見た目も大変美味しそう。
香りはスパイスの香りの強くない穏やかな感じです。熱々で良い感じ。
と思いながら食べてみましたら、香りどおり、スパイスはきつくない感じ。
乳製品系の味は確かにしましたが、濃すぎず軽くまろやかな雰囲気。
それでいて、ほんのちょっぴり辛味がある。
きちんとしたちょうどいい中辛です。
お味のバランスがすごく良い。
パンチはないけど、すごくバランス良いお味。
滑らかな舌触りにまろやかな甘味と軽い食べ口で、ほんと美味しいな、ここのカレー。
お肉もジューシーで柔らかでした。

■ ナン
そしてここはなんと言ってもナンが美味いんだ。
ナビス〇クラッカーみたいな雰囲気で、粉と塩の旨みがあって、すごく好き。
パリッとさくっとしたところと、ふんわりしたところと両方楽しめる焼き加減のバランスも良い。
バターがすごく薄くさらっと塗られている、その控えめな感じもいい。
記憶の中のMina のナンと寸分たがわぬ、さっくりした粉っぽい素朴で美味しいナン。
思い出どおりの期待の味に再会できてほんと幸せ。

■ ホットチャイ
ごく普通の濃い目のミルクティー、って感じ。
特筆すべきところはないけど、クリームの膜ができていたので、ちゃんとした牛乳をちゃんとした量ちゃんと使って作ったちゃんとしたチャイ、なのでしょう。
普通に美味しい、という言い方は嫌いなんですが、普通に美味しい。

また行きたいにゃー。

レトルト / 関あじ関さばカレー

昨日食べた鯖缶の残りで鯖缶炊き込みご飯を作ったので、せっかくだから鯖カレーをかけて、鯖尽くしの朝カレーにしてみました。
ご友人が故郷大分へ帰省した際にお土産として買ってきてくださった、関さばカレー。
道の駅「さがのせき」のロゴ入りです。
大事に取って置いたら、いただいてからずいぶん経ってしまった。


これね、すごいです。
中の具材は何もないの。
でもなにかが入ってるの。

色はごく普通のカレー。香りも鯖臭いってことはなく、ごく普通のカレーの香り。
なにか入ってる感がありながらも、特になにも入ってる風じゃないの。
でも 食べると 濃厚に 鯖なの!!

口に含むと鯖の香りなの。
もわっと膨らむような鯖の味がするの。
臭みなんて微塵もない。ただただ鯖の味というか、我が家の味噌汁の出汁はまさかの
鯖節なんですが、あーいう味がする。
もっと濃くて本物っぽい、しっかり感じる鯖の味。
鯖好きなので、とても美味しい。
とても美味しい。
自分で作った鯖缶カレーより、こっちの方が全然美味しい。
鯖缶カレーも自分で作って旨いなあ合うじゃん、と思ったけど、本物と比べたら比じゃないと思った。

辛さもちょうどいい。一口目は甘いかと思ったけど、全然、どちらかというと辛いタイプでした。
ルゥから作ったカレーの味ではない感じ。
既製品っぽさのない、結構上品なカレー味でした。
インド的なカレーじゃないんだけど、ルゥ的な家庭カレー系でもなく、うーん、どちらかというとスパイスの方にちかいんだけど…… ちょっと料理に凝ってる方が家庭で手をかけて作る休日のスパイスカレー、って感じ?
なんて言って良いかわからないけど、カレーソース自体もしっかりこだわって作っていそうな手のかかった感じがしました。
美味かった。

道の駅さがのせき 公式HP によると、530円もするらしい。
さすが…… それだけの味はした。ごくり。

2017年6月17日土曜日

中区 / サプナ 栄店

■ 食べたもの
日替わりランチ 890円
サラダ、日替わりカレー(シーフード辛口)、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
ずいぶん以前に行ったサプナ大曽根の姉妹店。
大曽根店で食べたマトンカレーとナンが大変美味だったことは印象深く覚えている。
というわけで、スカイル9Fという大変便利な立地でもあり、以前から目をつけていました。
そして、栄で用事があったついでということで、ようやく行くことが叶いました。
店に向かう段階ではなんのカレー食べようかな、とわくわく考えていたはずなのですが、お店に着いてみたら日替わりのカレーがシーフードだったので迷わずこちらを注文。
シーフードカレー大好き^^
サラダは普通の量の少ないキャベツ主体のサラダだったので特に感想はなし。
カレーですよカレー。
こちらは大きめのお皿にたっぷり入っていて、まずビジュアルが満足です。
貧乏性で大食いなので、やっぱりカレーはたっぷり欲しい。
そういう食欲を満たしてくれる分量でした。素敵。
そんなファーストインプレッションでまず嬉しくなったうえ、覗き込んだカレーは、具材もかなり豊富な感じ。
イカやらエビやらアサリやらが、ミックスシーフード系の小さいものながら、たっぷり入っているのが見て取れます。
小粒の油膜の浮いた赤くとろみのある外見も良い。千切り生姜と青みはネギかしら、ちょっと控えめに乗ってるのも愛らしい。
容姿は完璧。好みです。
香りも華やかなスパイス感があり、こちらも良い感じ。
赤いけど、トマトではないのかな?トマトの香りという感じはしないような?
と思いながら、熱々を一口食べてみましたら、うわーぴりっときた!
でも、嫌な辛さじゃないです。というか、ぴりっと刺激を感じるけど、辛い、っていう感じじゃないです。
辛口と言えば辛口なのかな。辛いけど、辛さレベルでは辛口寄りの中辛くらい? でも、ぴりっと良い感じの刺激があって、甘味もあって香りが良くて、美味しいです。
でも、このほんのり甘い後味のもとは何だろう。赤いカレーだけどやっぱりトマトっぽくはないような。
野菜の甘みではあるんでしょうが、解り易い単調な甘味ではないようです。
わたしの舌がバカなだけかも知れませんが(^_^;)
とは言え、派手ではない控えめな甘さにぴりっとした辛さ、シーフードカレーに良くある出汁系の味は控えめで、辛いけどマイルド、という不思議と主張の少ないバランス良いお味。
美味しいです。
そして、見た目の印象通り、魚介の具材が大変豊富。
特にイカは機械的な角切りながら、もちっとした食感ですごくいい感じ。
これでこのお値段は十分満足だわ、と思える美味しいカレーでした。
そしてナン。
大曽根店では薄焼きで塩気のある味わいだったように記録しているのですが、こちらの栄店のナンは、ほんのり甘くてふっくらでした。
好みで言うと好きな方向性ではないんですが、最後までお替りしようかどうしようか迷ったほどの、軽めの味と食感の、美味しいナンでした。
ふんわり、とは少し趣の違う、甘くてふっくらしたナン。
経時劣化で少々しなっとなり食感も悪くなりますが、みっちりと詰まった風にはならず、冷めても柔らかさは持続。見た目はかなり残念なことになりますが、お味はまあまあ大丈夫。
ほんと、ミニサイズでお替りすれば良かったにゃー。
チャイはお砂糖別添えで、安心して飲めました。
クローブ(多分) 入りの薄めのミルクティー、という感じで特筆するところはありませんでしたが、あっさりして嫌味がなくて飲みやすいチャイでした。
全部美味しかった。
立地良いし、ぜひまた行きたい。
特に、日替わりでチキンティカマサラも出すそうなので、ぜひこの日を狙っていきたいです。

…… ただ、一つだけ残念なのは…… 店員さんが、呼んでも全然来てくれないところ……。
あんまり接客サービスはまめまめしさはなかったです。現地の方なのか、日本語ちょっと聞き取りづらかったので、ちょうど接客苦手な方に当たっちゃっただけかもしれませんが。
でも、何回も「すみませーん!」 って声上げるの、ちょっと恥ずかしかったです(呼ばないとチャイ持ってきてくれそうもなかった)
次回の店員さんに期待だ!

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23060239/

2017年6月15日木曜日

缶詰 / イナバの野菜カレーで炊き込みご飯。

昨日、出来心で試してしまった創作料理(?)
それは、イナバの野菜カレー缶詰で作る炊き込みご飯。
最初は普通にご飯炊くつもりだったので、水加減は特に変わったことはしていません。というか、わたしそもそも水も米もきっちり量らない適当人間ですorz

というわけで、米は1合+1/4合より少し少ないくらい(適当)、水加減はいつもこの分量を普通に炊くときくらい、という感じで一晩水に漬けておいた米の上に、近所のスーパーで本体価格88円で叩き売られていた小さいサイズのイナバの野菜カレー缶詰をどば~、と空けて、かき混ぜもせず火にかけます。
鋳鉄深型スキレットに蓋をかぶせて、やや強火で7分くらい? 沸騰したら中火程度の火加減で、ぱちぱち言い出すまで5分ほど。ぱちぱち言い出したらほんの短時間火を強めてから消火。
15分ほど置いておけば、見事なカレーご飯の出来上がり。

イナバの野菜カレー缶は、みじん切りの人参とじゃが芋かな? たっぷり入っていて、つぶつぶ具材の人参のオレンジ色が美しいカレーご飯が炊けました。
緑がなかったから、緑色のお野菜をみじん切りにして足したらより美しかったかも。
小さい缶だったせいか、ややカレー味は薄目な感じがしましたが、色はそこそこカレーらしく、香りはしっかりカレーだった気がします。
辛くはないカレーでした。香りが良いのでほんのりスパイシーな感じはあるけど、辛さベクトルではないスパイシーさ。
野菜カレーではありますが一応鶏肉が申し訳程度(笑) 入ってたようです。

安物と言って良い88円、しかも薄めて増量するがごとき炊き込みご飯化でしたが、結構おいしく食べられました。
でも、米を0.8合くらいで炊いたらもっとカレーっぽくなって良かったかも知れません。
お米を多めにするんなら、カレー粉入れれば良かったのかな?
それも美味しそうですね。

まだ改良の余地ありとは言え、こんなお値打ちでお手軽に美味しい炊き込みご飯が食べられるんだから、この調理はありだわねぇ。
まだイナバの缶詰ストックがあるので、いろいろやってみたら面白そうです。

2017年6月11日日曜日

レトルト / 真田赤兜カレー、真田丸カレー

愚息が「チキンカレー食いたい」 と言ったので、今日は二人でランチカレー祭り。
というわけで、大河が真田だったころ上田城観光土産にいただいた2種類の真田カレーを食べ比べました。
と思ったら、赤兜カレーの方は和歌山食材を使った和歌山のご当地カレーなのね。
紛らわしい(^_^;)




二品一緒に湯煎したので、もしかしたら味のレビューが逆かもしれませんが…… が、一応箱から出した時のパウチの色で区別したはずのお味のレビューです。

同じ真田モチーフのチキンカレーですが、なんというか、コンセプト真逆な感じのカレーでした。
赤兜の方はさらっとしたスープカレータイプで、脂身っぽい小さなくず肉的肉片がごろごろ。赤みのあるスープタイプのソースに、味変用の辛みスパイスがついていて、スープカレーとかインドカレーとか、そういうエスニックな感じを意識した雰囲気。
対して黒箱の方は、もったりしたとろみのあるソースです。お肉は大きめの塊がごろっと二つ。数も潔いですが、くず肉っぽさのないちゃんとした、皮はついてるけど脂身ではない、ちゃんとしたモモ肉の風情。お味もポタージュ風というか、甘味が強くて濃厚。
全然違うねぇ。

わたしはさらっとした赤兜(多分) のほうが好きかな。
愚息はもったり甘めの、食べ応えのある黒い方を推していました。
お肉はどちらもぷりっとしたレトルトらしからぬ歯応えのある良質さでしたが、脂身が少なく肉らしさが味わえる黒箱のお肉のほうが美味しかったかも。オオサワ農園の信州上田地鶏だって。
赤兜の方は脂身が多すぎて、お肉の味というよりは脂の甘みとぷるるん感、という雰囲気でした。
こちらも、紀州うめどりという地鶏(ブランド鶏?) を利用しているそうです。

赤兜は、小麦粉やバターを使っていないということで、やはりこのさらりとした食べ口が売りみたい。
ノーマルだとさほど辛くはなく、甘味とほんのりした酸味が楽しめます。
お肉の油脂は存分に出ていますが、決して重たくはない味わい。
スパイシーではないけれど、甘味と酸味が嫌味なく感じられて美味しいと思いました。

甘いのはりんごや柿のせいでしょうか。
フルーティな甘味が突出している感じはしないのですが、りんご、柿ペースト、はちみつやミカンジュースが入っているようです。
甘いは甘いんだけど、そこまでフルーツ由来っぽさがないのが、絶妙なバランス感覚なんでしょうなあ。

付属の辛みスパイスは赤唐辛子、砂糖、食塩とブラックペッパーのみだそうですが、辛みが強く砂糖と塩のバランスが良く、ちょっとかけて混ぜ込むと辛みと深みがプラスされて良い感じ。
というか、辛みスパイス美味しい。これを足してからが、赤兜カレーの本気だと思います。
昨日のうま辛カレーとは真逆で、甘さと辛さが喧嘩していない、仲良く手を取り合ったお味になります。

翻って黒箱の方ですが、こちらは前述の通り濃厚なポタージュ風の食べ口です。
乳製品は入っていないようなのですが、不思議とクリームっぽい味がする。粉末ポタージュスープの味というか。そういう旨みととろみの合わさったものの雰囲気があります。
小麦粉マジック??

赤兜の方も甘味があったと思うのですが、こちらのほうが甘味はさらに上です。
乳製品は入っていないはずなのにクリーム的な甘さ。クリーム的な、というのが若干わたしの舌の馬鹿さ加減を物語っている気もしますが、そうねぇ、丸みのある甘味だからそう感じるのかしらねぇ。
丸みのあるまろやかな甘さ。
うん、そう言ってみるとそうな気がしてきました。
ソースももったりとなめらかな感じだしね。まろやかな方向性なのかもしれませんね。

愚息はこっちが美味しいと言っていました。
お肉も大きくて食べ応えがあるしね。
スパイシーさは全然ないけど、洋風っぽいこの丸みのある味は子供が好きな味かも。

お土産に二種類いただいたおかげで食べ比べができ、且つ両者方向性が真逆ということで、ふり幅の広い楽しいランチになりました。
感想も書き甲斐があった(笑)


2017年6月10日土曜日

レトルト / 脳裏に焼きつく! うま辛カレー 中辛

NHKの趣味どきっ! が新番組からカレーをテーマにしていまして、録画で見たら急速にルゥ系カレー(一回目は家庭カレーがテーマだった) 食べたくなり、なんとなくスタンダードっぽそうなこちらのカレーをいただきました。



もらいもの。
ネットで(悪い意味の) 評判が高い印象の「脳裏に焼き付く! うま辛カレー 中辛」です。
かなりいろんなところで売ってるよね。

というわけで、確かに印象は悪かったんだけど、いただきものだし、定番商品がそうクソ不味いってことはないよね、と思いながら、フライパン直火温めでいただくことにしました。

先に少し湯煎でパウチを温めておいたので、フライパンに流れ出したソースはほどよく緩んだ滑らかソース。
お肉が6、7片というところでしょうか、かなり小さめのものが申し訳程度に入っています。

ほかの具材はなしで見た目は淋しいですが、ソースの滑らかな光沢と深い褐色の色みは悪くない雰囲気。
好きな感じ。
と思いつつ、温まって立ち始めた香りはなんかよどんだ甘味を感じさせ、微妙に……。

縁近くがふつふつと泡立ち始めたので、ご飯を盛りつけカレーをよそい、両手を合わせていただきまーすっ。
と一口食べたところで 硬 直 。

がががががががががが!?
がああああネットで評判になるのもわかるわ! 大勢の意見は尊重すべきだった!

思わず地団駄。
マジ不味い。
甘い。甘すぎる。くどい甘さが口の中で暴れまわる感じ。
しかもその甘さが、トマトの甘酸っぱさ、もったりとした糖液っぽい(原材料見たらはちみつ入ってる) 甘さ、リンゴかなんかそんな感じのフルーツの甘さ、と、調和できずにみんな分離してる。
なにこれ。こんなの初めて(の不協和音)。

これはダメだ。
だれだこれを定番棚に入れてるのは。
味の分離甚だしい。
それでも我慢して食べていると、なんか微妙な辛さが感じられてくる。
辛さは確かにあるんだけど、甘味にマスキングされた妙な辛さ。口の中は確かに辛いんだけど、これまた甘味のバランスと合っていない絶妙な気持ち悪さ。

いやーこんなに食べたことを後悔したカレーは(書き方はだいぶマイルドだけど、内心忘れられないくらい不味かったw)志摩観光ホテルロイヤルパインズホテルカレーか、って感じ。
よく考えたらどれもトマト系の甘ったるいカレーだ。

そう考えると、わたしが味覚的にこういう味が嫌いなだけかもしれませんが、それにしたって味覚に合わな過ぎました。
たとえどなたかが貢いでくれたとしても、絶対二度と食べたくない。
一日で食べられる量なんてだいたい決まってるのに、その貴重な一食分のカロリーをこんなものに使ってしまったとか、後悔しかない。
もっと美味しいものが食べたかった。

というわけで、わたしはこれ(と上記ホテルカレー) は誰にも決して勧めない。
トマトの甘ったるいカレーが好きなんです、と言うわたしとは真反対な味覚の方、噂のゲテモノがお好きな方には良いですが、うん、ごめん、今ものすごく気持ちが悪い(嘔吐感的な意味で)

ほんと、脳裏に焼き付いたわ…… しばらく夢に見るかもしれない。


2017年6月5日月曜日

千種区 / アンナプルナ 三回目

■ 食べたもの
マトンカレーセット 850円
サラダ、マトンカレー中辛、日替わりカレー(鶏大根)、ナン、ライス

■ 感想
残業確定時は気合い入れるためにお昼は外食。
できればカレー、ということで、職場に近いここですよ。
今回は、二度目の挑戦となるマトンカレーに挑みました。
前回中辛を頼んで全然辛くなかった反省を活かし、辛口で、と頼んだら……

「…… 中辛か大辛なんですけど」

と、店員さんに冷静に訂正されました。恥ずかしい!
まあそこはアレ。
何気ない顔で「中辛を」って言い直しておいた。

というわけで、マトンカレーは中辛を。日替わりの鶏大根はノーマルな辛さで。
前回ナンの表面にバターの泉ができていたので、こちらもちょっと警戒して、バターなしでお願いしました。

結果、解ったこと。

ナンの表面のバターって、乾燥防止の意味もあるんだねぇ(遠い目)
びっくりするくらいナンがしなしなになっていました。
でも、サーブされたときから熱々とは言いがたかったから、もしかしたら作り置きだったのかも?
ちょうどお昼時で混雑気味だったし、タイミング合わないのを貰っちゃっただけかも知れませんが、それにしても哀しくなるくらいしなしなでした。

おかげで食感もいまいち。
ただ、冷め気味で味がわかりやすかったのか…… すごい 塩味 を感じました。
食塩的なのとはちょっと違う、甘味のある塩味。
ナンってこんな味だったんだ、とちょっと不思議な気がしました。
旨みのある塩味だったけど、でも、こんだけ味するってことは、結構な量入れてるんだろうねぇ(^_^;)

翻って、カレー。
今日は確かにガツンと辛いカレーが食べたかったんですが、いやーそれにしても、一口目のマトンカレーの辛かったこと!
思わず笑っちゃうくらい辛かった!

でも、嫌な辛さじゃなかったです。
食べていると次第に慣れていくのか、だんだん辛さもそこまできつく感じるほどではなくなっていき、最終的にはほとんど辛く感じなかったし。

トマトベースのマトンカレーでした。
赤みが強いとろみのある濃い目のカレー。
ちょっとざらっとした舌触りがあり、粗挽きスパイス?と思ってしまった。
羊くささは強くはないけどしっかりあって、マトンカレー食べているという満足感はしっかり味わえます。
ここは標準でカレー二種類なせいか一つ一つは量が少ないんだけど、お肉はしっかり入ってるのよね。
小さな小鉢様の容器なのに、大きめの一口サイズで肉片3つも入ってた。
ごろごろ感(*´Д`*)

辛いマトンカレーに対し、日替わり鶏大根は甘味のあるカレー。
マトンより大分淡い茶色の、さらさらめなソースです。
甘くて、不思議な旨みがある。
大根の甘味かなあ?お野菜をくたくたに煮込んで食べる真冬のお鍋ってこういう旨みがあるよね、というのによく似た雰囲気の味わいでした。

具材は大根の存在感は覚えがなくて、柔らかな鶏肉がごろんと三つくらい入ってたんですが、まさか大根、溶けるまで煮られた?
溶けるまで煮た、と言われたら信じてしまう、甘くて美味しいカレーでした。

ナンが冷めててしなしなだったのが残念でしたが、カレーは二種類とも文句なく美味で、大変良い昼食でした。
また残業確定時にはここで元気をチャージしたい。
そう思わせる、素敵なランチでございました。
満足!




2017年6月4日日曜日

レトルト / 鹿児島県トカラ列島 島バナナカレー

昨日のタイフェスの会場である矢場町駅前の広場で以前やってた九州観光展みたいなので買ってきた「島バナナカレー」 を、本日の朝カレーにいただきました。
昨日のタイフェスのプーパッポンカレーが不完全燃焼だったから、かも知れない(^_^;)

というわけで、島バナナカレーです。
パッケージが超可愛い。



色が悪くてごめんなさい、ですが、実物は色鮮やかでトロピカルな感じ。
明るい雰囲気の、可愛いパッケージです。

今日はちょっと手抜きをしてレンジで温めることにして、冷たいままのパウチを開封。
中身はかなりドロッとした感じです。
常温でも香りは甘く、バナナと言えばバナナっぽい香りがしました。

しかしそれよりなによりも気になるのは、色。
バナナの果肉のクリームイエロー。
カレーの黄色とは一線を画した、マジでバナナ色のカレーソースです。

そこに、骨付きの鶏肉がごろんと三本。
お野菜は影も形も見えませんが、小さいとはいえ骨付き肉三本は結構奮発してるんじゃないか。
お値段いくらだったかしら…… 500円くらいじゃなかったかな……。頑張ってんな、島バナナカレー。

と思いながらレンジでチンしますと、どろどろの粘液だったカレーソースは緩めのソースに変わりました。
香りは相変わらず甘めのバナナ風。焼きバナナ??

香りも見た目もバナナだし、きっと甘いんだろうな、と思いつついただきましたら。
いただきましたら。
予想通りのフルーティな甘味。
カレーっぽくない。これもカレーっぽくないよ。
全然昨日のリベンジにならないよ。

と思ったのですが、後口に残るかすかな辛みに、スパイスの風味が感じられました。
あ、ちゃんとカレーしてる。ほのかにだけど、カレーっぽさが残ってる。
などと自分を納得させつつ食べ進めていた つもり なんですけど。
なんですけど。

…… だんだん辛さがたまってきた。

いや、辛い、という辛さじゃないんですけどね。
辛い、というと語弊があるんですけどね。
基本はフルーティな甘味なんですけどね。
でもちゃんとほんのり辛さが口に残るんですよ。
わずかなスパイスの香りが、バナナっぽい甘味の中に息づいてるんですよ。

なんていうかね、これはこれでいい塩梅なんじゃないでしょうか。
カレーだと思うと確かに違う。
フルーティな甘味とシチューっぽいまろやかさでカレーっぽさはレベルで言えば底辺ですよ、認めますよ! でも、カレーです、って言われたら、あ、カレーかもしれませんねこのスパイスっぽい風味と舌に残るほんのりした刺激物の雰囲気がね、ってつい応えたくなっちゃうんですよ!(なぜか逆切れ)

くそ悔しい。
でも美味しかった。
お肉は3つも入ってる上に柔らかくて骨離れが良くて食べやすくてジューシーでさ。
甘いバナナの香りにほんのり寄り添うスパイスの奥ゆかしさとかさ。
マイルド過ぎてシチュー風なのにわずかに辛さというか刺激物感があってさ。
「なんとなくカレー」とか「雰囲気カレー」 っていう感じなんでカレー食べたいときには「?」 かもしれませんが、化調系のくさみみたいなものも全然感じず、ご当地カレーとしてはとても良い、ある意味これで正解なんだろうなと思いました。


2017年6月3日土曜日

イベント / 2017タイフェス名古屋

行って来ました今年も。
タイフェス。
去年の感想はこちら

先日西友PB「みなさまのお墨付き」 シリーズで食べたレトルトのプーパッポンカレーがなんか意外な味だったことから、今回のタイフェスではプーパッポン食べたいなあ、と思っていた。
というわけで、目についたプーパッポンカレーに衝動的に飛びついてきました。

大阪から来たお店らしい。
プラパックに入った、量少な目のプーパッポンカレー500円。
蟹爪と足を合わせてもいだものがそのままの形で入っていて見た目は豪勢でした。
カレーソースは卵色。掻き玉でできたとろとろソース。
スプーンを合わせていただきましたのでスプーンで食べましたが、蟹足がほんと、もいだ形そのままなので食べづらかったよ……(遠い目)

というわけでいただいたんですがね。
がね。
なんだろう、全然カレーじゃなかった。
西友PBの不思議にエキゾチックな薬草っぽい雰囲気もまったくなく、可もなく不可もない卵の甘いあんかけ飯だった。
蟹の風味もほとんどなかったしなあ…… いや、足の付け根にわずかに残った蟹肉は、確かに蟹の味がしましたけどね。
掻き玉以外の具はセロリと長ネギかな、香りがとてもよかったのは救いですが、お味はちょっと期待外れでした。
プーパッポンの美味しさが解らず残念な結果。
うーん、おとなしくグリーンカレーにしておけば良かった。
辛さもほとんど感じられず、油分の重い感じがなかったのは食べやすかったけど、カレーじゃなくって不完全燃焼でした。

気を取り直して、お次はずーっと気になっていたけど食べたことがなかったソムタム(青パパイヤサラダ) を、これまた目についたお店でいただきました。こちらも500円。
こちらは大きなプラ皿に結構ドサッとよそってくれた上、生キャベツの付け合わせも。
一人で食べるにはちと多い感じ。

一見冬瓜か大根かみたいな感じの細切れのものが青パパイヤかしら。
人参のオレンジのほうが目立つぐらいですが、全体の量が多いので文句は付けづらい。
上にはピーナッツっぽいものがこれまたどさどさとかかり、オレンジ色のドレッシングもびちゃびちゃなくらいたっぷり。
柑橘っぽいさわやかな香りのドレッシング。
購入時にお店の方に、「辛いの?」「辛くないのにする?」 と聞かれたので「ちょびっと辛い、くらいが良いです」とリクエストしたせいか、香りに辛みはありません。

お箸でつまんで、大口で一口いただいてみますと、香り通りのレモンっぽい爽やかな酸味と甘みです。
甘酸っぱい。
全然辛くない、甘酸っぱくて美味しいかも。
と思いながら食べ進めていたら、中に唐辛子、入っていましたね。
これを噛むと、ちょっと辛い。
でも数は少なくて当たる率は低く、良いアクセント、で済んじゃうレベル。
甘酸っぱい爽やかさと適度に来るぴりっとした刺激で、大皿山盛りだったにもかかわらず、結構ぺろりと食べてしまった。

青パパイヤのお味は全然わからなかったけど、タイ料理から想像する、甘さと酸味と辛さの爽やかな三重奏、みたいなものは存分に味わえ、こちらはまあまあ良い買い物でした。
ピーナッツも甘くてかりっとしてて美味しかったな。

お野菜ばかり山ほど食べ、ちょっとタンパク質欲しいな、という感じだったので、〆にいただいたのは、鶏焼き(ガイヤーン?)とタイ風鶏から揚げの相盛りセット。こちらも500円。
焼き鶏は3切れ、から揚げが2切れ、付け合わせに生キャベツが3片くらい。から揚げにはチリソースをかけてくれました。スイートチリソース?

焼き鶏のほうは特に味はついていない、なんか、そのまま炙り焼きにしました、みたいなお肉でした。「タイ風」みたいなのが味わえず、ちょっと残念。
翻ってから揚げの方は、衣がカリカリでお肉は冷めても柔らかジューシー、チリソースの甘辛いお味があと引く旨さ。
ふだんあまり揚げ物食べないんですが、こんなに美味しかったかねぇ、って感じでした。
揚げ物食べないけど、嫌いなわけじゃないんだよな、と改めて思いました。
チリソースも美味しいなあ。食べる機会滅多にないし、売ってるところはよく見るけどわざわざ買うようなもんでもないので、これはこれで良かったです。
たまに食べると美味しいよね。

今回は早めの時間に行ったせいか、そこまでごった返すほどの混雑ではなく、屋台も結構楽にありつけました。
服飾のお店が多くて、アジアンチックなズボンやワンピースなど、すごく可愛くて楽しかったです。
同じ形の服でもお店によって意外にお値段も柄の雰囲気も違うので、いろいろ見比べると楽しく上手にお買い物できると思いました。
タイ舞踊のステージも見てきて、楽しい一日でした。