2017年6月11日日曜日

レトルト / 真田赤兜カレー、真田丸カレー

愚息が「チキンカレー食いたい」 と言ったので、今日は二人でランチカレー祭り。
というわけで、大河が真田だったころ上田城観光土産にいただいた2種類の真田カレーを食べ比べました。
と思ったら、赤兜カレーの方は和歌山食材を使った和歌山のご当地カレーなのね。
紛らわしい(^_^;)




二品一緒に湯煎したので、もしかしたら味のレビューが逆かもしれませんが…… が、一応箱から出した時のパウチの色で区別したはずのお味のレビューです。

同じ真田モチーフのチキンカレーですが、なんというか、コンセプト真逆な感じのカレーでした。
赤兜の方はさらっとしたスープカレータイプで、脂身っぽい小さなくず肉的肉片がごろごろ。赤みのあるスープタイプのソースに、味変用の辛みスパイスがついていて、スープカレーとかインドカレーとか、そういうエスニックな感じを意識した雰囲気。
対して黒箱の方は、もったりしたとろみのあるソースです。お肉は大きめの塊がごろっと二つ。数も潔いですが、くず肉っぽさのないちゃんとした、皮はついてるけど脂身ではない、ちゃんとしたモモ肉の風情。お味もポタージュ風というか、甘味が強くて濃厚。
全然違うねぇ。

わたしはさらっとした赤兜(多分) のほうが好きかな。
愚息はもったり甘めの、食べ応えのある黒い方を推していました。
お肉はどちらもぷりっとしたレトルトらしからぬ歯応えのある良質さでしたが、脂身が少なく肉らしさが味わえる黒箱のお肉のほうが美味しかったかも。オオサワ農園の信州上田地鶏だって。
赤兜の方は脂身が多すぎて、お肉の味というよりは脂の甘みとぷるるん感、という雰囲気でした。
こちらも、紀州うめどりという地鶏(ブランド鶏?) を利用しているそうです。

赤兜は、小麦粉やバターを使っていないということで、やはりこのさらりとした食べ口が売りみたい。
ノーマルだとさほど辛くはなく、甘味とほんのりした酸味が楽しめます。
お肉の油脂は存分に出ていますが、決して重たくはない味わい。
スパイシーではないけれど、甘味と酸味が嫌味なく感じられて美味しいと思いました。

甘いのはりんごや柿のせいでしょうか。
フルーティな甘味が突出している感じはしないのですが、りんご、柿ペースト、はちみつやミカンジュースが入っているようです。
甘いは甘いんだけど、そこまでフルーツ由来っぽさがないのが、絶妙なバランス感覚なんでしょうなあ。

付属の辛みスパイスは赤唐辛子、砂糖、食塩とブラックペッパーのみだそうですが、辛みが強く砂糖と塩のバランスが良く、ちょっとかけて混ぜ込むと辛みと深みがプラスされて良い感じ。
というか、辛みスパイス美味しい。これを足してからが、赤兜カレーの本気だと思います。
昨日のうま辛カレーとは真逆で、甘さと辛さが喧嘩していない、仲良く手を取り合ったお味になります。

翻って黒箱の方ですが、こちらは前述の通り濃厚なポタージュ風の食べ口です。
乳製品は入っていないようなのですが、不思議とクリームっぽい味がする。粉末ポタージュスープの味というか。そういう旨みととろみの合わさったものの雰囲気があります。
小麦粉マジック??

赤兜の方も甘味があったと思うのですが、こちらのほうが甘味はさらに上です。
乳製品は入っていないはずなのにクリーム的な甘さ。クリーム的な、というのが若干わたしの舌の馬鹿さ加減を物語っている気もしますが、そうねぇ、丸みのある甘味だからそう感じるのかしらねぇ。
丸みのあるまろやかな甘さ。
うん、そう言ってみるとそうな気がしてきました。
ソースももったりとなめらかな感じだしね。まろやかな方向性なのかもしれませんね。

愚息はこっちが美味しいと言っていました。
お肉も大きくて食べ応えがあるしね。
スパイシーさは全然ないけど、洋風っぽいこの丸みのある味は子供が好きな味かも。

お土産に二種類いただいたおかげで食べ比べができ、且つ両者方向性が真逆ということで、ふり幅の広い楽しいランチになりました。
感想も書き甲斐があった(笑)




真田赤兜カレー
天下の赤備えで華麗なる革命へ、いざ
紀州うめどり使用 化学調味料不使用

「戦国時代最後の武将」 として、多くの人々から人気の真田幸村。
日本一の富有柿の産地・和歌山県九度山町で十四年にわたって隠棲したのち、その名を一躍有名にした大坂の陣に出陣。
幸村軍は燃えるような真紅の甲冑に身をまとい、(※~を身にまとい、ではなく??)天下の徳川家康率いる大軍をあと一歩のところまで追いつめた。
その勇猛果敢な姿は「真田の赤備え」 として語り継がれ、赤い兜は幸村の象徴として今も親しまれている。
ゆかりの地の食材を通じて、その赤き雄姿に思いを馳せる。

和歌山県産の富有柿・紀州うめどり・国産野菜を使用
小麦粉とバターを使わず野菜と果物の特性を最大にいかしたソースをベースに、紀州うめどりの旨みを加えた食べたことのないはじめての味わいです。
カレー革命Wakayamaが7年をかけて独自に開発したからだにやさしいカレーをご賞味ください。

かくめい君
和歌山県はパンダの飼育数が日本一なんです。
カレー革命Wakayamaは「革」 の字をパンダに仕立てて日本一を目指すという意味を込めてロゴマークにしました。


オオサワ農園信州上田地どり
真田丸カレー
信州の澄んだ空気と清らかな水が育んだ美味しさ

信州上田のオオサワ農園で時間をかけて育てられた歯応えのあるジューシーな地鶏「真田丸」 です。





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