2016年9月22日木曜日

レトルト / 富士朝霧高原朝霧牛ビーフカレー、カレー曜日夏野菜とバーベキューチキン

本日は雨で外にも出られない、ということで、昨晩ちょうどカレーのネット記事見て気分も盛り上がってたしということで、愚息と二人でカレー祭。
貰い物の「富士朝霧高原朝霧牛ビーフカレー」と、ヱスビーさんの季節限定商品(2015年春夏)「カレー曜日夏野菜とバーベキューチキン」 を二人で半分ずつしていただきました。



先ずは、朝霧牛のビーフカレー。
こちらは静岡のご当地レトルトカレーの扱いのようです。
販売元の「さの萬」 さんはお肉屋さんですね。

パウチを開けたら、カレーソースは品の良い褐色。見た目はさらっとした感じですが、香りがかなり良いです。
牛脂の甘みのある香りに、カレーらしいスパイス香もきちんと感じる。美味しそうな匂い。
具材はお肉が4、5片で、お野菜は見当たらず。
お肉も大きさは決して大きくはないので、具材感としては物足りないかも。
でも、お肉はほろほろと繊維状になるまで煮込まれた雰囲気があり、カレー色に染まって美味しそうです。

視覚嗅覚には良い感じ、と思いつついただきましたら。

一口で、口の中いっぱいに牛の香りが広がりました。
牛脂の甘みがたっぷり。
ビーフカレー。文句のない牛肉味のカレーです。
お肉はそんなに入っていないのに、牛筋カレーみたいな味がする。
かと言って、お肉が筋肉的なものかというと、違います。
コラーゲン質か脂身か解りませんが、ふにょんとしたところもささやかにはありつつも、ほぼすべてがきちんとした肉。煮込まれて繊維状に軽くほぐれる、でも決して出汁殻見たいな味気無さではない、ちゃんと牛肉の味がするお肉。解れる割に硬さもない。
お肉、ちょっとしか入っていないだけあって質が良いんでしょうか。

パッケージには辛さの表記がありませんが、一応辛さは中辛相当になるんでしょうか。
牛脂の甘みはありますが、いわゆる「甘口」 的な味ではないです。
スパイスも香りほどは利いていない印象ですが、欧風カレー的なカレー味はちゃんとするので、カレーらしさはあります。
美味しいです。
美味しいものだと思います。
貰いものなのでお値段は解りかねますが、500円は多分超える。

翻って、ごく普通に売っている大手メーカーヱスビーさんの「カレー曜日」 です。
でも、なぜか2015年の季節商品。
2016年どうした(笑)

というわけで、カレー曜日の「季節のごちそう」 シリーズ、「夏野菜とバーベキューチキン」 です。
実は一回食べてます。
空酒で飲み進めてしまった回った後のつまみ代わりに開けて食べてしまったのです。しこたま飲んだ後だったので味とか全然解りませんでした(最低)
なので、今回はリベンジでした。

ほのかに覚えている通り、こちらのカレーは具材がゴロゴロ。
輪切りの厚切り茄子、ヤングコーン、人参がごろっと大きく入っています。お肉は小さ目ですが、お野菜がこれだけ大きいと、具材感は十分。
カレーソースはどろっとした粘度があり、見た目にも濃厚そうです。
さすがヱスビー。

ビーフカレーの後にいただきましたので、やはり…… 差異が目立ちました。
お値段明らかにお高そうな朝霧ビーフカレーと198円を比べちゃいけないのは解ってるんだけど。
解ってるんだけど……!

やはり、塩気がかなり勝っています。
辛さもカレー曜日の方が上。
まったりとした欧風カレーのカレー辛さに比して、カレー曜日は 目立ってチリの味がする のが印象的でした。
チリパウダーとかパプリカパウダーとか、そういう唐辛子属(?)の辛さがあります。
油分はそれほど感じず重たさはないはずなのに、もったりとした粘度のある食感のせいか、どこか重たげ。
油脂味が濃くて油の重厚さを感じるのはビーフカレーの方なのに、それとは違うベクトルの「重たさ」 がありますね。

といっても、不味いわけじゃないんですが。
比べる相手が悪かった気はする。
普通に食べたら、辛味寄りの中辛で具材も豪華で美味しいわ、となる気がするんですが…… お値段の差がダイレクトに出ちゃっただけに勿体なかったです。
ごめんよヱスビー!

ともあれ、美味しかったので、愚息と二人してご飯お代わりして満腹になるまで食べました。
カレー美味い。

http://www.sanoman.net/
http://www/sbfoods.co.jp/


2016年9月18日日曜日

レトルト / パクチーカレー

お腹空いた。
けど、別にすごく食べたいものがあるわけでもない。
という消極的な理由で、ストック袋の一番手前にあったカルディの企画カレー「パクチーカレー」 を少し早めのお昼ご飯にいただきました。



大変品の良いパッケージ。
わたしは好きです。
しかし、湯煎で温めてから開けたパウチの中身は…… こんなカレーではなかった(笑)

写真では美しい茶褐色のカレーソースですが、実物はかなり黄色いです。
具材もこんなに緑豊かではなかったです。というか、緑、あったか??
挽肉の粒々は結構目立っていましたが、ソースがどちらかというと粘度の少ないさらさら系だったので、浮き上がって見えていただけかもしれない。

香りは…… そんな変わった感じしないかな?
普通の、ちょっと爽やかなスパイス風味がしますけど、それほど香り高くもない感じ。

見た目が黄色いと安っぽく感じてしまうなあ、と思いながら、挽肉たっぷり目の所を狙っていただきました。
いただきました。
ら。

挽肉、ちゃんと粒々した感じで存在感があります。
ソースはやっぱりさらさらめ。
お味の方はと言いますと…… 爽やか辛い。
生姜系っぽい爽やかな辛さを感じます。思ったよりしっかりした辛さ。
中辛程度ですが、レトルトにありがちな甘い辛さではないです。かといって唐辛子っぽい辛口の辛さでもない。
「爽やか辛い」 としか言いようがない。
やや癖のある薬草っぽい鼻に抜ける風味があるのは、これがパクチーなのかしら。
嫌いな人は嫌いかも。癖のある感じは確かにしました。

でも、見た目の黄色さほどは酷くない。
というか、薬草っぽささえ受け入れられれば、わりと良いお味にまとまっているんではないかと思います。
この薬草というかちょっと土っぽい感じに、生姜系の爽やかさが合ってる気がします。

カルディの企画カレーは変なものが多い(笑) ですが、毎回特色はありつつもそこそこの味にまとめて来てるのが相変わらず良いセンスだなと思いました。


2016年9月11日日曜日

レトルト / ボンカレーゴールド 夏限定ベジカレー

ボンカレーの夏限定「野菜とけこむベジカレー」。
朝に突然カレー食べたくなったので、レンチンですぐ食べられるこちらのお品を選んでみました。
冷たいまま食べるのもお勧めらしいですが、わたしは朝は温かいものが食べたいのです。



質には定評のある大塚食品ボンカレーブランド。
具材のお野菜は国産野菜なのが売りです。
夏限定と言うことで、通常のカレーの具材(人参玉ねぎじゃが芋)にズッキーニをプラス。
ベジカレーと名付けただけあり、乳製品以外の動物性原料を使っていないことも強くアッピール。
こだわりがありますね。

表示通りにレンチンしましたら、パウチバッグからカレーがちょっと吹き出した(笑)

汚れたパウチバッグに注意しつつ開けましたら、ふんわり漂ったのは甘い香り。
甘口表記どおり、本当に甘口カレーな香りがしました。

あちゃー、ちょっと失敗したかも!
わたしは辛くないカレーはまだしも、甘いカレーはちょっと苦手。
具材はごろごろ贅沢に入っており、そこは高評価なポイントでしたが、色味がかなりマイルドな明るい「お子様カレー」 の色でして、やっぱり食べる前からちょっと萎えてしまった。

それでも、大塚だもの。きっとそんなにひどい味じゃないはずだ。大塚なら間違いはないはずだ。と自らに言い聞かせて食べたのですが……。

やっぱ甘かったorz

甘いね。辛くないカレーとか言うレベルじゃなく、普通に甘いカレーでした。
うーむ。わたしが食べたかった味と違う。
違い過ぎる。

いや、お味自体は悪くないです。
まったりとした甘みのあるベジカレー。
お子様向きな軽い食感でなめらかとか濃厚さはないのですが、甘味が強めでカレーとしてご飯にかけるんじゃなければ、野菜系のソースかなんかだと思えば多分そこそこ美味しいと思う。
んだけど、今食べたい味とは違った。
もう少しスパイスとかそういう カレーらしい 味が欲しかった。
スパイス感も全然ないんですもん。

というわけで、ガラムマサラかけて食った。

スパイスの香りが加わり、嗅覚からカレーらしさを味わったら、言うほどの不満はなくなった。
ほんのり辛い程度の香り重視のガラムマサラを使っていますが、よく合うな。
少しの味変でずいぶん印象が変わり、最後まで美味しく食べることができました。

http://www.otsukafoods.co.jp/