2017年11月30日木曜日

レトルト / プラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)

本日の職場ランチ。
特に持っていきたいおかずがなかったのとカレー食べたかったので、賞味期限近めの中からチョイス。
無印良品のプラウンマサラです。
海老カレーと言うことで期待を込めていただきました。



職場ランチなので常温でいただいたのですが、常温ですら、パウチを開けたらトマト系の甘酸っぱいいい香りです。
油膜は細かい粒が浮いてる感じで、タイカレーとか、あーいうエスニックな見た目です。
そう思えば、香りもトマトだけじゃなく、ほんのり甘い南国風な香りもする気がしてきた。

と思いながら一口食べてみましたら。

パッケージの辛味表記も2/5 だし、辛くはないんだろうなあと思っていたのですが、食べてみた感想は、うん、全然全く辛くない。
むしろ甘い感じ。
とは言え、トマトベースのレトルトカレーにありがちな、トマトの甘酸っぱさとはちょっと違います。
丸みのあるまろやかな甘味です。
「クリーミー」と名に冠するだけある、丸い甘味です。クリーム系の甘さかどうかはわかりませんが、ココナッツミルクなのかな。
見た目の油滴量から想像するより油は少な目で、さらっとしててなかなか美味しい。

トマトベースのカレーってご飯に合わないイメージがありますが、このカレーはご飯で食べても美味しいです。
エスニック系だから親和性が高いのか、トマトっぽい甘酸っぱさがくどくないせいかは判りませんが、ご飯と食べても十分美味しい。
さすが無印、といったところでしょうか。

具材は小さな海老が4、5個と、たけのこが3片ほど。
他の具材がないので一見淋しくはあるんですが、このたけのこがね、良いです。とても。
厚切りでさくさくとした歯応えがあり、少量ながら存在感があるのです。
たけのこ良いな~えぐみもないし美味しい、いや美味しいというか、良い、です。
海老は煮詰まっちゃった(?)ようにぼそぼそですが、たけのこのさくさくは楽しい。

なかなか良いカレーでした。
久し振りに美味しいと思えるトマトベースのレトルトで、結構満足いたしました。


2017年11月29日水曜日

東区 / アリアナレストラン 5回目

■ 食べたもの
水曜限定ビリヤニランチ 800円
サラダ、ビリヤニ、ドリンク(ホットチャイ)
もうすっかり通い詰めなアリアナレストランの前回の感想はこちら

■ 感想
会社に退職願を出したので、辞める前にぜひ食べておきたかった曜日限定ランチメニュー、ビリヤニランチを食べてきました。
人生二度目のビリヤニ。一度目は中村区のガンダーラ
というわけで、食べログで事前調査をしてから行きました。
調査通り、出てきたのはチキンビリヤニ。
生姜の千切り、薄めの串切り生トマト2片、薄切り茹で卵2片が飾られた、全量長粒米っぽいビリヤニです。
スパイスによる着色は黄色メイン。人参の千切りと思しきオレンジ色が各所に混ざってるのもイメージ通り。
パラっ、というかサラっ、というか、日本米のようなもっちり感のまったくない炒飯、という風体。
お肉は入ってるはずなのですが見た目にはわからず、お米の中をぐじぐじかき回すと、3片ほど出てきました。
お肉は小さい。主に米、と言う感じのランチ。
と思いながらいただきました、ら。
おおおおおスパイシー!
食べログの口コミではスパイス感あっさりで辛さも少なそうでしたが、わたしが食べた感じだと、結構スパイシーでスパイスの香りが利いてる感じ。
お味もピリッとした辛さがあり、口の中がキリリと引き締まる感じ。
今日は寒いし辛いもの食べたかったので、ちょうどいいくらいの辛口加減。
美味しいです。
お米は湿っぽい感じなのにさらっとした舌触りで、ぱらっ、という感じではないですが、柔らかながらさらりと口の中を通り過ぎてゆく、噛まなくても食べられちゃうよ!という危ない雰囲気。
喉越し爽やか、みたいな。それでなくとも咀嚼の少ない早食いなのに、これは危ないww
食べログの前情報で油っこいのを覚悟していたんですが、油っこくはないと思いました。お米がサラサラなせいかもしれませんが、口に残る濃さみたいなものはなかった。
スパイスの香りと辛さは確かにありますが、さらさらとすごく食べやすい。
千切り生姜の香りも良く、こちらも良いアクセント。
一部ガリッとした歯触りの部分があり、もしかしたらホールスパイス?と思ったのも、良いアクセントと言うか、当たりを引いたような満足感。
一点が際立ったような特徴のあるスパイス使いではありませんが、香りがよく適度に刺激もあり、質の良さは相変わらず、と思いました。
作り置きなのか温度がぬるめだったのが若干残念でしたが、サーブが早いのは、昼休みと言う限られた時間でお食事を楽しむには利点です。
総じて満足なビリヤニでした。
量は多めに見えますが、食べると結構ちょうど良い感じ。大食漢なので、若干腹八分目くらいな絶妙さでした。
チャイは相変わらずミルクも紅茶も濃くて、スパイス風味はあまりなくて、飲みやすくて普通っぽいけど美味しいチャイでした。

2017年11月26日日曜日

尾張旭市 / シタール(2回目)

一回目の感想はこちら

■ 食べたもの
ランチバイキング+チーズナン
地元で配布していたフリーペーパーのクーポンで、998円のランチバイキング基本料のみでチーズナンいただけました。
人生初チーズナン。

■ 感想
バイキング内容は、カレー3種(キーマ、ベジ、ほうれん草チキン)、サラダ5種(キャベツ、大根、ニンジン、レタス、マカロニ)、お惣菜3種(チキンパコダ、チキンティカ?、チョウミン)、その他(サフランライス、パパド)、日替わりスープがチキンスープでした。
スープは具なし。ネギの浮き身がちょこっと入った、塩味のチキンスープ。
ちょっとしょっぱめだったけど、不味くはなかった。
カレーは相変わらず辛くなかったです。スパイス感も薄く、あっさり系。温度もぬるめでちょっと不満。
キーマとベジはベースが同じ感じでした。トマト系カレー。
キーマは挽き肉少な目。底からさらっても数えるほどしか挽き肉粒がなく、やや残念系。
ベジの方は、具材は小さめで冷凍野菜っぽかったけど、ブロッコリー、カリフラワー、インゲン、にんじん、とそこそこ具材感があったのでマシだったかな。
ほうれん草チキンは、ソース部はマイルドで甘味のあるほうれん草ベースのカレーで悪くはなかったですが、チキン感はまったくなかったです。
こちらも、底からさらっても全然お肉に行きあたらなかった……入ってた?という疑問すら沸く。
でも、お肉はお惣菜があるので、そちらでいただくということで納得しました。
というわけで、カレーで全然お肉にお目にかかれなかったので、チキンパコダとチキンティカはばっちり両方いただいてきました。
パコダはちょっと塩気のある、天ぷら風の食感の揚げ物。
衣が厚めだけどしっかり塩味っぽいものが付いていて、サラダの生野菜と食べると、適度な油分と濃い目のお味がお野菜の味を引き立てて美味。
ティカの方は真っ赤なスパイスマリネ済みチキンですが、辛くはない。
ぱさっとした食感で大して美味しくはないんですが(……) お肉硬めでぐにぐに噛む楽しさはあります。
お肉食べてる感じはする。
チョウミンって言うんでしたかね、ネパール風焼きそばは、ピーマンと人参がちょっとだけ入っていましたが、ほんとにちょっとで、麺ばかり。
やや油が多く重たい味わいでした。スパイスは使っていたと思うのですが、スパイシーと言う風でもなく、安い場末のスパゲティ屋さんの炒め調理なスパゲティ、っていう印象。
サフランライスは、かなり軟弱な炊きあがりの日本米。
ぺっちゃり食感が残念でした。
と、ここまでたいそう酷評ですが、今回の本命はクーポンで提供いただける ガーリックチーズナン だったので無問題。
出てきたナンは…… 丸い形の、チーズがとっぷり詰まったチーズナン!
これ絶対「ガーリック」じゃない普通のチーズナン!(爆笑)
匂いも味も少しもガーリックじゃなかったのが気になりましたが、人生初めての(多分普通の)チーズナンは、非常に非常に美味しかったです。
チーズたっぷり!とろけてる!焼き上がりも、少々焦げ目がついて美しく香ばしく、食べたらほんのり炭の香りでうまかった!
チーズナン初めてだから他に比べようがなかったんですけども、チーズがたっぷりで丸々と太ったチーズナンは、お味も食べ応えも文句のない逸品でございました。
マジ美味かった。
デザートに三口分ほどの甘いヨーグルト(マンゴソース添え)をいただき、たらふく食べて大満足でした。
そうそう、ついでにぜひ書いておきたいんですが、このお店の今回のホール係のインド人っぽい男性店員さん…… 超 美 形 でしたことよ……。
すらっと背が高くてスリムで姿勢が良くて、美しく整った彫の深いお顔立ち、さらには にじみ出る柔和オーラ がどこか一般人離れしており、「最近人気の映画俳優です」とか紹介されても不思議ないくらいの素晴らしい外見でした。
眼福。
以前の女性店員さんもサリー姿の可愛げで顔立ちの美しい方だったと記憶しているんですが、このお店、二回来て二回とも店員さんが美しいって、素晴らしいことだと思いました。まる。

2017年11月19日日曜日

レトルト / インドカレー・バターチキン サザンカレー骨付きチキン手羽元二本入り

本日は日曜日。
子供がバタチキ食いたいと言ったから、ランチはレトルトカレー祭りでした。
確かイオンの安売りで買った ドーバーフィールド社のバターチキンカレー と、いただきものの湘南ご当地サザンカレー。こちらもチキンカレーです。
奇しくも、どちらも箱がゴールド系の黄色でゴージャス。
金運あがりそうな光景です^^


ご飯を炊いて、パウチは湯煎で温めました。
温かくなったパウチ袋をそっと開け…… ようとしたのに上手く開かなかったので、ハサミでちょん。
上部を切り落としたパウチの中身は、ドーバーのバタチキ、こちらはクリーミーな黄色です。
パッケージの写真よりも黄色味が強く、赤い油膜がさらりと浮いて、大きな鶏肉がごろんと6つくらい存在感を主張しています。

肉豪華~、と思う間にも立ち上る、甘くクリーミーな香り。
マイルドな風味にほんのり甘さが香り、嗅覚が美味しそうと言っている感じ。
期待できそう。

わくわくしながらサザンカレーも開けましたら、こちらは濃いめの茶褐色。
王道のちょっと良い雰囲気の欧風カレー、といった体裁です。
骨付き肉は想像よりもやや小さく骨の細い部位でしたが、確かに二本、きちんと入っています。
スパイスの香りと言うよりは、欧風レストランカレーというかちょっとお洒落なお上品カフェ風というか、日本の「ワンランク上」のカレーっぽい風情でした。

ほほう、と思いながら、ご飯と合わせてカレーライスでいただきました。

ドーバーは相変わらず、高級感のある見た目とお味。
こってりと濃厚なクリーミーさですが、意外に塩気と言うか、塩気だけでもなさそうな辛味も利いています。
甘く濃い味わいはパッケージによるとカシューナッツ由来かな。
舌にしっかり伝わるお味。
あぶらっこい、というのとはちょっと違うけど、こってり感とほんのりな甘酸っぱさ、マイルドだけどスパイシーなバランスのよさで、美味しい。
ちょっと塩気があるかな、という感じ。

お肉はレトルトカレーにしては十分厚いと言える厚切りで、且つ幅も広く、十分に満足感のある大きさです。
しかも6こも入ってた。
子供と半分でも3つずつ。
胸肉系のぱさっとした味の抜けたシーチキン風な食感ではありますが、ごろっとした見た目と言い、数と言い、頑張ってる。
その良心が好き。

濃い味ではありますが、その分満足感もしっかりある、お値段に鑑みても満足いくカレーだったと思います。

翻って、サザンカレー。
こちらは見た目と香りの「カフェカレーっぽさ」を全然全く裏切らない、見た目と香り通りのマイルドな上品カフェカレー。
具材の骨付き肉はワイルド、且つ二本も入ってて豪快ですが、お味の方はさらりとしており、かなり王道で主張の控えめな食べやすいカレーです。
レトルト感は薄目で、そういう意味ではレベルが高い。
濃厚めなドーバーのバタチキと並べると押し負け感がありますが、単独で食べたら美味しかったと思います。
比べると、さらっとした上品さの分ちょっとインパクトが薄いですね。
もったいなかった。

とは言え、お肉は小さめながらほんと骨まで柔らかく、甘すぎず辛すぎない万人向けな味わいは穏やかで、パッケージの黄昏時の凪いだ海が良く似合い情緒を感じるほど。
雰囲気は合ってる。
原材料見るとホタテエキスとか入ってて海っぽさを出す努力の形跡などあり、もう少し繊細な舌と心で味わうべきだったかもしれません。

どちらも美味しかったです。


2017年11月17日金曜日

レトルト / コザンブカレー

金曜日の朝カレー。
ということで、ずいぶん以前に無印のカレーセールで買った「コザンブカレー」をいただきました。
茹でた鶏肉が残っていたので、野菜っぽいカレーでも良いか、ということでコザンブカレー。
牛蒡と蓮根とタマリンドとココナッツだって。
甘酸っぱい系?と思いつつ、湯煎で温めいただきました。


画像が暗くて申し訳ない。
パケ写真が全然見えませんが、ごろっとしたお野菜の見える黄味のカレーの写真…… だったと記憶しています。

が、湯煎したパウチを開けたら出てきたカレーソースは、かなり赤みの強い油膜のとっぷりした、辛そうな色味のカレーでした。
具材は確かにごろっと大きい。
香りは酸味の立った感じでしたが、スパイス香ってほどでもなく、あまり香り高い印象ではありませんでした。
結構辛そう、と思いながら、ソース部を口に入れてみましたら。

あ、やっぱり辛い。
そして酸っぱい。酸っぱくて塩辛い。
ココナッツっぽいマイルドさはあまりなく、塩気っぽい辛さとツンとした酸味で、味は濃いめのご飯が進むお味です。
というか、ご飯がないと食べにくい種類の味。
不味くはないけど、というか美味しいけど、酸味の強さが少し癖のあるように感じるかも。

ソース部も変わったお味ですが、さらに変わってるのはこれ、食感。
ごろごろと大きな野菜のしゃくしゃくとした歯応えは良い感じなのですが、ソース部の食感がこれまた…… ざらっとしてるというかもさっとしてるというか、粉っぽいというか粒子が大きい舌触り。
なめらかさとか全然ない。お味もですが、ソースも、そういう「洗練」とは一線を画した雰囲気があります。
素朴と言うか、生(き)のままというか。
ざらっとした粉っぽいような舌触りで、あ、ありのままでいらっしゃる、と言いたくなる感じ。

不味くはないし、100gという一般的レトルトカレーとしては少なめな量のわりにご飯がどんどん進むんですが、でもなんか、なにかがちょっと違うカレーで、癖と言うか田舎っぽさと言うか…… ローカル感? があるカレーでした。
コザンブカレーと言うのは初めて聞いたのですが、そうねぇ、これって本場のお味かしらねぇ、とおばちゃんみたいに言いたくなるような、「現地っぽさ」みたいなものがありました。
日本的じゃない、というか。

本物のコサンブカレーってどんななんでしょうね。
気になる。


2017年11月10日金曜日

レトルト / ボンカレーゴールド 太陽のキーマカレー辛口

レンジのない職場ではありますが、おかずに適したものが何もなく、ついにレトルトカレー持参で昼飯! になりました。
選んだのはボンカレーの夏限定商品だった、太陽のキーマカレー。
日向夏果汁を使った爽やかなトマト風味のカレーだそうです。
もうだいぶ寒いけどね、と思いながら、持参のご飯にかけていただきました。



色はトマトカレーの割には赤みが浅いです。
やや濁った黄色味のあるオレンジ色と言う感じ。
香りは…… よくわからないけど、ちょっとさっぱりとした柑橘風味があるような気がしました。

一口食べてみましたら、辛みレベル6/8 の辛口のはずが、あんまり辛くはないですね。
トマトと柑橘で、甘酸っぱい気がします。辛さはチリとかそういうのではなくて、なんか、塩気の辛さな気がする。
でも、甘味が強い感じがありますね。
ご飯にはちょっと合わないかも。パンかパスタが良かったかな。って、トマト系カレーのときはいつも言ってる(^_^;)

具材はじゃが芋が大きくてなかなか良かったですが、キーマっぽい挽き肉感はさほどありませんでした。
肉系のカレーと言う食べ口ではなかったので、そこがちょっと残念です。
キーマだとお肉っぽさを期待しちゃうので。期待はずれかも。

とは言え、売りは「キーマ」よりも「日向夏」だと思うので、柑橘っぽい甘酸っぱさの部分は、ある意味期待に応えているのかもしれません。
爽やかと言えば爽やかですが、うーん、わたしには甘味が勝ちすぎたかな。
今一歩。





2017年11月9日木曜日

レトルト / 糸力ビーフカレー

カレーにこだわりのあることで(多分)有名な糸井重里氏の監修、なのかな?
糸井氏が大好きらしい「糸力」というお店のカレーを再現したレトルトカレーのようです。
ネットでサクッと調べた感じだと、実店舗は静岡にある居酒屋さんのようです。
「ビーフ」「ポーク」「インド」があるそうですが、わたしがいただいたのは「ビーフ」です。



湯煎で温めたパウチを開けたら出てきたのは、さらっさらのスープカレー。
お肉は脂身?の多い感じのひらひらとした極薄切り。
スープの中につぶつぶとしたものが見えるのはスパイスでしょうか。
すごくね、独特のスパイスの香りがするの。

なんか普通のカレーじゃないぞ、と思いながら、一口食べてみたら。
辛い です 。
そして、香りだけじゃないスパイスの風味が口の中一杯に広がります、が。

なんだろう。
癖のあるスパイス感。
いわゆる「インドとかネパールとか系統のカレー」っぽいスパイス感とはまた違う。
なんだろう、創作スパイスカレー、としか言いようのない、直球のカレーとはちがう「スパイス」の味がする。
うん、スパイスカレー。

そして辛いんだけどなんというか…… 味の深みがない?
スープカレーと言うとわざとらしいくらいの出汁味な印象なんですが、なんだろうねぇ、そういう「濃さ」みたいなものがないんだよねぇ。
出汁に類する味がない、すごくさらっとした印象です。
スパイスの香りがする水みたいな??

個人的にはあまり好みじゃなかったです。
スパイスの香りも癖があってちょっと粉っぽいというか、くすんだみたいな燻製香っぽいというか。
うーん。
珍しいタイプのカレーではありますが、子供ともども「あんまり好みじゃなかったね」「辛いしね」という結論で落ち着きました。

若干残念だった印象です。


中村区 / ニューデリー

■ 食べたもの
日替わりランチセット 840円
サラダ、チリ風エビカレー(中辛)、ナン、ドリンク(アイスチャイ)

■ 感想
ずーっと行ってみたかったけど機会がなかった、食べログのカレー100選にも選ばれた名店、岩塚駅徒歩10分?くらいの「ニューデリー」さんに行って来ました。
ネットで、日替わりカレーは水曜日が海老だという情報は得ていたので、わざわざ狙って水曜日に仕事休んだ(笑)
というわけで、念願の来訪。
古い中華屋をそのまま使ってるみたいな古ぼけた感じの佇まい。
頑固おやじっぽい、インド系カレー屋さんではちょっと珍しいタイプのおじさまがお出迎えしてくださいました。
シェフかしら。
最初から頼むものは決めていたので日替わりカレーを中辛で。
と伝えたら「ちょっと辛い(けど大丈夫?)」といわれましたので、「ちょっと辛い(なら)大丈夫!」と返事しましたら、満足げにうなずかれました。
うーん、この頷き方も職人の頑固おやじっぽい!
ドリンクはホットはやっていないようで、選べたのはアイスチャイ、アイスコーヒー、あとウーロン茶だったかな?なので、アイスチャイをお願いしました。
結構寒い日だったんですけど(^_^;)
なんとなく勝手が違う気がしながら大人しく座って待っていますと、ほどなくしてサラダが到着。
コーン、大根千切り、レタスというラインナップ。
お皿が大きめなのが珍しい。
ドレッシングもかかっていましたが、お皿の端に大匙一杯ほどのマヨネーズがどーんと盛られており、「…… 名古屋?」と思いました。
名古屋人って、マヨネーズ大好きな印象(冷やし中華にマヨネーズでカルチャーショックを受けた移住民です)。
サラダは冷えていない生ぬるい生野菜でしたが、冷たいもの実はあまり好きじゃないので、まあいいか。
大皿にざらっと乱雑に盛られたサラダをいただいていましたら、次にテーブルに到着したのは、チリ風エビカレー。
これも大皿。浅いお皿だけど大きめのお皿。
しかも 具材が 超大きい。
すごいボリューム感!
ドライ風というか、汁気が少ない仕様でして、具材がとにかく大切り。
玉ねぎとピーマンか甘長かみたいな緑のお野菜がどどんと大きく存在を主張しており、半割の生のミニトマトが三つ分くらい添えられていて、野菜たっぷり。
火の通り具合は浅めで、食感はしゃくしゃくといい音がします。
しゃっきりしたお野菜がたっぷり。エビも大きめなものが5つくらい、こちらもカレー色に染まるほどには煮込まれておらず、軽く火を通したものをフライパンの中で和えました、みたいな雰囲気。
全体的に、煮込みと言うより炒めたとか和えたとか、そういう感じ。
なんですが。
な ん で す が !
一口目、ソース部分はクローブっぽい苦みと胡椒系のキリッとした刺激的な辛さで「確かに辛い」と思ったのですが、シャキシャキのお野菜が、何をどうしたらこうなるのかと言うくらいものすごい甘くて、上手にソース部分と絡めて食べると、ああああああああ美味い!!!!!
スパイスの香りが膨らむように香ってきて、玉ねぎがシャキシャキしてるのに絶妙な火の通り具合で豊かな甘味があり、海老はちょっとカレーの味に馴染みきっていなかったけどその分素材の味があり、カレー的なごちゃまぜな一体感とはちょっと違うんだけど混然としたまぜこぜ感がなんか すごく インパクト!
美味しい、というか美味しいんだけど美味しいだけじゃなくて、他にはないよね、って感じの強烈な存在感。
スパイシーで辛くてでもそれぞれの具材がすごく甘くて、美味しい。
ナンはナンでこれも不思議な唯一無二感のあるナンでして、バターたっぷり過ぎてちょっと引いたのはアレですが、ふかふかの分厚さ、トーストしたようなこんがりと茶色く色づきつつもところどころ焦げた雰囲気がほんとバタートーストみたいでした。
お味自体はパンほど甘さとかふわっと感はなく粉風味なんですが、ナンと言うより、ほんとしっかりトーストした厚切りバタートーストの風体。
珍しい。
いやもう、ほんと、名店に選ばれるのわかる。
癖になりそうな唯一無二の存在感がありますわ。
カレーもナンも、ここでしか食べられない、っていう雰囲気がある。
行くべき。
でも、ナンのバターは手加減してもらうべき。
ほんとにびしゃびしゃで来たので、カロリー恐怖症の頃だったら発狂寸前だったろうな、と思いました(笑)
ぜひまた行きたい。とは思うのですが、遠いんだよねー><
家から遠いのはもちろんのこと、駅からも結構遠いので…… 若干行くこと自体に腰の重さを感じてしまうorz

でも、一度行く価値はあるなと思いました。
お近くにお寄りの際にはぜひ。

https://tabelog.com/aichi/A2301/A230113/23007998/
http://newdelhi.jugem.jp/

お店の前に貼ってありました。
雑誌の引き延ばし(笑)