2017年3月27日月曜日

千種区 / 元祖台湾カレー 千種店(二回目)

■ 食べたもの
台湾カレー 小 750円
唐揚げ 90円

■ 感想
今日はデスク昼食しにくいシチュエーション&午後から事務所に一人の予定ということで、思い切ってお昼は外食。
せっかくだから台湾カレーに行って来ました。
夏以来二度目です。
でも、メニューは一回目と同じ。唐揚げ美味しかったから。
というわけで台湾カレー唐揚げ付きです。ニンニクは、前回の反省を活かして抜きにしてもらいました。
相変わらず真っ赤な油がとぷとぷ浮いた、ジャンキーな外見のカレーです。
台湾ミンチ、卵黄、青ネギ、唐揚げはお店の方が気を利かせて、半分に切ってくれました。
カレーだけ一口食べますと、やっぱりあまり辛くはない。台湾ミンチと混ぜて食べても…… 前回ほど辛くは感じないにゃー。
にんにく、意外と臭さだけじゃなくて辛味にも寄与していたのかしら。
卓上のカレースパイスを振りかけると香りが増して美味しい。辛くはならないけど、甘い香りとジャンクな旨みがプラスされる感じ。
ジャンク感は相変わらず濃いですが、これが美味しいんだから仕方ない。
卵黄を崩して食べるとコクと甘みが加わり、そこへ昆布酢を少しかけた唐揚げを添えて大きな口を開けて一口でいただくと…… これがまた旨い。
ジューシーでサクサクで濃い味付けの唐揚げを、まろやかな卵と甘い昆布酢が適度に和らげつつも、カレーの辛さがひと味違ったパンチを添えます。
これまたジャンクの極みみたいな味がする。
辛いのが好きなので、多めのルゥで少量のご飯、唐揚げ、と食べてたら最終的にご飯があまり、卓上のキムチで残りご飯も美味しくいただきました。
台湾カレーの卓上ちょい足しトッピングは、カレースパイス、昆布酢、キムチがお勧めです。
特に唐揚げ付けるなら昆布酢絶対外せない。
そしてアレ。
今日の店員さんは前回のお兄さんではなかったのですが…… やっぱり元気と笑顔が素敵な方で、見てると元気が出ました。
三回目もまた来たい、と思わせる、素敵なお店だと思いました(*^-^*)

2017年3月26日日曜日

中区 / サンライト インドネパールレストラン(二回目)

子供と市科学館の恐竜展に行きました。
お昼は一度科学館を出て、近くにあるこちらのお店でいただきました。
一回目のレビューはこちら

■ 食べたもの
Aランチ 780円税込(クーポン利用702円)
サラダ、ナン、ライス、お漬物(胡麻和え)、カレー二種(里芋チキン、キーマ)、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
日曜日だからか気まぐれゆえか、スープは今回はいただけませんでしたが、実際メニューには書いてないからな…… 前回が特別だったのかしら、とも思いますが、まあちょっと残念ではあったかな。
でも、相変わらずナンもカレーも美味しかったので無問題!
ワンプレートでの提供なので少し食べ辛かったのも相変わらずでしたが、千切りキャベツ主体のサラダはドレッシングも少量でお野菜しゃきしゃきで美味しかったです。
今日のチョイスカレーはキーマにしました。
日替わりは里芋のチキンカレー。
前回の日替わりチキンとしめじのカレーも味わい深くて美味しかったけど、今回もチキン系日替わりカレー美味しかった。
黄色系の甘みのあるカレー。
里芋は小さ目だけどゴロゴロ入ってて食べ応えがありました。お肉はちょっと出汁殻感あったけど、しっかりした大きさでお肉らしさはちゃんとあり。
辛さは全然感じないけど、スパイスの風味でカレーらしいお味でした。
本場っぽい印象はないんだけど、これは日本人向けの味なのかな。マイルドで食べ易い、現代っ子向けな印象。
里芋あまり好きじゃない愚息も、文句言わずにぱくぱく食べていました。
キーマカレーも美味しかった。
粒々挽き肉のもったりしたカレーで、ほんのり辛みは感じるけど、チリっぽい直接的な辛さとは違う感じ。
スパイシー、という感じはないんだけど、ちゃんとカレーっぽいのがなんか不思議でした。
愚息はチョイスカレーでバターチキンを選んだのですが、赤みのあるきれいな色のバターチキンカレーで、お肉は見た目大き目でごろんと三つくらい入ってたようです。
お味はバターチキンのイメージよりはこってりし過ぎない、まろやかなクリーム感がありつつもさらっとした印象でした。
一口もらった感じだと、ほんのり甘酸っぱい雰囲気。
ナンはあっさりしているのは相変わらずですが、前回よりは粉感が少なく、素朴味は物足りなかったです。
でも、焼き具合が絶妙で、ぱりっぱりの歯触りでした。
冷めてもぱりぱりでしなびたところがなく、最後まですごく美味しくいただけました。
カレーもナンも美味しかった。愚息はバタチキがかなり気に入ったらしく、すごく大事にちびちび舐めまわすように食べてました(笑)
ライスは普通の白いご飯。少々硬めの日本米。
付け合わせのお漬物は胡麻和えで前回大根かな、と言ったのと同じ物かしらと思ったのですが、愚息が「胡瓜じゃないの?」 と聞いて来たので、本当に大根なのかまったく自信がなくなりました(え)
胡瓜って言われたら胡瓜っぽい気もしてきた。自分の味覚があてにならないorz

以前一緒に食べに行ったお店ではナンもカレーもラッシーも全部食べ切れずに残した愚息でしたが、ドリンクのラッシー含めて完食し、食後は「ナンがパリパリで給食のナンと全然違ったけど美味しかった!カレーも美味しかった!」 とご満悦でした。
インド系カレーのイメージが良い方に変わったんだったら嬉しいな、と思いました。

2017年3月25日土曜日

雑感 / お弁当にカレーを持って行く。

こんなところでなんですけど。
職場にお弁当を持って行っております。
お昼は概ね独り飯となっており、やりたい放題、においも放ち放題です(換気必須)
レンジがあればレトルトカレーでも持って行くところですが、ないのでそこは残念です。
とは言えお湯は使い放題ということで、少し頭を使ってみた。

大きいスープジャーを買って、野菜スープとカレー粉もしくは固形ルゥ半分(あるいは両方)を入れていくと、毎日お好きなカレーが食べられるんですよ。

というわけで、具材や味付けはその時々で変えながら、仕事のある日は毎日カレーを食べています。
いろんな具材や味付けで、実験気分で楽しいです。
カレー粉カレーは続いても具材や出汁の味でかなり味が変わるのであまり飽きないのですが、カレールウは駄目でした。
三日続くと飽きてくる。
具材や出汁が違ってもなんとなく同じ味に感じる。

結論。
カレー粉万能。
毎日食べるならルゥよりカレー粉の日の比率を高めに。

スープジャーの一番下に穀物(わたしはオートミール1/4合~1/2合程度)、その上に固形ルゥやカレー粉、野菜スープの野菜をパッキンに触れない程度(上から6~7分目くらい?) まで押し込み、浸る程度にスープを注ぎます。
いっぱいまでスープを入れてしまうとスープジャーのパッキンが汚れてしまうので危険。少な目を意識して入れます。
食べる時にさらに目いっぱいまでお湯を注いで、上下を良く混ぜていただくのです。
膨張しようとするも圧迫されて果たせなかった穀物が押し潰されて、まるで餅のようにもっちり食感でわりと面白い。
ルゥやカレー粉の位置で味の濃いところと薄いところがあるのも面白い(均等が良ければルゥは削るとか、野菜入れる前に少量のスープでのばして混ぜやすくするとか、工夫)
因みに、先にスープにカレールゥを溶かしてからスープジャーに入れると、スープ量を少なくしても パッキンにカレーの油分がつく率が高い ような気がします。
わたしのように どうせカレーしか入れない という奇特なアレでなければ、ルゥは溶かさない状態で入れる方が安全だと思います。

以上。
しばらくスープジャーでカレーを持って行き続けた結論でした。

…… あれ?
これ、別にカレー味にしなきゃならない理由はないような??
普通にスープご飯でも良いと思います。穀物は別に持って行っても良いと思います。普通のご飯をタッパに入れていけば良い。
なんか、自分で書いたことを全否定しかねない結論になった(^_^;)

2017年3月20日月曜日

レトルト / 魚藍亭 元祖よこすか海軍カレー

三日連続カレーを食っていますがカレーが食べたいので仕方がない。
というわけで朝カレー。
かの有名な「魚藍亭 元祖よこすか海軍カレー」を、朝らしく、たっぷりの野菜とともに直火温めでいただきました。
野菜たくさん入れたから味は薄くなるんじゃないだろうかという事前の予想を裏切り過ぎな感想は、以下。



というわけで、よこすか海軍カレーですよ。
しかも「元祖」。
実店舗の割引券がパッケージに印刷されており、賞味期限表示とともに持って行くとカレーメニューが100円割引になる、というのがなんだか斬新。

今回は直火温めと言うことで、常温の冷たいパウチの封を切り、フライパンに投入。
しようとしたのですが、すごい粘度でなかなかパウチから出切らずかなり苦戦。
どろっとしたソースです。絞り出すようにしてどうにかフライパンに空けましたが、袋の中に若干残ってしまったような気もしなくはない。
勿体ない。

具材は人参とお肉で、結構ごろごろと入っている感じです。
一つ一つは小さいしお肉も脂身ばっかだけど、粒々と具材が見えるのは視覚的に具だくさんで贅沢な気持ちになりますね。
色味はパッケージのような黄土色ではなく、明るめの茶色に見えました。

直火でぐつぐつするまで温めましたが、香り立ちはスパイシーとはちょっと違う感じ。
甘味の強い香りで、洋食カレーらしい匂いです。
ややこってりした感じ。
常温でどろどろのソース、見た目にも脂身のぶよぶよお肉、そしてこのこってりした香り…… あまり良い予感はしませんでしたが、ともかくも、いただきました。
ら。

甘っ! そしてしょっぱっ! くどっっ!!!!

一瞬にして 朝食べたことを 後悔 し た。
これは朝の味覚が鋭敏なときに食べるものではありません。
味が濃い。濃すぎます。
最初に甘み、次に強い塩辛さ、そして飲みこんだ後にこってり感が口に残る。
どれもこれもが強過ぎる、わたしには過剰な味つけでした。
確かにご飯は進みそうな味だけど、美味しくて進む、というよりは、この濃い味でご飯食べざるを得ない感じ。

見たら、カロリーも塩分もすごいのね。
一人前200g で食塩相当量2.2g、カロリー320kcal は、なかなか見ない数値です。
さすが軍隊仕様、なのか??
でも、肉体労働には塩分と熱量は重要だもんね。
脂質23.0g でカロリー稼いでるよね。

って23.0g !?
改めて見るとすごい数字でした。
数字だけで胃もたれしそう。子供と半分こにして良かった。

そんなびっくりの海軍カレー。
お腹の空いたときのこってりランチ向きでした。
朝や夜に食べちゃダメなカレーだったと思いました。


2017年3月19日日曜日

レトルト / スパイスデリ インドカリーチキングリーンマサラ

お腹空いたような空いていないような。
お酒飲みたいけど食べたいものが特に思い浮かばない。

というわけで、「おつまみデリ」 だし、という一見妥当そうな理由で、缶詰カレーをチョイスしてみた。
グリーンカレーだけどインド風。



缶詰カレーと言えば基本的には温めずにいただくわけですが、こちら、同じシリーズのイエローをすでに食べておりますが、油分とぷとぷで常温だと結構くどい印象なんですよね。
というわけで、酒のつまみ的増量の意図もあり、温野菜と併せていただきました。

が。

缶詰開けた印象だと、イエローカレーほどはこってり感はない感じ。油分は、比較すれば若干少なめな見た目でした。
お名前はグリーンマサラですが、緑はかなりくすんだ感じ。グリーンではない。
お肉は相変わらず小切れではありますが、缶詰全体に入っているので見た目には十分な量に見えます。
ひよこ豆もころころしたものがたっぷりです。さすが「おつまみ」。具材を食べるカレーだね。

温野菜の熱で香りが立ち、辛そうというよりは甘やかな香りが良い感じ。
スパイスと鶏脂が合わさって、甘い香りになってるのかしら。
温かい方が、嗅覚には確実に美味しそうだよね。

と思いながら、お野菜とともに一口いただきました。
辛さ 4/5 ですが、お野菜で味が薄まってる分、辛くはないです。
温かい分スパイスというかカレーっぽさは増していますが、辛いカレー、という感じではありません。
味はしっかりついていますが、辛くはないんだな。
とは言え、熱と水分で緩んだカレー部分は常温時のべったりした固形感がなくソース状になってて食べ易い。
一長一短。

とは言え、炭焼きの香りのかすかについたお肉はむっちりしつつも柔らかさも加わり、缶詰肉とは思えない味わい。
むきゅっとした歯ごたえがあり、食べ甲斐はあります。
鳥皮もあまり気にならずに食べられました。
ホールスパイスっぽいものが入っていたのも高得点。
ここが中村屋の面目躍如?

温めた方が、油分のこってりが気にならなくていいかも。
お肉の味わいも増すし。
パウチレトルトだって本来は温めなくても食べられるものですが、結局温めて食べるもんねぇ。
と思えば、美味しく食べるにはやっぱり温める方が良いんですな。
中村屋さんのスパイス感、お肉のせっかくの炭火焼感を余さず味わうなら、温めるべき。
そんな当たり前のことを再確認しました。

なお、こちらの商品は「グリーンマサラ」 であって、「グリーンカレー」 ではありません。
「インドカリー」 であって、「タイカレー」 ではありません。
インドのグリーンカレーはほうれん草カレー。
そういうわけですな!

http://www.nakamuraya.co.jp/


2017年3月18日土曜日

千種区 / ニューデリースパイス

実は二回目です。
一回目はメモを取るのを忘れてたようですorz
確かほうれん草マトンを食べたんじゃないかな。
というあやふやな記憶で、近くに用事があった本日再訪、二回目に挑戦です。

■ 食べたもの
ワンプレートランチ 日替わり 850円
スープ(別皿) サラダ、日替わりおかず(タンドリー風手羽先)、日替わりカレー(チキンティカマサラ中辛)、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
以前いただいたほうれん草マトンはそこそこ美味しかった、くらいなわりと普通な印象があるのですが、言って良いです?
言って良いです?
今回いただいたチキンティカマサラは あ ほ か と 思 う ほ ど 美 味 か っ た !! です!
なにあの美味しいもの。反則。というくらい美味。革命的。
というわけでアレです。
二回目にして初めてのメモ取りですが、ニューデリースパイス。
池下駅のごく近く、千種区役所の裏側の通りに位置します。多分。
いただいたものはワンプレートランチ。
同じカレーの種類でお値段同じで「ランチセット」もあるのですが、ランチセットはナンもカレーも多め。ワンプレートはナン小さ目でカレー少な目ですが、その分おかずが一品付く、という感じの差があるようです。
スープ、サラダ、ドリンクは共通かしら。
スープはチキンスープがカップに一杯です。パセリがたっぷり入った、ちょっとこってり目のチキンスープ。
卵と鶏挽肉も入っていて、塩気もしっかりです。
でもしょっぱ過ぎず、こってりだけどパセリの香りがすっきりしていて飲みやすい。
良い仕事なスープでした。
遅れて、ワンプレートでお料理到着。
ステンレスの仕切り皿に盛り付けてあるので、分量は全体的に少なめです。
サラダも少な目。
胡瓜、キャベツとコーンが少し。人参色のドレッシングがちょっぴりかかっていて、味が濃すぎず良い感じ。
ドレッシングたぷたぷなの苦手なので、このくらいささやかだと嬉しいです。
本日のおかずは手羽先のタンドリーチキン風というか、一応これも骨付き鶏肉のスパイス漬け炭火焼風だから、普通に「タンドリーチキン」 と呼ぶべきかしら。
お肉は手羽先でした。
食べてみましたら、しっかりスパイスの風味がついてて美味しかったな。
よくあるチキンティカみたいなぱっさりとした焼き上がりではなく、炭火の香りと、ちょっと不思議なレモンのような風味の付いた、油分はあるのにさっぱりしたお肉。
柔らかくて美味しかった。少し味は濃い目ですが、おかず、って感じの良い塩梅。
ナンは薄焼きでぱりっとした、やや小振りのものでした。
向かいのテーブルのお客がワンプレートではなくセットランチを頼んでいたのですが、あちらのナンの方が一回り大きく見えました。厚みもややふっくら気味。
カレーのお皿も二回りほど小さいし、ワンプレートは全体的に小振りな仕様なんですね。
でも、薄いナンが好きなわたしは無問題。
「バター少な目で」 とお願いした割には表面にバター感のある光沢が見えてちょっとドキっとしちゃいましたが、それでもバターの油分水分でしなびたりはせず、ナンはぱりっぱり。お菓子のような爽快な歯触り。
お味はほんのり甘いけど甘過ぎず、塩気の主張も少なくて、ぱりっとした歯触りを純粋に楽しめる素朴なタイプ。
好みでした。
だがしかし、それ以上に好みに どストライク だったのが、日替わりカレーのチキンティカマサラ。
マジ美味かった。
こんないいもの食べちゃって、今日のわたしはなんて幸せなんだろうと思った。
というくらい美味。
やや深さのある小鉢様のお皿にとっぷりと入ったカレーは、トマトベースの赤い色。
上にはたっぷりとチーズがかかり、その下には大き目なお肉がごろんと三つ見えました。
豪華。
フォークでチーズを下からすくうと、ぴよーっと糸を引いてきます。
熱々のカレーにとろけるチーズ。旨い。
中辛でお願いしたのですが、口に入れた一瞬は全然辛くないように感じたものの、こっくりと飲みこんだ後に口の中に辛さが残ります。
中辛! ちゃんと中辛! 絶妙にちょっとだけ辛い!
もうこの辛さのバランスにまず喝采で、とろけるチーズの豪勢な分量ときれいな糸引きの図に喝采で、そして、かなり大きめに見えるお肉にまた、大喝采。
お肉がすごい美味しいの。
おかずとして付いていた手羽先タンドリー、これと恐らくは同じ感じだと思うのですが、骨のないバージョンの大きなお肉です。
しっかりした炭火の香りとレモンのような風味、カレーよりも一段辛さを強調した下味が付いて、これだけでも成立するくらい美味しい。
ナンと食べると、ほんのりしたナンの甘みが活きて、チキンの辛さが引き立って、これまたすごく美味しいの。
レモンみたいな風味がすごく良い。辛いんだけど、そこにさっぱりした爽やかさが加わると言うか。単調ではない複雑さを加味していると言うか。
トマトベースの辛いカレーにもう一段辛さを足すことでますます奥行きを増すチキンの存在を、強過ぎない程度に上手に抑えている感じ。
そこでまた、炭火の香りが大変美味い。
これは美味しい。カレー単品で食べるとちょっと辛いくらいの絶妙な辛さが、ナンのありがたさを感じさせ、カレーだけじゃダメ、ナンだけでもダメ、両方合わせて超美味しい、みたいな新たな境地を見せてくれた。
わたし絶賛。料理として二品合わせて完璧、みたいな。どちらが欠けてもダメなソウルメイトな関係というか。
ほんと良いもの食べました。
そして、食後に出していただいたチャイもまた美味しかった。
こちらも柑橘風味の爽やかな香りがすっきりと心地良い、熱過ぎず温かいチャイでした。
ミルキー感は薄目で、紅茶もそこまで濃くはなく、香りの爽やかさと相まって、温かいけど清涼感のある口の中が洗われるようなお味でした。
美味かった。
ネットで拾ったクーポンで割引してもらって 756円 とか、大須のサンライト といい、申し訳なくなっちゃうくらい(でもクーポンは使うw)
レジでお店の方が「また来てください」 って言うから「実は二回目です。是非来ます」 と言ってしまいました。
ほんと、是非また来るのでまた美味しいカレーをお値打ちに食べさせてくださいお願いします。

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230106/23061122/

2017年3月16日木曜日

千種区 / タルカリ

以前行った サンティプールカフェ の跡地と言うか外見も内装も一部メニューもまったく一緒でした。
ネパール系のメニューが増えていました。

■ 食べたもの
ランチダルバート +100円で野菜カレーを山羊カレーに変更して ¥1490(税込)
サラダ、ダルスープ、ダルカレー、骨付き山羊カレー、野菜炒め、チキンティカ、アチャール、パパド、ライス



■ 感想
サラダは写真に写っていませんが、別皿でサーブ。
キャベツ主体のランチサラダ的なミニサラダでした。
可もなく不可もなく、量は少な目、というか盛りが端っこに寄っててなんか雑だったのが印象に残っています。
サラダ以外のお料理は全部ひとまとめです。上のカレーは、左がダル、右が骨付き山羊さん。真ん中がダルスープです。
ダルスープはその名の通りお豆のスープ。
お豆は少な目で、煮汁を味付けした感じ?
そのまま飲むには塩気がきついので、ライスにかけたりして少し薄めつついただきます。
スパイスは感じますが、辛くはないです。しょっぱいスープ。
翻って、同じ豆を使ったお料理でも、ダルカレーはいろんな種類のお豆がたっぷり入っていて、甘味があって美味しかったです。
小さ目のお豆ばかりでした。ひき割豆なのかな?
骨付き山羊さんのカレーは、これが食べたくて行った、と言っても過言ではない、わたしの本日のメインディッシュ。
お肉は筋肉っぽいものが3片。大きくはないけど小さすぎもしない絶妙なサイズの角切りでした。
骨付き、って言うから骨がついてるのかと思ったんですが、骨付き肉をぶつ切りにした、というような意味なのではないかと、食べてみて思いました。
魚のあらとか買うと、骨付きをそのままぶった切ったんだなぁ、というような小さな骨の破片群に当たることがあるんですが、あんな感じ。
小さく薄い骨の破片がお肉にくっついているので、良く噛んで五感を働かせつつ食べないと危ない。
お肉自体は臭みはなく、カレーに少し羊的な獣臭さを感じました。
でも、嫌な感じの臭みではなく、このくらいは匂わないと羊感がないよね、という程度のほんのり具合。
以前食べた山羊のチーズの方がずいぶん獣臭かった気がします。
ダルカレーは甘味がありましたが、山羊さんカレーはかなり辛い、というか塩辛い。
スパイスの辛さじゃないよ、塩の辛さ。
以前ネパリチュロで食べた時も思ったんですが、「本場の味付け」 って言うネパール料理は塩辛い。塩気がきつい。
その印象は今回さらに強化されました。
お野菜炒めは、カリフラワー、じゃが芋、ブロッコリー、あとなんだろ、何かが入っていた気がするんですが…… お野菜たっぷりな印象で、こちらもちょっとしょっぱかったけど、スパイス炒めの風味があって美味しかったです。
もう一品のお野菜は、冷たい状態で乗ってきました。
スパイスの和え物? これがアチャールなのかな?
スパイス風味なのにすごく甘くて、キャベツかしら、しゃきしゃきした歯触りで美味しい。塩気に負けそうな口をリセットしてくれる素敵なお味でした。
お野菜料理二品の間に在るケチャップみたいな豆板醤みたいな赤いものは、何でできているのか解りませんが、ペースト状の調味料。
大変辛い。
辛さ調節用にしては少な目だったので、薬味っぽくときおりの味変に使用しました。
お菜の数が多いので、いろんな組み合わせを試して、辛くしたり甘くしたり楽しませていただきました。
ぐちゃ、っと全部混ぜちゃうのはなんとなく好きじゃないので、一口分ずつ組み合わせを変えて混ぜて、そう言うのが楽しい。
チキンティカは普通かな。
スパイス風味も特段強くなく、ジューシーと言うほどでもなく、ちょっとぱさっと焼き上げられた風でありながら、お肉がなんかふにゃっとしてた。
大きさはまあ申し分なかったけど…… もうちょっと頑張って欲しかったかも。
お皿は小さく見えますが、全体的に塩気の強いネパールな味付けであったため、ライスに対してすごくおかず量が多かった印象です。
というかご飯が少ない??  長粒米でぱっさりと広がってるから、少なく見えるだけかしら??
お腹はかなりいっぱいになったんですけどね。
ご飯足りない感がすごくした(^_^;)

しょっぱ過ぎなことを除けば全体的に丁寧に作られた雰囲気の、素敵なお料理だったと思うのですが。
思うのですが。
二 度 目 は 絶 対 に な い 。

接客が最悪でした。
どう見ても日本人にしか見えない男性ホール係が一名で回していたのですが、そうお客がいたわけでもない(すまん) 午前中に、あの接客は な い 。
というか、あのやる気のない言葉遣いはない。外人さんや明らかに社会人としてアレなワカモノならともかく。思い出すだけでも…… なんか……。
以前のお店のときはすごく丁寧な接客だった印象なのですが、180度転換しました。
絶対に他人をエスコートしては行きたくないです。行けないです。
ご注意ください。
お料理は盛り付けもきれいで作りも丁寧な感じで悪くなかっただけに、ものすごく残念な気持ちでいっぱいです。

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230107/23045769/

2017年3月11日土曜日

レトルト / えいこく屋インド料理店のダールカレー

覚王山の参道にお店を構えるえいこく屋さん。
老舗と言うかはしりと言うか、東京で言う中村屋さん的立ち位置のイメージでした。
食べに行くと若干お高めっぽいのも、インド料理の伝道師的プライドゆえと思っていました。
レトルトも結構良いお値段するしね。
普段行かないイオンに行ったら5%Off日でカレーコーナー見てたらあったから買ってきた。5%Offじゃなかったら、もしかしたら手を出さなかったかもしれない。
そういう高級路線な印象です、えいこく屋。



そして 実際に 食べて みた。

いやー、びっくりしました、えいこく屋。
インド料理の老舗、というイメージ。パッケージの「インド料理屋」「本場のカレー」 の文言。260kcal 超のカロリー数値。
絶対、インドっぽいもったりまったり濃厚感を想像するじゃない??

裏切られたのおおおおおん!!

いやーびっくりしました。
イメージする「インド料理」って北っぽい濃厚なアレですが、湯煎したパウチを逆さにしたら出てきたものは、まさかの イメージする「ネパール料理」そのまんま な見た目。
ひよこ豆ゴロゴロなのはいいとして、色は黄色みがかりつつもトマトの赤が散らばるような、あからさまなスープカレー。
香りも香辛料の香りは薄く、穏やかなトマトスープの匂い。
カレーの匂いじゃない。

と思いつついただいてみたら、やっぱりー!

脂質12.2g とは思えないさらっさらな舌触りの甘酸っぱいトマトスープで、カレー感は少ない。
ナンではだめだ、ご飯くれ、という感じ。
スープご飯にして食べたい穏やかでお腹に優しい汁物です。
パセリとか入れたいトマト味。
変な調味料入ってないしひよこ豆はどっさりだからお値段なりの価値はありそうですが、なんとなく「コレジャナイ」 が否めません。

不味くはないけど、なんか、本場のカレー、という言葉からは想像外のものでした。
わたしの「本場のカレー」 のイメージが貧弱すぎたのかも知れないけど、思ってたのとちょっと違った。
インド料理店、じゃなくて、ネパールレストラン、だったら納得したかもしれないけど…… もっとスパイシーで濃厚なカレーっぽいのが食べたい気分だったので残念でした。
夕飯はルゥで日式カレー作るかな、という気持ちです。

ホームページアドレス:http://www.eikokuya-tea.co.jp/


2017年3月9日木曜日

中区 / サンライト インドネパールレストラン

週四勤務のはずがまったくお休み取らせてもらえず、ようやく一月半ぶりくらいに平日休みが取れたので、行ってきました。
カレー。

■ 食べたもの
Aランチ 780円税込
スープ、サラダ、お漬物、チョイスカレー(海老ほうれん草)、日替わりカレー(鶏しめじ)、ナン、ライス、ドリンク(ホットチャイ)


■ 感想
スープは小葱の入ったしょっぱめのスープ。
チャイと同じ大きさの小さ目のカップに一杯です。
よくある白濁系ではなく、透明なチキンコンソメっぽいスープでした。
塩気は強めでしたが油っけは少な目で、美味しく飲めました。
お料理自体はワンプレートでのご提供。
ステンレスの区切り付きワンプレートは持ち上げられないからサラダがすごく食べ辛い、と思うのですが、テーブルにお箸がセッティングされてて助かりました。
でもやっぱりキャベツの千切りをぼろぼろと落す(笑)
サラダは少な目ですが、お野菜はわりにしゃきしゃきで元気よく、ドレッシングも控えめで美味しかったです。
カレーは、野菜、キーマ、チキン、海老ほうれん草、バタチキあたりから一点選べ、わたしは海老ほうれん草をチョイス。
日替わりカレーは頼まなくても一緒についてくるようです。
千種駅前のアンナプルナと同じ方式。そういえば、あそこも、ナン頼んでもライスが一緒に出てくるんだよな。なんとなく似てますね。
辛さは聞かれなかったので特に何も言わなかったら、カレーはどちらも まったく 辛くなかったのがちょっと誤算でした。
少し辛みのあるものが食べたかったんですが。
とは言え、カレー自体は美味しかったです。
海老ほうれん草はぷりっぷりの海老が4匹入った豪華な仕様。
ほうれん草の緑も美しく、もったりとクリームの重みを感じる濃厚なお味。
スパイス感はあまりなくポタージュスープな印象でしたが、素朴なクラッカー味のナンに良く合い、なかなかの食べでがありました。
日替わりのチキンカレーは、こちらはさらに美味しかったです。
スパイスの旨みが出た、鶏、しめじ、茄子の入った黄色めのカレー。
辛くはなかったものの、スパイスの香りが利いていました。具材は小さ目でソースは緩め、ご飯と食べると美味しいです。
ナンにはちょっと緩すぎるかなーというスープ状のカレーでした。
少し辛味があったらもっと好きな味だったんだけどなぁ。
重ね重ね残念。
ナンは、先にも少し書きましたが、久々の! 久々の! ナビ〇コクラッカーのような素朴な粉と塩の味! でした。
これ系の味大好き。好みにすごく合ってた。あんまりこの味のナン出してるとこないから、すごく貴重。さっくりして美味しい。
ライスは普通の日本米が手のひら分くらい。添えられたアチャールかな、大根とにんじんの胡麻和えみたいなお漬物と併せていただきました。
こちらも少な目ですが、サラダ以外にお野菜が付いてるのが嬉しい。それがお漬物っぽい立ち位置と言う、それ自体が嬉しいのです。
チャイは食後が良かったのですが、食事中に出てきたので、飲む頃には冷めていたので残念。
とは言え、このチャイもすごい好みでした。
苦みを感じるくらいの濃厚な紅茶感で、すっきりしたスパイスの香り。強い清涼感はカルダモン?でもミントっぽいようなスーッとする風味もあって、口がさっぱりする。
すごく美味しかった。
残念なところもあったけど、総じて評価は高いです。
美味しい、というんじゃないかも知れないけど、好みの味でした。好きな味のお店。そういう感じ。
しかもお値段お安いの。
スープもドリンクも付いてナンのお替りできてカレー二つで780円税込なんてお安いわ、と思いますが、さらに食べログのクーポンで値引きしてもらって 702円 って申し訳ない! と頭抱えたくなるレベルでした(笑)
認定「良いお店」^^

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230105/23058454/