2017年9月30日土曜日

日進市 / ツルシ

■ 食べたもの
Aランチセット 850円
サラダ、スープ、チョイスカレー(ほうれん草マトン中辛)、ナン、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想
ポストに投函されていたフリーペーパー系冊子で紹介されていたので行ってみました。
日進市の岩崎城の近くにあります。
お店は駐車場も含め広いですが、入店時にも誰も出てこなかったり、そもそも入り口に立ってた店員さんですらいらっしゃいませ言ってくれなかったり、いろいろオペレーションの不安な店でした(^_^;)
一応テーブルの上に呼び出しボタンがあるので、基本的には「客が店員を呼ぶ」仕様っぽい。
サラダは人参のスライスが乗ってたのが珍しかったかな。
分量はまあまあある感じ。トマト、キャベツ、レタスと人参スライス。
ドレッシングはゴマだったかな?多めにたっぷりかかっていました。
スープはチキンコンソメ系。おネギが少し入ってて、お味は濃いめながらケミカル臭はあまり感じず、わりと美味しかったと思います。
チョイスカレーはたくさんの種類から選べました。チキン、ポーク、キーマ、野菜に豆にかぼちゃ、かぼちゃチキンとシーフード系がミックスとえびの二種類と、ほうれん草マトン。だったかな。
わたしはマトン系が好きなので、そしてサグも好きなので、喜び勇んでほうれん草マトンをチョイス。
辛さは唐辛子一本表記のものを選びました。多分中辛。
出てきたカレーは分量的には普通。多くもなく少なくもない、ランチの平均的な感じ。
緑色が美しい翡翠色で、中央に細く切られた生姜が一本飾ってありました。
辛さはチリオイルで調整する仕様なのか、一周円を描くように赤いオイルがかかっていました。
オイルのところを狙ってすくい、口に入れましたら…… 辛い(当たり前)
かなり辛いオイルでした。
混ぜて食べたらそうでもないんだろうけど、と思いながら、辛いところとそうでないところと二種類のお味を楽しむべく、混ぜずにいただくことにしました。
オイルの触れていない部分は、ほうれん草の優しい甘味。
とろっとした濃い目のソースで、マトンの癖のある香りがきちんとします。
舌触りは滑らか。オイリー感は少なく、乳製品系のくさみなどもない、スタンダードなほうれん草カレー。
嫌味がなくて美味しい。
マトンは指先程度の小さめですが、角切りで4切ほど入っていました。
程よく筋っぽいというか脂身っぽい部分も含まれた、硬めの噛み応えのあるお肉。
パサつきも少なく、羊らしいお味が香るお肉でした。
特筆すべきはナンで、サイズはかなり大きい部類じゃないかと思います。
薄めではあるものの薄すぎず、厚みのある部分はもっちりと分厚く、存在感があります。
そして何より バターのにおいが すごい。
近年まれにみるバター臭。昔のバターってこういう濃い匂いがした気がする。というような、主張の激しいバター臭さです。
珍しいなあ、と思いましたが、香りの強さもさもありなん、なたっぷりとしたバター使いで、これもなんだかすごいな、と思いました。
紙ナプキンで水たまりになってるところをささっと吸い取りましたが、うーん、ナンがバターで輝いてる。
でも、それだけ油分がたっぷりなのか、冷めても硬くならず、しなびず、もっちりとしつつも重すぎない柔らかい噛み心地で、かつお味は塩気も甘味も強くない素朴な雰囲気で、美味しいと言えば結構美味しい。
ナンの表面のバター臭に反し、生地はそこまで油臭くなく軽やかに食べられるのも不思議な感じ。
好みとは少し違うけど、わりと美味しい万人受けな素朴感。
ちょっと大きすぎな感じはしましたが、お腹いっぱいになって大変良いですな。
チャイは呼び鈴でコールして持ってきていただいたのですが、ばっちりお砂糖別添えでした。
熱々とはいかないまでも飲み頃に熱めで、クローブのちょっと苦い香りが利いていました。
お味は見た目よりミルク感が薄くチャイと言うよりスパイス入りミルクティーでしたが、さっぱりと飲みやすくて悪くなかったです。
店員さんのオペレーション以外は満足なお店でした。
お料理は美味しかったもん。
距離感もちょっとしたサイクリングにちょうど良く、店の前に放置してあるチラシで常時100円引きしてくれるっぽく、良いお店を見つけたなーって感じ。
ときどき行きたいですね。
チリチキンがランチのセットにあるのも気になったな~一度食べてみたいです。

http://tulsicurry.jp/

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