2017年5月8日月曜日

東区 / ポッシュポピーノデリカッセン

今日はいろいろあってオフィス内でご飯を食べられるシチュエーションじゃないのはわかっておりましたので、天気も良いのでお外の公園でお昼を食べよう、と志しました。
前を通りかかるたび、店前の黒板に書いてある「キーマカレー」 の文字が気になっていた、お持ち帰り専門のお店。
ポッシュポピーノというお名前らしいです。
近くに似たような名前のレストランがあるのですが、姉妹店なのかしら??
こちらのお店で、プラパックに入ったキーマカレーをいただきました。

■ 食べたもの
お持ち帰り キーマカレー弁当 580円(税別)

プラパックは、お漬物スペースを含む三分割仕様。
ご飯のスペースが広めで、見た目にはカレーはかなり量が少なく見えます。
逆にご飯は多めな印象です。
とは言え、ご飯の上には黄身が固まりきらない半熟と固焼きの境目くらいな目玉焼き、そら豆、インゲン、きぬさや?、ミニトマトと小房のブロッコリーなどが少しずつ乗っており、ヴィジュアルはお野菜にも配慮した良心的な雰囲気。
お漬物スペースには、キャロットラペというのかしら、人参の細切りを油脂で絡めた炒め煮風の添え物が、小指の先くらいの少量乗っておりました。

ちょっとカレー少ないかな、と思いましたが、見た目は油分がきっちり浮いたハイカロリーを想像させるカレーです。
キーマカレーということですが、お肉は粗挽きっぽい存在感のあるごろごろ感。
ご飯多めっぽいし、カレーは少ないけどお腹はいっぱいになりそうかしら、と思いながら、お会計時に温めていただいたおかげで温かな、カレーを一口いただこうとフォークを入れたら……。

びっくり。
お肉にね、フォークが「ゴツン」 と当たったんです。
肉の存在感、キーマってレベルじゃない。
塊肉としか表現しようのない大きさのお肉が、意外なことにごろごろと入っています。
粗挽きお肉と角切り風のお肉が混在しているようです。
580円にしては案外豪勢だったかも、と意外な誤算に驚きながら、すくったカレーを口に入れてみましたら、お味の方は…… カレー??
と思わず首をひねる、甘口カレー。
色目が濃く油分も多めだったので、もっとこってりとした大人味を想像したのですが、スパイス的な痕跡はあるものの、なんかあんまり辛くない、というか甘味が強めでアダルトな雰囲気はないかも。
お肉の存在感は豪華でいいけど、お味の方は期待外れだったかしら、と思いながら、お肉のガシガシした食感を楽しみにフォークを進めていきます。
いきます。
いきまし た が 。

なぜか、どんどん、辛みを感じてきましたよ!
市販のカレー粉の雰囲気とは違う、ちょっと焙煎系っぽい癖のあるスパイスの香りが、口の中に広がってきましたよ!

あ、確かにカレー!
しかも美味しいやつ!
ちょっと一捻りある癖のある、いわゆる「コダワリを感じる」 系のやつ!

甘味は奥のほうへ引っ込んで、やや苦辛い香味の、もしかしたら塩系かもしれませんが、チリとは違う系統の辛さが舌を刺激するご飯が進むお味に変化してきました。
これは、580円高いと思ったけど、いける味だった。
プージャという最高の持ち帰りカレー弁当店(違!) を知っている身には決して安い、とは言えないけど、これなら納得できる食べ応え。

わずかに半熟部分を残した目玉焼きの焼き加減も美味しく、お野菜は量は少なかったけど品数的には良心的で、許せる感じ。
なによりも、キーマの肉々した感触の豪勢さに こ の お 味 では、文句つける箇所はそうない。
見た目は油がくどそうだったけど、食べたら全然気にならなかったし。
胃もたれもなく、食後感も悪くなったです。
口の中が少し辛くなったので、甘いもの食べたいなぁ、とは思いましたが(笑)

というわけで、お持ち帰りのカレー弁当なんて滅多に食べませんが、これはわりと食べて良かったという感想です。
悪くないチョイスでした。


http://po-po-de.com

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