2017年2月19日日曜日

熱田区 / ネパリチュロ

■ 食べたもの
タンドリーロティランチ 1382円
ほうれん草炒め、カリフラワーとじゃが芋のスパイス炒め、ダルカレー、チョイスカレー(マトン)、ロティ×4枚、ドリンク(ホットチャイ)

■ 感想

お店の方が、お客さんも店員の女性も親しみのある雰囲気で居心地良かったです。
女性の方は日本人?と一瞬思ったのですが、向こうの方なのかしら。
お店の、というかこの場合は故郷の、となるのかしら、お料理がきっと大好きな方なんだろうなあと思いました。

4つのお皿が付く豪華ランチは、主食が揚げパンのプーリ、ご飯、パンのロティから選べました。
正式にはご飯を選ぶべきなのかな、と思いはしたものの、写真の大盛りご飯に恐れをなしてロティを選択。
結果的にはロティも 巨大サイズが4枚 という強烈な分量で出てきたので、あんまりいい選択ではなかったかもしれません(^_^;)

とは言え、2枚ちょっと食べてギブアップ、お持ち帰りを希望したらアルミホイルで包んでくださったので、お持ち帰り前提で頼む分には悪くないとも思いました。

ロティは全粒粉というイメージがあったのですが、出てきたロティは真っ白ふわふわ。
形は丸型で、人魂型のインドナンとは違う印象でした。でも、ふわふわとぱりぱりの同居した食感、丸みのある甘めの味わいで、生地自体はナンと変わらないのかな、とも思いました。

表面にバターが塗っていないので、そこはシンプルな味わい。
冷めると見た目は萎びますが、硬くなり過ぎず美味しかったです。
お替り自由だそうですが…… 初期設定が4枚では、なかなかお替りまではいきつかないと思います。

ほうれん草炒めはスパイス感は少な目。
油は使ってはいるようでしたが、こちらも少な目。
スパイス料理というよりは塩炒めかな。
少ししょっぱかったので、ロティを薄く裂いて真ん中にサンドして食べるくらいが味としてはちょうど良い。
ロティじゃなくてライスだったら、きっといい塩梅の塩気のおかずになったと思います。

カリフラワーとじゃが芋のスパイス炒め。
これはしょっぱ過ぎずほんのりスパイスの香りがついていて、美味しかったです。
家庭料理、って言う感じ。
グリンピースごろごろでお野菜たっぷりな印象でした。
最初に「ネパール料理とインド料理って、どういう風に違いますか?」 と聞いてみたら「スパイスたくさんは使わない、身体に優しいお料理です」 と仰ってたんですが、なるほどねぇ、と思うお味でした。
ほんのりスパイス感、という控えめで慎ましやかなお味。

ダルカレー。
美味しかった。
ダルカレーってしょっぱいイメージだったんですが、すごくまろやかで優しいお味。丸みのある穏やかな印象。
お豆は小さくて柔らかくて、ほんのり甘みがある。
とろっとしたスープ状の豆カレーでした。
マトンカレーが塩気の強い辛めのカレーだったので、ダルの優しい甘さがすごく合っていました。
お口リセッター。
しかもお替りできるらしい。お腹空いてたらいただいたんだけど、さすがに4皿+巨大ロティ2枚半ではお替りするお腹の余裕はなかった。

チョイスカレー。
ポーク、チキン、マトンから選べたのでマトンを選択。
濃いめの茶色の緩めソースなカレー。
お肉は小さ目ですが、小さなカダイに4、5片入ってたのでまあまあ豪勢な感じ。
カレーソースの部分をいただくと、かなりしょっぱ辛い。そして感じる強烈な羊臭。
久々の獣臭いマトンカレー。
苦手な方なら食えないレベルかな、と思いつつお肉を食べてみましたら、意外にこちらは臭くない。
筋っぽさはありますが、柔らかく煮こまれて臭みもなくて味が染みていて美味しい。
マトン臭いのも三口くらい食べれば慣れてしまうわたしには、なかなか良いかんじのマトン具合でした。
ただ、ちょっとしょっぱい(^_^;)

全体的に少し塩味が強めかなと思いました。
でも、塩分高めの濃い味付けでご飯をたくさん食べるという考え方は、日本の伝統とも被ってるよね。
なんとなく 日本的 という言葉が浮かびました。
確かに、ご飯で頼む方が合う味付けだなあ、と思いました。

スパイスは辛さを追求しない使い方。
香りもそれほど強くなく、油分も控えめです。
でも、量が多かったせいか夕方まで満腹感は持続。お夕飯不要でした。
お腹もかなり長時間ぽかぽかと温かく、スパイス使っていないようでいて利いてるのなー、と思いました。

チャイはスティックシュガーが添えられた無糖タイプ。
乳脂肪高めのミルキーなチャイで美味しかったです。
でも、こちらもスパイス使ってる雰囲気はあまりなく、普通の煮出しミルクティー? と思ってしまった。

こちらのお店は、ネパールの料理のお味を忠実に再現しているのが売りだそうです。
トゥクパセット(ネパール風ラーメン+チャーハンのセット)、チョウミンランチ(ネパール焼きそば)なんていうランチには珍しげなメニュー、ビリヤニもあり、もう一回行きたい、と思いました。
ビリヤ二もですが、ラーメン、焼きそば、チャーハン、という中華みたいなラインナップ気になる。
お店の入り口は狭くてわかりづらいですが、看板出てるので場所自体は迷わないと思います。
お店の入り口ね、階段の途中みたいなところに在るのよ(笑)

食べログ:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230105/23061918/

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