2018年5月17日木曜日

レトルト / 愛鷹山麓あしたか牛カレー

静岡ご当地あしたか牛カレーで朝カレー。
あしたか牛というのは、愛鷹山麓の富士箱根伊豆国立公園付近で育てられた肉牛だそうで、パッケージを見ると、JAなんすん名義のあしたか牛推進協議会というのがあるらしい。そしてこちらは、そちらの推進協議会の看板背負って、沼津商工会の認定を受けている、と。



良く解らんが、地元より強力に推されている品である、という理解でよろしいか。
販売者も南駿農業協同組合である。で、監修は沼津東急ホテルの元総料理長である。
うん、間違いなく地元の強力な推しを感じる。

というわけで、期待を込めて湯煎でじっくりと温めていただきました。
パウチを開けて、お皿にドバっと出しました。ら。
ごろごろと落ちてくる、肉。

肉でかっっ! しかも数も多い! 5個くらい入ってる? そこにプラス崩れた破片肉。
見た目はしっかりと赤身肉。筋っぽい透明感は見当たらない。
やだ、かなり良い肉? と思いながら、がっついてお肉をスプーンでお口に運ぶのですよ。

やっっ柔らかい! ほろっと崩れる柔らかなお肉です!
良い肉だ、良い肉感がすごいある!

お味の方はデミカレー系です。
欧風、っていうよりホテル風だね、さすが東急ホテル総料理長(元)監修。
スパイス感は全然ないけど、コクとか旨味ですね、ブイヨン系の深みのあるお味ですごく美味しい。
濃厚だけど品もある。濃くてまったりとしたお上品なお味。
正統派というか、すごく理想的なデミカレーの味。

ホテルカレーは信用できない、というのが持論でしたが、そんな意見は金輪際覆す。
美味しいです。美味しいホテルカレーはこの世にある。
美味しいねえ。

お肉も絶対良いお肉。
一口で口いっぱいになるくらいな大きな塊が入ってるのに、これがびっくりするくらいにちゃんとした肉。
感動的。筋も脂もない赤身肉。
お肉は確かにデミの味が染みてる感じがするけど、ソースの濃厚さを吸いきってるというよりは、ちゃんとお肉の味も残ってる。
肉の風味のある肉だ。
絶対これ良い肉使ってる。

もらい物でお値段解らないけど、結構高いんじゃないかなぁ。
奮発してもらった気がします。美味しいもん。

そういうカレーでした。
ご当地カレー、っていう明らかななんかこう「特産っぽさ」みたいなものはなくて、極論すればただの「すごく美味しいビーフデミカレー」なんだけど、いやあ、お土産にぜひもらいたい。
…… あげたいじゃなくて?

あげたいじゃなくて、もらいたい。
沼津に旅行したら、ぜひお土産に買ってきてくれ! 誰に言ってるんでしょうか(笑)

http://www.ja-nansun.or.jp/tokusan/pb.html?_blank#curry






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