歓待ついでの昼食会で、第四回カレー会開催と相成りました。
マダムからの手土産は、レトルトカレー2点と、手作り感満載のカレー批評同人誌。
ありがたいことです(ほろり)
東京の有名店や老舗、初耳のお名前のお店もありましたが、店舗データと食後の感想の載った可愛い豆本同人誌、読んでいるとカレーが食べたくなる代物でした。
で。
カレー会ですよ。
マダムはレトルトカレーを持って来てくれたにもかかわらず、「これはあげるから他の食べよう」 とおっしゃるので、我が家のストック袋からお好きなカレーを選んでいただきました結果、今回のカレー会で食すのは
キッチン88のチキンレッドカレー と MCCの3種の豆カレー ということになりました。
タイカレーと、豆カレーはインド風かな?
テイストの違う2種類で、なかなか豊かなカレー体験となりました(*^_^*)
というわけで、先ずは 本格臭がぷんぷんする、かなり辛そうなレッドカレー。
「チキンカレー」 なのでお肉は鶏肉のはずですが、筋張った見た目はツナのようです。
数は結構入ってる。二人で半分ずつ分けても、一人4、5片ありました。
そしてちょっと不思議だったのは、グリーンピースのような緑色の丸いもの。
こちらもわんさか入っており、グリーンピースなんかタイカレーに入るの? と首を捻りつつ、一口あーんといただいてみました。
いただいてみました。ら。
…… 辛い!
わたしの第一印象は、とにかく辛みがぴりりと強い。
以前タイフェスで食べたお料理の印象によく似た辛味で、わたしの中ではかなり本格的な味わいと感じました。美味しい。けど辛い。辛いなあ。
しかし、辛いもの好きのマダムの感想は「辛いけど甘くて、タイカレーらしくて美味しいね」 。
「甘いですか?」 と聞けば、「ココナツミルクかなぁ、甘いよ」 というお返事。
わたしには、一口目ではまだ辛さのインパクトが強過ぎて、甘味を感じるには至りませんでした。
しかし、二口三口と食べ進むにつれて、次第に甘みを感じるようになってきます。
直球ダイレクトな甘さとはまた違う、奥底にほんのりと横たわる、マイルドな甘みです。砂糖甘さだと思うんだけど、でもほんのりとやわらかな印象。
ほんとだ、ちゃんと甘い。
ツナによく似た見た目の鶏肉は、ぱっさりしつつもほぐれるような食感で、感覚的にはやっぱりツナに近い感じ。
「ツナっぽい肉ですね」 と言ってみたら「ササミとかそういう感じなのかな?」 とのお返事で、言われてみればそういう筋線維っぽい感じなのかなぁ、とも思いましたが、やっぱりわたしの感覚では、鶏肉よりツナに近い感じでした。
チキンはチキンでもシーチキン。
緑の粒々はグリーンピースと言うにはちと硬く、割れるとか弾けるとか表現したくなる食感は、グリーンピースっぽくない。
小さい粒々なので味という味は解りませんが、とにかくグリーンピースではなさそう。
見た目は完璧グリーンピースなんだけど、と思いつつ後日調べてみたら、これはなんでも「雀茄子」 という現地のお茄子であるらしい。
こんな小さいのに茄子。
不思議な食物。初めて食べました。
豆カレーの方は、お豆はゴロゴロ山盛りで、加えて挽肉もたっぷりです。
結構良いお値段だったと思うのですが、お値段高めらしい具材の豪華感。
3種類と言うことで、入ってるお豆は大豆、金時豆、黒大豆。赤い金時豆の存在感が特に目立っている雰囲気でした。
香りはそれほど強くない、でもやや爽やかなスパイス風の香りです。
辛口表記は4/5 ですが、辛そうな香りではありません。
色味もパッケージ写真ほど黒々と艶やかではなく、茶色程度な表現のできる、わりと普通の欧風カレーなんかに近い色。少し褐色系、というくらい。
癖の強そうな感じはしません。
もとより、辛いタイカレーを食べた後の口では辛味に対し鈍感なわけで、一口食べた豆カレーは、やっぱり全然辛くない。
かと言って甘いわけでもないのでして、感じたお味は、爽やかな酸味。
一応原材料的にはトマト味が優位であろうと思われるのですが、トマトの甘酸っぱさとはちょっと違います。
クミンみたいな、ああいう酸っぱさ。
でも、クミンとは書いていないんだよね。カレー粉としか書いてないんだけど、調合的に酸味スパイスが多めなのかな。
滑らかと言うところまではいかないけど、ややとろっとした感のあるソースで、豆や挽肉によく絡んで美味しいです。
タイカレーの辛さと甘さの刺激のあるストレート気味な味付けに対し、こちらは複雑に絡み合う、具材とスパイスの味わい。お味の傾向も酸味系。
2種類のカレーが味覚上で上手に住み分けされまして、大満足なチョイスでした。
そして何よりも、友と感想を言い合い食べるカレーと言うのは、一人で黙々食うのと違う満足感があるのでした(*^_^*)
チキンレッドカレー
本格的なタイのレッドカレーをご家庭で!
柔らかく煮こんだチキンに赤唐辛子が効いた辛みとコクがあるカレーです。
鶏むね肉
ココナッツミルク
赤唐辛子
タイなす
にんにく
エシャロット
レモングラス
ガランガル
バジル
大豆油
えびペースト
砂糖
魚醤
コリアンダーシード粉末
クミン粉末
MCC 3種豆カレー
神戸テイスト
ハーブと香辛料が活きたさわやかな香りのソースに、3種の豆、大豆、金時豆、黒大豆とひき肉を加え、爽やかに仕上げた”豆のカレー”です。
3種豆のカレーは、ハーブと香辛料が活きたさわやかな香りのカレーソースに、3種の豆、大豆、金時豆、黒大豆とひき肉を加え、爽やかに仕上げた”豆のカレー”です。
3種類の豆の風味とたっぷりの具材感を楽しんでいただける、スパイシーなカレーです。
ちょっとの工夫でもっとおいしく!
ごはんだけでなく、パンにもよく合います。
グラタンやドリアのソースとしてもお楽しみいただけます。
神戸テイストカレーシリーズ
1868年に国際港として開かれてから洋食文化が育まれてきた街、神戸。
エム・シーシー食品は、神戸で1923年(大正12年) 創業しました。
神戸テイストカレーシリーズは、洋食の街で培われた独自の調理技術とレシピをもとに、新鮮な素材を活かし、ご家庭で気軽に楽しんでいただける、本格的なカレーシリーズです。
わたしたちは、これからも製品を通じて”新しい食卓、食シーン” のご提案を「デザイン都市・神戸」 から発信してまいります。
<2008年10月16日 神戸市は、ユネスコ「デザイン都市」 に認定されました>
たんぱく質 11.2g
脂質 11.3g
炭水化物 21.6g
ナトリウム 900mg(食塩相当量 2.3g)
ソテードオニオン
大豆
鶏肉
金時豆
トマトジュース
チキンエキス
りんごペースト
砂糖
香辛料
しょうが
大豆油
ガーリック
小麦粉
食塩
カレー粉
調味料 アミノ酸等
増粘剤 加工デンプン
香辛料抽出物
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