2016年8月4日木曜日

千種区 / 元祖★台湾カレー

住所は今池だけど、場所は千種のJR側のすぐ駅前。
向かいにネパール系っぽいカレー屋さんの「アンナプルナ」、同じ並びに多分CoCo壱と薬膳カレー出すカフェもある、カレーフレンドリーな一角にあります。

■ 食べたもの
台湾カレー小盛り 740円+唐揚げ 90円

■ 感想

ずーっと気になってた台湾カレー。
行ってみたいんですよねー、と何気なく言ってみたら普段無口でロクに会話してくれない職場の方が、「美味しいですよ! ぼくたまに行きます!」 と熱意を込めた口調で応えてくれた。
ので、ものすごい興味が高まって、会話の翌日にはもう足を運んだ。
足を運んだのです。
そして食ってきたのです。

お昼はだいぶ回って13時近かったせいか、店内は空席があり、待たずにご飯にありつけました。
2階への階段があるっぽかったですが、お店はカウンター席だけなのかな?
入口の券売機で食券を買うのですが、店名台湾カレーでも台湾カレー以外のものもあるようです。
と言うか、ベースのカレーがあって、辛い挽肉(台湾ミンチ) を乗せたものが台湾カレーなんですな。

台湾カレーにはデフォルトで卵黄とお葱が少し乗っています。チューブっぽいにんにくも添えられますが、こちらはありなし選んで店員さんに口頭でお伝えする仕様。
わたしはにんにくでお腹壊すことが多いので、ほんの少しだけにしてもらえますか、と言ったら、耳かき一杯分くらいの少量仕様にしてくれました。ありがたい。

トッピングが最初から乗ってる形でメニュー化されているものもあるのですが、唐揚げ台湾カレーはなかった。
なので、別売りで唐揚げの食券を買って、トッピングにしてもらいました。
90円のお値段に納得のどでかい唐揚げで、デフォで乗ってる卵黄と並ぶと、かなりビジュアル的にインパクトとボリューム感があります。
唐揚げ、女性なら確実に一個で十分だと思います。
でっかい唐揚げだなあ、と感心しながら、カウンターのお勧めの食べ方に従っていただきました。

まずはカレーのルゥ。
と言っても、上に乗ってる台湾ミンチの辛そうな油がだくだくとルゥの上に広がってしまっているので、ベースのカレールゥの純粋な味は味わえない。ちょっと辛い油をまとった、そんなカレールゥとご飯を一口。
あ、油の辛さは確かにあるけど、ベースのルゥはまったり甘め。CoCo壱のカレーってあんま食べたことないんですが、あーいう汎用カレーをイメージする味わい。
甘くてまったり濃いめの、子供でも食える大衆カレー。
なるほどねーと思いながら、台湾ミンチを混ぜてさらに一口。
おお、辛くなった。
台湾ミンチは結構辛いです。ピリピリくる。でも、辛さに強くない人でもそれなり食える辛さではないかしら。ベースのカレーは甘めなので、良く混ぜて食べると甘辛の味わいに辛みの刺激で、ちょっと癖になる感じ。
さらにお葱とにんにくを混ぜ込み、三口目いきます。
耳かき一杯のにんにくですが、にんにく、かなり効きます。刺激性の辛さがさらに加わり、且つ口の中ににんにく臭が満杯で、これはお仕事中に食べるのは向いていなかったかも(^_^;)

と若干後悔しましたが、懲りずに続いて卵黄へスプーンを伸ばします。
卵黄濃いめで、台湾ミンチ&お葱を混ぜたカレーと一緒にいただきますと…… 辛さ一気に沈静化。にんにく臭もかき消され、口の中が中和されます。
でも、やっぱり辛さがマイルドになり過ぎちゃうのが難点ですね。
全体に混ぜれば辛さの中和度は下がるけど、マイルドが広がり過ぎちゃうのは、辛い物好きとしてはもったいない。
全体に卵黄が混ざり過ぎないよう気を付けて、卵部分だけ先に食べてしまいました(笑)

カウンターのお勧めの食べ方に従って一通りカレーを楽しんで、お次にようやく唐揚げへ。
これは大変大きなもの。
熱々かりかりサクサクっぽいのが見た目にも伝わってくる、ハードタイプの唐揚げです。
期待を込めていただきますと、熱々の肉汁がどわっと溢れ…… 超熱いわッッ!

特段猫舌ではない、むしろ熱々大好きなわたしですら熱いと感じる、ハードな熱々唐揚げです。
歯触りはざくざくと硬めで、味が濃くて、ビールとかマジ欲しくなるジャンクフード。
旨いなー飲み屋で食いたい唐揚げ。
脂を全然剥いでいないので、厚めの皮と皮裏の脂がじゅんわりもにゅもにゅしていて、硬めの衣のざくざくな歯触りとのコントラストもまた楽しい。
卓上の昆布酢を少し垂らして食べますと、甘みと爽やかな酸っぱさが加わり、これもまた良いです。さっぱりしてさらに美味しい。

そうそう、卓上にはカレーに掛けて味変に使える調味料が幾つかありまして、ガラムマサラっぽい混合スパイスもありました。
これ、すごく香りが良いです。普段はHACHIのガラムマサラを愛用しているのですが、もっと旨みの効いた甘い香りがするのです。
旨み系調味料も入ってるのかな。味も、辛さと言うより甘い旨みを足す感じ。
後は昆布酢、キムチもありました。

キムチは、卵黄混ぜてマイルドになり過ぎたカレーに加えて食べますと、刺激が足されて辛さが復活する感じ。
昆布酢は後味がさっぱりするとともに、昆布の染みだした旨みが甘くて、マイルドさが増します。
お腹が膨れかけたときに加えると、食べ易くなって苦しくない(笑)
個人的には、昆布酢は唐揚げに掛けたいですね!

食べ終わる頃には口の中も外もかなりぴりぴり。
辛すぎる印象ではなく味覚的にはまだまだ辛くてもいけそうでしたが、唇はだいぶ「辛いよ~」 と訴えておりました。
基本の味が甘辛のバランス取れてたせいか全然もっと辛くても平気と思いましたが、でも、やっぱりかなり辛いものだったんでしょうね。
食後の感想はそんな感じ。

唐揚げがすごく大きいので、大食漢のわたしですが、小盛りにして正解でした。
トッピングなしなら普通盛もいけたと思う。
わたしはかなり好きな味でした。味を自分の好みでちょこちょこ変えられるのも良い。キムチと昆布酢は後半の楽しみに使いたい。
もう少し台湾ミンチの油分を切って下さると、もっと食べ易いかなと思います。

とは言え、厨房のお兄さんが超良い笑顔で接客も感じ良く、ミンチの油分はもう納得して、ぜひもう一回行きたいお店と感じました。
お兄さん、お店混んでなかったせいか、席で満腹と満足を味わっていたわたしに「辛くなかったですか?」 とか声かけてくれて、「また来てくださいね」 と超良い笑顔で言って下さったのでした。
「ぜひまた来ます!」 と約束し、気持ちの良い「ありがとうございましたー」 を背に、お店を出たのでありました。

美味しかったな~思い出しても美味しかったな~、でも次行ったら、絶対にんにくは抜いてもらうんだ(笑)

そして、わたし結構ついったで食べたカレーの報告をするのですが…… 台湾カレー大須店の「イイネ」 がやって来てちょっとびっくりしました。
千種店のお兄さんの接客と言い、客のついったにイイネする大須店の身軽さと言い、お客フレンドリーなお店は感じが良いですね。
その一点でも、台湾カレー、ちょっと贔屓にしちゃいそうです^^

食べログ:http://tabelog.com/aichi/A2301/A230106/23056143/



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