2018年3月11日日曜日

レトルト / 弦斎カレー

村井弦斎ってどっかで聞いたような、と思ってたら、これアレだ。
明治村のカレーのレシピ元の人だ。
明治村で食べたカレーはピーナッツの甘味たっぷり、土産物レトルトで食べたときには、肉とフルーツの甘味の利いた甘口カレー、という感想でした。

その村井弦斎のカレーをもとに現代風アレンジを加えた「湘南の食道楽」カレーだそうです。
愛知県犬山市(だよね、明治村って)のご当地カレーから、神奈川県平塚市のご当地カレーにカレーなる転身を遂げた弦斎レシピ。
どんな味だったかと言いますと。



うん。
端的に言えば 甘い 。

でも、嫌な甘さじゃないんです。
トマトケチャップの甘さ。うん、ケチャップの味が確かにする。
明治村のはトマトっぽくはなかったと思うのですが、こちらはトマトケチャップずばりな甘さが結構はっきり。
そしてリンゴのピューレも入っていますが、ちょっとバナナみたいな香りもある。まろやかにフルーティ、という雰囲気。
丸みのある優しいお味。
とんがったところのない、身体に良さそうな滋味の趣。
香りも非常に優しいです。甘酸っぱく、けれどもレトルトの作りものみたいな匂いではない。まろやかな香り。
ほんと、身体に悪い感じがしない。

加えて見た目も豪華です。
お肉、小さめだけどはっきりした形でごろごろと5、6片入ってる。
柔らかジューシー、という感じではないけど、きゅっと詰まった食感ながらパサつきは少なく、ほろっとした感触です。
ジャガイモも人参も大き目で、こちらも少し硬めに食感残っており、食べ応えがしっかりあります。

ピーナッツは入っていないみたいで、同じ弦斎レシピでも雰囲気は違いますが、でも、この甘みの強いフルーティ甘口系、具材豊富で身体に悪くない感じなど、確かに通底するものはあるかも。

明治村の方が個性という意味では勝っていてご当地カレーとしての存在価値は高そうですが、湘南弦斎も、上質感という意味では十分以上な印象です。
トマト甘いカレーってあんまり好みではないんですが、好みとは無関係に、これは結構美味しいものだと思いました。
もらい物だからお値段解らないんだけど、お値段しても不思議じゃない、美味しいカレーでございました。

と思ったら、化学調味料不使用なんだね。
お味の柔らかな優しさは、この辺もあるのかも知れませんね。

販売者:株式会社フリーデン
本業はお肉屋さんみたいですね。
ベルマーレカレーに取って代わられたのか、弦斎カレーはラインナップに見当たりませんでしたorz











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